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ブライアン・バンクス 冤罪事件の真相

   

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母に誓った約束 黒人青年の夢 2016年7月21日 奇跡体験!アンビリバボー

2016年7月21日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」まとめ

ブライアン・バンクス

1

今から14年前の2002年、アメリカ・カリフォルニア州 ポリテック高校に、一人のスター高校生が在籍していました。
彼の名は、ブライアン・バンクス、当時16才。
アメリカンフットボールの選手として注目を浴び、複数の名門大学から推薦入学の誘いを受けていた彼は、将来はプロ入りも確実と言われ、まさに順風満帆の人生を送っていました。

そんな彼を支えていたのは、母のレオミさんでした。
彼女は3年前に夫を亡くし、学校の教師をしながら 女手一つで子どもたちを育て、マイホームを購入し 一家は何不自由なく暮らしていました。

2

そんな母にブライアンは「母さん、必ずプロになって楽させてあげるからね」と約束していました。
「早くプロになって、母に恩返しをしたい」というのが、彼の願いでした。

突然の逮捕

そんなある日、突然 警察がやってきて、ブライアンは逮捕されてしまいました
その容疑は、思いもよらないものでした。
取調室でブライアンは、ワネッタ・ギブソンという幼なじみが「ブライアンに暴行を受けた」と告発してきたと聞かされました。

確かにブライアンは、その日 学校内の人目につかない場所で、幼なじみのワネッタ・ギブソンと2人きりになっていました。
時間にして10分程度で、話をしてキスをしただけ。
もちろん、暴力的な行為は一切ありません。
「暴行」なんて、彼には全く身に覚えのないことだったのです。

司法取引を勧める弁護士

突然逮捕された息子のために、母は 購入したばかりの家と車を売り、弁護士を雇いました。
しかし・・・

弁護士「ブライアン、罪を認めるしかないわ」
ブライアン「・・・」

弁護士「婦女に対する暴行は重罪、下手をすれば 終身刑もあり得るの。でも、罪を認めて司法取引に応じれば、執行猶予で拘束されないのよ。仮に実刑でも、5~6年で済むわ」

3

【司法取引】それは、罪を認め 裁判で争わないことを条件に、刑が軽減される制度。
アメリカの場合、実に90%の案件が、司法取引によって解決しているといいます。
容疑者の無罪にこだわるのではなく、司法取引を勧める弁護士は多く、アメリカの刑事裁判においては、軽い刑で済ませる事こそが すご腕弁護士の証だったのです。

弁護士「あなたは体が大きく、そしてなにより黒人なのよ。陪審員があなたの主張を信じてくれる確率は、とても低いわ」

弁護士も、裁判か司法取引か熟慮した結果、陪審員に白人が多く選出されたのを見て判断していました。
しかも、司法取引を申し出る期間ギリギリでの、苦渋の選択だったのです。

弁護士「残念だけど、これが現実なのよ」
ブライアン「・・・」

「黒人であるが故に、陪審員に信じてもらえない」という理不尽な現実を突きつけられたブライアン。
果たして、彼の出した結論は!?

無実の罪で、懲役6年の実刑

6

ブライアンは、司法取引を選びました。

ブライアン・バンクスさん≫
「その時私は、まだ17歳になったばかりでした。決断を下すのに、10分しかありませんでした。母に相談したいと申し出ましたが、弁護士は 時間がないからそれはできないと言いました」

そんな事情があったことなど、母レオミさんは知る由もありませんでした。
結局 ブライアンは、懲役6年の実刑に処せられたのです。
高校は退学、大学への推薦入学の話も消え、アメフト選手への道も閉ざされました。
しかし、何より彼を苦しめたのは・・・

「母さんごめん。僕は母さんを、犯罪者の母親にしてしまった」

母に汚名を着せてしまったことでした。

レオミさんは全てが決まった後、その結果(息子が司法取引を選んだ事)を知らされました。

諦めないブライアン

無実の罪を認め、6年の刑に服すことになったブライアンでしたが、彼はプロへの道を諦めてはいませんでした。
彼は刑務所の中でトレーニングを開始しました。

「負けてたまるか!」

まだ17才、出所後再び アメフトの選手を目指すことを考えていたのです。
「必ずプロになる」という、母との約束を果たすために。

閉ざされたアメフトへの道

そして2007年(逮捕から5年)。
模範囚として仮出所が認められたブライアンは、22歳になっていました。

ブライアン・バンクスさん≫
「私は、22歳で刑務所を仮出所しました。もう一度フットボールをして、奨学金で大学へ行こうと思っていたのです」

しかし、自宅に戻ったブライアンの足には、足枷(あしかせ)ががつけられていました。
それは、性犯罪者が装着を義務づけられた足枷で GPS機能がついており、州の外へ出ることは禁じられていました。
当時 性犯罪を犯した者は、生涯これをつけていなければならないと定められていました。
こうして、ブライアンのアメフトへの道は、完全に閉ざされたのです。

しかし、降り掛かった災難はそれだけではありませんでした。
ブライアンを雇ってくれる会社は見つかりませんでした。
母・レオミさんも、非常勤の教師に格下げされてしまい、当然 収入も激減しました。

「僕がバカだったよ、罪を認めてしまったばっかりに、母さんを犯罪者の親にしてしまうなんて」

犯罪者の烙印は、想像以上に重くのしかかっていました。

ワネッタからのメール

出所から3年が経った2010年のある日、思いもよらない出来事が起こりました。
ブライアンのフェイスブックに、1人の人物がコンタクトをとってきたのです。
その人物とは、ブライアンを訴えた、ワネッタだったのです!

しかもそのメッセージに目を疑いました。

「I wanna see you again.(もう一度、会いたい)」

ワネッタからメッセージを受け取ったブライアンは、知り合いの探偵に ある決意を秘めて相談を持ちかけました。

探偵「何かのワナという可能性もある。彼女と会うのはリスクが大きい」
ブライアン「リスクが大きいことはわかっています。それでも、僕はこのチャンスに賭けたいんです」

探偵「チャンス?」
ブライアン「ワネッタに会って、僕が無実だって言葉を引き出すんです」

探偵「だが君は、保護観察の身だ」
ブライアン「わかっています。でも、僕の無実の証明、それができれば母さんは、犯罪者の母親でなくなるんです。母さんは、犯罪者の母親なんかじゃないんです。母のためなんです、協力してもらえませんか。お願いします」

探偵「・・・わかった、協力しよう」
ブライアン「ありがとうございます」

ブライアンはすぐに返信しました。

「hi wanneta long time no see.that sounds good ワネッタ久しぶり 是非会おう」

ブライアン・バンクスさん≫
「これが本当にワネッタだったら、彼女と連絡を取る1回きりのチャンス。彼女に真実を語らせる、唯一のチャンスだと思いました」

母の汚名をそそぐため、ブライアンは賭けに出ました。
果たして、ワネッタとの再会で 真実を証明することができるのでしょうか?

ブライアンは無実だった!

探偵の発案により、再会の一部始終は 隠しカメラで記録することになりました。

ブライアンのあとに、ワネッタが現れ、2人が席に着きました。
そして探偵も到着し、9年越しの再会に立ち会いました。

探偵「私が来たのは、過去に服役していた男を罪から解放するため」
ワネッタ「わかったわ」
ブライアン「ありのままを話します。2002年 僕たちは友人関係で、全ては高校のキャンパスで起こった事です。僕らはキスをしました。そして抱き合って…。基本的に私は、彼女をガールフレンドだと思っていたし、お互いに好意を持っていました。でも その日を境に、私は罪に問われてしまったのです」

探偵「ここで一つ質問があるのですが、彼の行ったキス等は、あなたも望んだことでしたか?」
ワネッタ「望んだ事です」

素直に質問に答えるワネッタ、2人きりでいたのも合意の上と証言しました。
そしてこの後、探偵が核心に迫る質問をします。

探偵「彼はあなたに乱暴しましたか?」
ワネッタ「していません」

乱暴をきっぱりと否定したワネッタ。
ブライアンは、やはり無実だったのです!

ついにブライアンは、真実を引き出しました。
では、一体なぜ今回の悲劇は起きたのか、そこにはアンビリバボーな真相が秘められていたのです!

あの日の真実

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あの日、ブライアンが去ったあと、一人残ったワネッタのところへ、白人の女性警備員がやってきました。

「ここでなにをしていたの?何をしていたか言いなさい」

咎められたワネッタは、恥ずかしさもあって泣き出してしまいました。

それを見た警備員は「あなた、乱暴されたのね!?」

泣き出したワネッタを見るや 乱暴されたと決めつけた警備員は、校長に報告しました。
当然 母親は激怒し、訴訟を起こすと言い始めました。

その後 ワネッタは、母親や白人の弁護士に真実を語りました。

しかし、「今は黙っているんだ。もっと大変なことになるよ」と弁護士に口止めされたのです。

結果、母親は裁判で勝訴し、安全管理の不備を理由に学校から150万ドル(約1億8000万円)もの補償金を受け取ったのです。
その半分は弁護士にも渡っていて、まだ16歳だったワネッタは、黙っているしかなかったのです。

しかし、事件から9年が経ち、彼女は良心の呵責に耐えきれず、真実を語るため コンタクトをとってきたのです。
それはまさに、ブライアンが望み続けていた事であり、同時に 彼女自身も望み続けていたことだったのかも知れません。

さらなる奇跡

そして 2012年5月24日、ワネッタの証言をもとに法廷が開かれ、ブライアンに新しい審判が下りました。

検察官「検察は、元々の判決を破棄することを望みます」
裁判官「認めます」

ブライアンの無実が認められた瞬間でした!
そして、真っ先に母レオミさんに報告しました。

17

ブライアン・バンクスさん≫
「母のところに飛び込んでいき、5分くらい抱き合っていました。母は、すべてが終わって本当に嬉しい、すべてが終わって本当に嬉しいと繰り返しました。とにかく2人で安堵の一息をつきました」

しかし、彼の奇跡はこれで終わりではありませんでした。
これは、プロフットボール NFLのテレビ中継、そこに 選手としてブライアンの姿がありました。

無罪判決後 すぐにトレーニングを開始し、10年のブランクがありながら、見事 アメフトの最高峰NFLの選手になったのです。
それは幼いころ、母と見ていた夢、それは母に交わした約束。
ブライアンは、その約束を果たしたのです!

ブライアン・バンクスさん≫
「自信を取り戻した上に、フットボーラ―にもなりました。グラウンドに立った瞬間は、僕と母にとって誇らしい瞬間でした。母に誇りを取り戻す事が、私にできる一番大事な事でした」

現在のブライアンさんと母・レオミさん

無罪判決後、ブライアンさんには 賠償金として、国から1500万円が支払われました。
ワネッタの母には、賠償金の返済を命じる判決が出されましたが、その後消息不明となり、現在も返済には応じていません。
ブライアンさんは現在 選手を引退し、NFLの職員としてレフェリーの育成に尽力しています。

母・レオミさん≫
「私は、心から誇りに思っているわ。息子は、あらゆる逆境を乗り越えたんですもの。彼の歩んだ人生に感動しています。そして、ただただ幸せです」

親子は今、幸せと笑顔に包まれています。

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