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五年目のひとり|東日本大震災の5年後を描く|ドラマあらすじ・キャスト相関図

   

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テレビ朝日 山田太一ドラマスペシャル「五年目のひとり」主演:渡辺謙

2016年11月19日(土)よる9:00~11:06放送

作:山田太一

みどころ

数々の名作を生み出してきた脚本家・山田太一さんと渡辺謙さんがタッグを組み、東日本大震災の5年後の人々を描く「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」。

東日本大震災から5年後の人々の心の機微を描く、感動の物語です。

2015年、東京のとある町の小さなベーカリーで働く男・木崎秀次(渡辺謙)は、たまたま訪れた中学校の文化祭でダンスを披露していたひとりの少女に目を奪われ、こみ上げる気持ちのまま「君のダンスがいちばんキレイだった」と少女に言葉を投げかけたことから、2人の交流は始まっていきます。

少女はやがて、彼が震災で失ったあまりに多くのもの、そしてまだ癒えぬ《心の傷》に触れていくことになります。

未曽有の大災害から5年。

苦難を乗り越え、立ち直った人もいるし、立ち止まったままの人もいる…。

忘れなければ生きていけない人もいるし、忘れたら生きていけない人もいる…。

中年男と少女の不思議な交流を通じて描かれる、震災の《その後》と《再生》の物語。

【渡辺謙 コメント】
東日本大震災以来、さまざまな形で支援活動に携わってきたので、このドラマにはある種の責務を感じながら取り組んでいます。
目に焼きついて離れないのが、震災から約1カ月後、避難所を回ったときに出会った男性の姿…。
家族もすべて失った彼は、自らの心を完全に周囲とブロックした状態でした。
僕は彼をハグして一緒に泣くことしかできなかったのですが、おそらく主人公の秀次もそうした深い心の傷を受けたのだと思います。
ドキュメンタリーの取材でも、継続的に福島の酪農家たちの心の揺れ動きを聞いてきましたので、彼らの心情をドラマのモチーフに乗せられたらと思っています。
山田太一先生の脚本は、セリフが積み重なっていく中で、それぞれの登場人物の抱えているものが丁寧に浮かび上がっていきます。
だからこそ役を作り込んで臨むのではなく、先生が書いたセリフにただ包まれていく…。
そうすることで、キャラクターが自然と生まれていくのを感じています。
そしてそのセリフを役者が発したときに、目が覚めるような新たな発見が生まれ、胸に突き刺さるんです。
まさに“山田マジック”ですね!
1シーンが長いので覚えるのは大変ですが、山田先生が振り絞って書かれたセリフの力を、今回も感じています。
テーマはハードですが、脚本はとても柔らかく、緩やかな希望や、ささやかな笑顔が描かれ、心温まるラストになっています。災害の多い国に生きる私たち日本人すべてに届くドラマだと思っています。
市原悦子さんとは初共演ですが、まさに“怪物”のような方ですね!
こちらの予想をいとも軽々と超えてくるような、素晴らしいお芝居をされるんです。
山田太一先生から託された際どいセリフも嫌味なく乗り越え、人間として強く投げかけてくださるところに、懐の深さを感じました。
2人のシーンでは方言を交えながら演じましたが、濃すぎず、かといって薄まりすぎず、という絶妙な方言のバランスを一緒に探りながら演じさせていただきました。
蒔田彩珠さんはプレッシャーを感じていたのかもしれないのですが、そんなところを見せず、飄々としていた印象があります。
もし僕が14歳のときに同じような役をもらったらビビりまくると思いますが(笑)、彼女はとてもいい意味で、人間的に“太い”のかもしれません。
これからも自分の思うように進んでいってほしいなと願っています。
高橋克実さんとは同郷なのでプライベートで一緒にゴルフに行ったり、妻もお世話になったりして、家族のように接していただいています。
共演は久しぶりでしたが、彼は微妙な距離感をとらえるのが上手で、今回の役柄も入りすぎず、遠ざけすぎず、微妙な距離を取って演じてくださったので、とてもやりやすかったですね。
素晴らしいキャストの皆さんが揃って、まさしく適材適所。
山田先生の思い描かれた世界観を、とてもさりげなく、“どの町でも起こりうるような物語”として共に表現することができ、とてもうれしく感じています。

【市原悦子 コメント】
渡辺謙さんとは初共演ですが、よく気のついてくださる、やさしい方ですね。
人間的にはもちろんですが、ハリウッド、舞台、映画、ドラマ…と俳優としてさまざまな“場”を知っている分、視野が広くて…。
それが、とても頼りになりました。
今回は決して暗くならずに、逆に明るく、ちょっぴり能天気に演じようと考えました。
そうすることで、苦しみや寂しさをより表現できたら…と思ったからです。
また、謙さん演じる秀次さんとのつながりが浮かび上がるように、ほんの少しですが、方言を入れて演じました。
本番寸前に方言指導の先生に教えていただいて、ぶっつけ本番でセリフに組み込んだので、謙さんもビックリしていましたね(笑)。
山田先生の台本は、何気ない言葉がとても深いんです。
演じようによっては何となく過ぎてしまうし、かといって大上段に構えて演じたら嘘になってしまうという難しさがあります。
そしてまた、独特で覚えにくいのだけど、覚えてしまうと、なんと魅力的なセリフだろうと感じ入ります。
だから今回も一生懸命、覚えましたよ!
なんといっても、山田先生は人生の大先輩ですから、特別な気持ちをもって臨みました。
この作品で、傷の負い方は皆ひとりずつ違うのだということを思いました。
とても教わることの多い作品でした。

【蒔田彩珠 コメント】
このお話をいただいたときは、とにかく不安な気持ちが大きかったです。
亜美は普通の女の子ですが、とても明るい性格。
私自身は暗いわけではないけれど、キャピキャピしていないので、自分に演じることができるのだろうかという思いが強くて。
しかも、主演が渡辺謙さんと聞いて、本当にびっくりしました。
もう存在が大きすぎますし、セリフを間違えたりしたら怒られてしまうのではないかとなんて、勝手に思っていたんです。
でも、実際は、私がミスしたら、ギャグのアドリブで返してくださるような面白い方で、現場の明るいムードを作って下さいました。
それでいてカメラがまわると目や雰囲気がガラっと変わるんです!
渡辺さんは本当にスゴイ!と改めて感じて…引き込まれてしまいました。
撮影では、震災に対する亜美の思いがどんどん変わっていくのをきちんと表現したいなと思って頑張りました。
亜美の心はいろいろな感情が入り乱れてごちゃごちゃになっているので、それをぜんぶ表現するのはとても難しかったです。
でも、山田先生の台本と向き合うことで、震災についても、もう一度考えることができました。
今までにない経験がたくさんできた、特別な作品になりました。

【高橋克実 コメント】
山田太一先生の作品は初めてで、自分が山田作品に出演できるとは思ってもいなかったので感激しました!
山田先生の脚本はセリフが自然すぎて、読んでいて一瞬、何のことを言っているのかわからなくなるときもあるのですが、なるほどリアルな会話ってこんなふうに話が飛んだりするものだなと…。
その“山田節”がとても面白く、今回、参加できることをただただうれしく思っています。
渡辺謙さんとは『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』(2009年、テレビ朝日)以来の共演でしたが、謙さんとのお仕事は、とても気持ちのよい空間に身を置いている感があります。
同じ新潟出身で年齢的にも近いので、特に準備などしなくても、すんなり気が合うんです。
市原悦子さんとは今回初めてご一緒させていただきましたが、普通に会話しているのか、セリフなのか、区別がつかないぐらい演技がリアルで本当にビックリしました!
日本の女優さんの中でもナンバーワンといえる方ですし、ずっと憧れの存在でしたので、こんなにもドキドキワクワクした撮影は久しぶりでした。
素晴らしい現場を経験させていただいて、感謝しています。

【山田太一 コメント】
東日本大震災は甚大な災害でした。
あれから5年以上が経ち、被災された方のお気持ちにも当然ながら変化があることと思います。
ただ、“5年も経てば悲しみも少しは薄れるだろう”という一般的な感覚、“悲しみの常識”みたいなものが、人それぞれの悲しみを見損なってはいないかとも感じていました。
5年をすぎて、なんとか穏やかに悲しみの居場所を心に抱いてらっしゃる人々も多いでしょう。
しかし、まだまだ目の前に解決しなくてはならない現実があり、気がつくと年月が経っていた…。
そんな“空白”に似た悲しみの形もあるのではないか。
更に、一度押さえこんだ悲しみが、思いがけない過去の不意打ちで甦ることもあるでしょう。
頑張って強く生きようと、いつの間にか悲しみに蓋をしていたことに気づく人も。
月日を経て初めて感情を解き放つ人のドラマを描いてみたいとも思いました。
渡辺謙さんは中年期の成熟と純粋さを兼ねそなえた人物を、説得力を持って演じられる人です。
謙さんと組めるのなら、『王様と私』が終わるまで待つ値打ちがあると思いました。
謙さんは大変な試練を何度も経られて、何度目かの旬を迎えてらっしゃるという思いがあります。
私が気がかりだったシーンも、謙さんがある意見を提案して乗り越えてくださいました。
さすがだと敬服しました。
謙さんならば、被害に遭われた方々に穏やかに深く心を寄せて演じてくださると信じています。

[出典:五年目のひとり(テレビ朝日 > http://www.tv-asahi.co.jp/5nenmenohitori/ ]

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あらすじ

中学生の松永亜美(蒔田彩珠)は文化祭からの帰り道、歩道橋で見知らぬ中年男(渡辺謙)に呼び止められる。
男は、文化祭でダンスのステージに立った亜美を見たといい、「キレイだった。いちばんだった」と称賛の言葉を贈り、立ち去っていく。
思いがけない褒め言葉に亜美は有頂天になるが、その話を聞いた母・晶江(板谷由夏)が心配のあまり、自宅に警察を呼ぶ騒ぎにまでなってしまった。

数日後、亜美は偶然、街で男を見かけ、彼が小さなベーカリー『ここだけのパン屋』で働いていることを知る。
その男、木崎秀次は半年間ほど複雑骨折で入院していたという話で、知人・花宮京子(市原悦子)の誘いを受けて故郷からこの町に移住し、社会復帰のリハビリとして無給で働いているようだった。
母が疑うほど、木崎のことを悪い人間には思えない亜美。
会話を重ねるうち、次第に秀次と打ち解けていく。

そんなある日、亜美は『ここだけのパン屋』主人・上野弘志(高橋克実)から、秀次の本当の身の上を聞く。
実は、秀次は東日本大震災の津波でいちどに8人もの家族を失ったという、あまりに壮絶な過去を秘めていた…。

[出典:五年目のひとり(テレビ朝日 > http://www.tv-asahi.co.jp/5nenmenohitori/ ]

キャスト・登場人物相関図

木崎秀次(きざき・しゅうじ)…………渡辺 謙
寂れた商店街にあるベーカリー『ここだけのパン屋』のアルバイト。
同郷の知人の紹介で、この町にやって来た。
半年間ほど複雑骨折で入院していたため、無給でいいから社会復帰のリハビリとして働きたいというのだが、実は秘密にしていた過去があり…!?

上野弘志(うえの・ひろし)…………高橋克実
『ここだけのパン屋』店主。
開業して17年、妻・春奈と二人三脚で店を切り盛りしてきた。
春奈の急な入院により、人手が足りず困っていたときに京子の紹介で秀次をアルバイトに迎え入れる。

上野春奈(うえの・はるな)…………木村多江
弘志の妻。
夫と2人で『ここだけのパン屋』を切り盛りしてきた。
急性膵炎のため、突如入院することに…。
夫が秀次の素性を何ひとつ聞かず、雇い入れたことに不安を抱く。

松永 満(まつなが・みつる)…………柳葉敏郎
亜美の父。
町工場を営んでいる。
妻の晶江と違って、事なかれ主義なところがある。

松永晶江(まつなが・あきえ)…………板谷由夏
亜美の母。
クリーニング店でパート勤め。
何かと白黒つけたがる性格で、娘の亜美が秀次に声をかけられたと知り、騒ぎ立てて通報する。

松永晋也(まつなが・しんや)…………西畑大吾
亜美の兄。
筋肉トレーニングが趣味。
マイペースで、家族に対しても無関心だが…!?

松永亜美(まつなが・あみ)…………蒔田彩珠
中学生。
文化祭で発表したダンスをほめられたことをきっかけに、秀次のことが気になり、度々会いに行くようになる。

西沢いずみ(にしざわ・いずみ)…………山田 優
亜美が通う中学校の美術教師。

花宮京子(はなみや・きょうこ)…………市原悦子
秀次とは同郷の女性で、長い知り合いらしい。
現在、妹夫婦が経営する老人施設の入居者たちの外出補助をボランティアで請け負っている。
秀次のことを心配し、彼を上野に紹介する。
アパートで独り暮らし。
(出典:五年目のひとり テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/5nenmenohitori/)

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