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【感動実話】残された生命50日間の新婚生活で結ばれた永遠の愛

      2017/06/27

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たった50日の新婚生活 夫の死を覚悟した妻・・・奇跡の夫婦愛

「奇跡体験!アンビリーバボー」より

一番大切な人の命が、「あとわずか」だとしたら、あなたは、笑顔でいられますか?

笑顔が絶えない家庭

道化師として活躍していた望月美由紀さんは、施設やイベントを回って、多くの人に笑顔を届けてきました。

そんな彼女が恋した相手は・・・杉山一衛(かずえ)さん。

人を喜ばせ、笑顔にすることが大好きな、やさしい青年です。

友人だった期間を経て、出会いから7年が経った2011年2月12日、2人は結婚しました。

一衛さん(当時36歳)、妻・美由紀さん(当時34歳)

2人は、笑顔が絶えない家庭を夢見ていました。

「幸せでしたね・・・これでずっと一緒にいられるんだなっていうのが、

嬉しかったですね。」(美由紀さん)

突然の悲劇が・・・

結婚式の翌日。

「ねえ、こんな大量のスパイス、何に使うの?」(美由紀さん)

「これシチューに入れると、野菜の甘みを引き出すことが出来るんだよ。」(一衛さん)

「へぇー。これからは、かずくんの美味しい料理、毎日食べられるんだね。」(美由紀さん)

「任しとけ・・・」(一衛さん)

「・・・」

「かずくん、どうしたの?」(美由紀さん)

夫・一衛さんが、突然倒れてしまいました!

美由紀さんは、すぐに一衛さんを病院に運びました。

「あのー、透析患者なんです。左手にシャントがありますから・・・」

シャント・・・人口透析を行う際、十分な血液量を確保するために、動脈と静脈を人工的につなぎ合わせた血管。

実は、一衛さんには、腎不全の持病がありました。

定期的に治療を受けていて、突然倒れる様なことは、一度もありませんでした。

しかし・・・

今回は倒れたきり、意識も戻りません。

原因がつかめないまま、予断を許さない状態が続きました。

明日の命も危うい状況

倒れてから2週間後の、2011年2月26日

一衛さんは、意識を取り戻しました。

「ねえ、私の名前言ってみて。」

「もちづき・・・みゆき。」

「ははっ。違うよ。杉山美由紀でしょ!? 私たち結婚したじゃない。」

「結婚!?」

「覚えてないって・・・悲しいね。」(一衛さん)

一衛さんは、倒れる数日前からの記憶を、全て失っていたのです。

一番笑っていて欲しい最愛の人から、笑顔が消えた。

さらに追い打ちをかけるように突きつけられたのは、「成人スティル病」という難病に冒されているという事実でした。

「成人スティル病」とは、原因不明の難病で、全身に炎症ができ、高熱や関節の痛み、発疹などの症状を引き起こす難病です。

一衛さんの場合、成人スティル病の併発で、持病の腎不全がさらに悪化。

このままの症状が続くと、明日の命も危うい状況だと告げられました。

彼の前では、絶対に涙は見せない

「これから私・・・どうしたらいいの?」

美由紀さんは、最愛の人の死を覚悟しました。

そして、美由紀さんは、考えました。

こうなった今だからこそ、大切なことは何なのか?

「かずくんに笑っててほしい・・・」

夫に、笑顔を取り戻して欲しい

道化師として、人を笑顔にしてきた自分なら、きっと夫のことも笑顔に出来る・・・

「彼の前では、絶対に涙は見せない」、そう決めたのです。

そして、美由紀さんは、一衛さんの前で明るく振るまい、笑顔を引き出そうとしました。

「さあ、かずくん。笑ってみよっかー。

ねえ、知ってた? 笑うと免疫力が、ものすごーくアップするんだって!

だからさ、笑って笑って。」

「・・・」

「ごめん・・・」

しかし、起き上がることすら出来ない一衛さんから、笑顔を引き出すことは出来ませんでした。

だって、約束したじゃない

そんなある日、車イスで散歩している時でした。

一衛さんがポツリと、「ごめん」とつぶやきました。

美由紀さんは、「あやまらないで」、

「だって、約束したじゃない。」

結婚前の、2010年秋、

「僕には持病があるから、君に迷惑かけてしまうかもしれない。」

「それでも結婚したい。」

「ダイヤとか買えないけど。」

「いいよ、そんなの・・・でも、婚約指輪は欲しいかな、シンプルなのでいいから」

「みゆの面倒は僕が見るから、僕の面倒を、みゆが見てくれますか?」

「はい。ふふふ・・・」

そのときのプロポーズの言葉を、一衛さんの言葉を真似て、美由紀さんが言いながら笑うと・・・

一衛さんが笑顔を見せてくれたのでした。

その時、美由紀さんは、『私が笑えば かずくんも笑ってくれる』、そう気づいたのです。

それから美由紀さんは、明るく看病を続けました。

すると、一衛さんに笑顔が戻ってきました。

「病状を良くすることは私にはできないので、気持ちは上向きにしてあげようって。

彼の前では笑顔でいようって・・・決めました。」(美由紀さん)

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一番笑っていて欲しい人

しかし、美由紀さんの気持ちとは裏腹に、病状は日ごとに悪化していきました。

倒れてから6週間の、2011年3月下旬

病魔は容赦なく、一衛さんの体を蝕んでいきました。

ある時、一衛さんは、携帯電話を操作しようとしたのですが、血流障害を起こしていた一衛さんの指は、もはや、細かいボタンの操作はできなくなっていました。

それは、残された時間が、残りわずかであることを示していました。

美由紀さんは、たまらなくなってトイレで号泣しました。

先月挙げたばかりの結婚式が、遠い昔のことのように思えました。

実は結婚前、美由紀さんには、人間関係で悩んでいた時期がありました。

その時、一衛さんから一通の手紙が届いたのです。

そこには

「泣きたくなったら、思いっきり泣いてごらん!つらくなったら、迷わず叫んでごらん!その全てを、受け止めてあげるから」

と書かれていました。

その手紙で、美由紀さんは笑顔になれたのです。

そして

「今度は私が支えるんだ。かずくんには、最後の瞬間まで笑っていて欲しい」、

美由紀さんはそう思いました。

それからも、美由紀さんは、一衛さんを笑わせ続けました。

道化師を演じきったのです。一番笑っていて欲しい人のために・・・

最後まで笑顔で・・・

しかし、倒れてから1か月半、病状はますます悪化。

一衛さんの命は、風前の灯火でした。

それでも、美由紀さんは涙をこらえ、一衛さんを笑わせようとしていました。

そして・・・一衛さんは、最後に笑顔を見せ、旅立っていきました。

2011年4月1日、杉山一衛さん他界(享年36歳)わずか、50日の新婚生活でした。

美由紀さんは、最後まで、夫の前で涙を見せることはありませんでした。

彼のサプライズ

ある日、家に荷物が届きました。

それは・・・

美由紀さんが欲しいと言っていた、婚約指輪でした。

「かずくん・・・覚えててくれたんだ・・・」

実は、一衛さんは、美由紀さんに内緒で、指輪を手配していたのです。

美由紀さんが指にはめてみると、大きすぎました。

「えへへへっ・・・サイズ間違ってるよ・・・ふふふふふっ」

人を喜ばせることが大好だった、一衛さんからのプレゼントが、最後に笑顔をくれました。

「かずくん・・・ありがとう」

「これが本当に、彼のサプライズだなと・・・。今来たか! 遅いよ、みたいな」

「知り合いに頼んで、サイズ直ししてもらいました。」(美由紀さん)

絶望的な状況の中で、お互いに笑顔を贈り続けた2人。

笑顔の記憶が、わずか50日の新婚生活を、愛に溢れた日々に変えてくれました。

「入院している間、ほとんど一緒にいたので結婚しても、それだけ一緒にいられることはないので濃いっていうか、良い時間を過ごせたなと思います。」(美由紀さん)

夫・一衛さんの死から4年経った今も、美由紀さんは、道化師として、全国を駆け回っています。

その胸には、2人の結婚指輪がありました。

美由紀さんは、これからも、道化師として笑顔を届けていきます。

 

一衛さんが残してくれた笑顔を支えにして・・・なんか悲しすぎて、まともに見れませんでしたが、美由紀さんには、これからも幸せになってほしいなと思います。(S.A.)

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