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ヨメバワカル!漫画『万能鑑定士Qの事件簿』感想・書評・レビュー

   

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漫画「万能鑑定士Qの事件簿」 登場人物・あらすじ・感想

 

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漫画「万能鑑定士Qの事件簿」との出会い

原作は、松岡圭祐先生の小説「万能鑑定士Qの事件簿」。

2014年には、映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』が全国公開。

主演の凜田莉子役は綾瀬はるかさん、小笠原悠斗役は松坂桃李さんが演じました。

ミステリー物なら、映画・漫画・ドラマと何でも好きな私です。

小説も好きなのですが、せわしなく生きている毎日。

「時は金なり」がモットーで、「いかに短い時間で多くのものを楽しむか」を考えた結果、小説よりも映画・漫画・ドラマに行き着いた次第です。

……と言っても、近視で乱視で、最近は老眼もあるので、「細かい字を見るのが苦痛」というのが本音のところです。

映画は、「ミステリー」プラス「綾瀬はるか主演」ということもあって観ました。

小説は、息子がサンタさんにクリスマスプレゼントの一つとしてもらっていましたが、私はまだ読んでいません。

漫画は、休日によく立ち寄る「ブックオフ」で、つい最近偶然見つけ、1巻だけ買って読んでみたら意外に面白かったので、現在7巻までの既刊はAmazonで購入し、一気に読み終えました。

映画で観た内容はうろ覚えでしたが、莉子が万能鑑定士になるまでのいきさつや、「Q」の意味がわかったりして、どんどん引き込まれていきました。

8巻の発行が待ち遠しいこの頃です。

そして、同じく松岡圭祐先生の小説『特等添乗員αの難事件』もコミック化されていて、全3巻を購入して読みました。

これまた、「万能鑑定士Qの事件簿」に負けず劣らず面白い!

そんなこんなで、今回は、「万能鑑定士Qの事件簿」の魅力に迫ってみたいと思います。

あらすじ

主人公の凜田莉子(りんだ・りこ)は、人口約500人の、「南十字星が見える」日本最南端の有人島、沖縄県・波照間島の出身です。

フェリーで1時間かけて、石垣島の八重山高校に通い、「明朗快活」「容姿端麗」「感受性がひときわ強い」美少女なのですが、残念なことに成績はオール1。

高校卒業後の進路を、本気で心配する喜屋武(きやん)先生に、「とりあえず東京に出て働きたい」という莉子。

莉子が東京に行きたいのは、「水不足で悩む島の環境改善のため」。

その思いに心打たれ、東京行きを許可する喜屋武先生。

しかし、東京でも就職先を探すも見つからず、悩んでいたところ、テレビで「高価買取」をしてくれるリサイクルショップ「チープグッズ」を知り、荷物を入れてきたカートを売りに行きました。

そこで出会った社長の瀬戸内陸(せとうち・りく)に、「勉強のやり方」を教わります。

瀬戸内は、「君のように感受性の強い、感動しやすい人は、暗記が大の得意になるはずなんだ」と言い、記憶の仕方を教えていきます。

そうして、膨大な知識を蓄えていった莉子は、チープグッズで働きながら「買取」で鑑定の力をつけていきました。

その後、瀬戸内にもらった看板をつけ、20歳の時に「万能鑑定士Q」の店をスタートさせます。

街にあふれる「力士シール」の謎を取材するために店に訪れた、角川書店「週刊角川」記者の小笠原悠斗(おがさわら・ゆうと)との出会いをきっかけに、莉子の活躍が始まります。

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その後は良きパートナーとして、高度な「ロジカル・シンキング(論理的思考)」を駆使しながら、牛込警察署知能犯捜査係警部補の葉山翔太(はやま・しょうた)に協力して難事件を解決していきます。

コミックス1巻から3巻までは、偽1万円札が引き起こす「ハイパーインフレ」編。

コミックス4巻から5巻の途中までは、あらゆる偽物を作る「万能贋作者・雨森華蓮(あまもり・かれん)」編。

コミックス5巻の途中から7巻の途中までは、「『モナ・リザ』ルーブル美術館」編。

コミックス7巻の途中からは、莉子と同じく、チープグッズの瀬戸内陸の教えを受けた兄弟子、莉子と同様の思考法をする、「京都「音隠寺」住職の水無施瞬(みなせ・しゅん)」編。

登場人物

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凜田 莉子(りんだ・りこ)

髪は緩いウェーブのロングヘア、猫のように大きくつぶらな瞳で、モデルのように長い手足の美女。
小笠原が勤める角川書店本社ビルに近い所に「万能鑑定士Q」の店を構えている鑑定家。
幅広いジャンルの事柄について即座に鑑定するだけの知識、能力を持っている。
高度な論理的思考(ロジカル・シンキング)で、素早く答えを導き出す。

沖縄県波照間島出身。
石垣島の八重山高校時代は、体育と音楽と美術以外はオール1。
底抜けに明るく、感受性が強い。
高校卒業後、島の渇水対策のため、とりあえず上京。
しかし、就職は決まらず生活に困窮、偶然出会った瀬戸内陸から、豊かな感受性を生かす勉強法を伝授され、賢くなった。
瀬戸内が社長のリサイクルショップ「チープグッズ」で働きながら、鑑定士としての能力を育てていく。
彼の支援により20歳で独立し、『万能鑑定士Q』を開業。
感受性が強く、涙もろい。

小笠原 悠斗(おがさわら・ゆうと)

角川書店入社4年目の26歳、『週刊角川』編集部の記者。
力士シール事件の真相究明のため、「万能鑑定士Q」を訪ね、莉子と出会う。
アオキのバーゲン3点セットのスーツに、腕時計は親からプレゼントされた当時定価40万円のオメガ・ダイバーズウォッチで、靴は浅草の安売り王。
編集長から期待されていなかったが、凜田莉子と出会い、彼女の解決した事件を記事にした事で、徐々に信頼を得る。
校正に慣れているおかげで、誤字脱字については莉子以上に早く気づき、事件解決に貢献する事も。
最初は頼りなかったが、だんだんと男らしさが増している。
莉子に想いを寄せている。

荻野 甲陽(おぎの・こうよう)

『週刊角川』編集長。

宮牧 拓海(みやまき・たくみ)

小笠原の同僚で同期。

葉山 翔太(はやま・しょうた)

牛込警察署 知能犯捜査係 警部補。

宇賀神 博樹(うがじん・ひろき)

警視庁 捜査二課 警部。

瀬戸内 陸(せとうち・りく)

リサイクルショップ「チープグッズ」社長。
牧師になるのが夢だった。
人助け精神が災いして、会社は赤字経営。
莉子の人柄と才能に気付き、勉強法を伝授。
彼女が鑑定家となる道筋を作り、「万能鑑定士Q」の名付け親。
Qの意味は「クイーン」。
莉子に伝授した推理法は、「有機的自問自答」と「無機的検証」の二段階思考と名付けている。
瀬戸内 楓という娘がいる。

雨森 華蓮(あまもり・かれん)

26歳。
パンクファッションで小柄の美女。
海外の警察にもマークされている「万能贋作者 (All-round Counterfeiter)」 。
詐欺師。
莉子と同様、腕時計を見ただけで全てを見抜く。
幼くして両親が蒸発した過去から、逮捕を恐れず社会を挑発する。
莉子のことは「Qちゃん」と呼び、自身を「華蓮」と呼び捨てにするよう指示。
敵対関係と言うより、逮捕された後も小笠原を通じて陰ながら知恵を貸し、莉子を助けたりしている。
オリジナルの洋服のデザインセンスもハイレベル。
ペットの黒猫、「ヨゾラ」がいる。
華蓮の部下の、痩せた出っ歯の天笠絢音と、太った丸眼鏡の熊切比乃香は、漫才コンビのハリセンボンそっくりである。
逮捕後、同じ刑務所に収監されていた。

氷室 拓真(ひむろ・たくま)

早稲田大学 先進理工学部 応用物理学科 准教授。35歳。
整った容姿だが、親しみやすい性格。
莉子から、科学鑑定を依頼される。

喜屋武 友禅(きやん・ゆうぜん)

莉子の八重山高校時代の恩師。

漫画を読んでの感想

ミステリーなのに、「人が死なない」。

これにはびっくり!

「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」は殺人事件が多すぎます。

特に、「金田一少年の事件簿」は絵が恐くて、子どもにはちょっと刺激が強いかなと。

でも、「万能鑑定士Qの事件簿」も「特等添乗員αの難事件」も、「人が死なない」けどミステリーとして面白い。

テレビドラマを観てても、やっぱり殺人事件ばかりですからねえ。

ぜひとも、ドラマ化してもらいたいものです。

映画では、綾瀬はるかさんが莉子役でした。

雰囲気としてはぴったりだと思うのですが、30歳の綾瀬さんにはちょっと無理があるかも知れません。

凜田莉子にぴったりの若手女優さんの出現を願うばかりです。

「特等添乗員αの難事件」の主人公、浅倉絢奈(あさくら・あやな)は、莉子とは正反対の思考法、”根拠を持たない自由な発想”、水平思考(ラテラル・シンキング)です。

絢奈も莉子と同じく、成績は万年最下位で、中卒のニート。

でも、家庭教師の能登から、高校生までの基本的な論理と、水平思考(ラテラル・シンキング)の才能を開花されます。

「特等添乗員αの難事件」コミックスの3巻では、莉子と二人で、詐欺グループを捕まえるために活躍します。

莉子と絢奈が二人で刑事ものやったら、面白いのではないでしょうか?(S.A.)

 

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