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日本の冤罪事件に学ぶ!身を守るためにあなたが知っておくべきこと

      2017/06/28

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冤罪ジャーナリストが暴露!無実の罪で逮捕される“冤罪”の実態。

まったく身に覚えのない事件の犯人として逮捕され、最悪の場合、刑務所に入れられてしまう「冤罪」。

冤罪ジャーナリスト・粟野仁雄さんが語る、恐ろしい冤罪の実態。

婦女暴行冤罪

見に覚えのない婦女暴行事件で逮捕され、実際に刑務所に服役したタクシー運転手・Yさんの事例。

富山県の氷見市という地方で、2002年に婦女暴行事件が未遂と2件続いてあって、富山県警があるタクシー運転手を逮捕した。

当初の取り調べでは、身に覚えがないと否認していたにもかかわらず、3回目の調書では一転、罪を認めたという。

取調室でいったい何が起きたのか?

Yさんは体が小柄で、性格もおとなしくて、弱い男性だった。屈強な刑事が(取調室に)来て、握りこぶしで脅して(今にも殴りそうな感じで)威圧的な取り調べに恐怖心を抱いてしまったYさん。

さらに、精神的にも非常に卑劣なことをした。

刑事「お前のお姉さんも、弟がやったに違いないと言ってるぞ」

そう言われたYさんは、もう見放されたと絶望視してしまった。

家族にまで犯人扱いされていると言われ、憔悴しきったYさんは、否認する意欲をなくしてしまった。

こうして、やってもいない2つの犯行を認め、刑事に言われるままウソの自白をさせられた。

Yさんは小柄で、24.5cmくらいの靴のサイズだった。現場に残された足跡から、真犯人はごつい大男で、28cmくらいの靴だった。

それなのに、「真犯人は自分の靴で逃げるとマズいから他人の靴を履いて逃げることがある」というようなこじ付けを・・・(Yさんにとってはブカブカで走れないはずだが・・・)

あるところから、警察も「コイツはやっていない」と分かっていながらもやっているという形である。

強要された自白と、強引な捜査によって起訴されてしまったYさん。

裁判では、懲役3年の実刑判決が下されたが、控訴はせず、そのまま刑が確定した。

しかし、冤罪で服役されたYさんは、どんな思いで刑務所生活をすごしていたのだろうか?

出所後、本人に直接取材したリポーター・井口成人さんが語る。

「その人の話を聞いたら、『牢屋の中にいると、自分がやってないと思うとそこにいられなくなる』と。自殺をするとかそういう気持ちになってしまう。だから、牢屋に入れられたら、やってないけども、“自分はやりました”と自分に言い聞かせるんです。そうして、自分がそこにいることを正当化しなければ生きていけない。そうやって自分の精神状態を保っていた。」

ところで、Yさんの冤罪はどのようにして明らかとなったのか?

Yさんは、実質2年2か月くら服役されて、釈放されたが、前科一犯者として仕事も無く・・・。

ところが、真犯人が現れた。

中国地方の別の事件で逮捕された男が、「富山の2件は俺がやったんだ」と言って、証拠も調べるとその人だって分かった。

富山県警、富山地検は謝罪会見を開き、裏付け捜査が不十分だったことを認めた。

Yさんを犯人として起訴した検察が無罪を求めて再審請求。

Yさんの無実が証明された。

一方、強引な取り調べと捜査で冤罪事件を起こしてしまった県警、地検関係者への処分は行われなかったという。

いったい何故?

警察官とか検察官も分かっていたなら何故罪に問われないのか、一つは、犯人を挙げるために一生懸命やってた中で起きた間違いだという事で済まされてしまう。

あまり担当した警察官に重しを付けると捜査意欲等に影響してくるからということも理由になっている。

この話は21世紀になってからのことである。いまだにこのような取り調べや捜査が行われているかと思うと残念でならない。

警察官の中には、真面目に真摯に仕事に取り組んでいる人だって大勢いる。

一人の人間の一生を左右することなので、「間違い」で済ませてほしくないものである。(S.A.)

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