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【感動】 ホルヘとウィリアム南米コロンビア双子物語

   

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世界が報じた驚愕ミステリー・小説超えた衝撃事件!

それは、南米コロンビアの若者たち男女5人が巻き込まれた、世にも奇妙な事件でした。
始まりは、瓜二つの同僚を目撃したことからでした。

しかし、事態は思いもよらぬ方向へと発展していき、彼らが体験した奇妙な出来事を繋ぎ合わせた時、世界はそのニュースに驚愕したのです!
それは、ある女性の奇妙な体験から始まりました。

ラウラが体験した奇妙な話

2014年8月のこと
コロンビアの首都ボゴタの都心近くにそびえるオフィスビル、その中にある機械エンジニアの会社で、ラウラ(28歳)は働いていました。

ラウラと同僚男性のホルヘ(25歳)は仲が良く、一緒に過ごすことも多かったのですが、ラウラがバーベキューに誘ったとき、ホルヘは「外せない用事がある」と言って断りました。

何の用事なのか、ラウラは聞いてみましたが、なぜかこの日のホルヘは、いつになく素っ気無かったといいます。

翌日の土曜日
ラウラはバーベキューをするために、女友達の知り合いが働いているという20km先の精肉店を訪れました。
そこでラウラは、精肉店で働くホルヘを見かけたのです。
しかし、ラウラの女友達によれば、彼は「ウィリアム」だと言います。

週明けの月曜日、ラウラはホルヘに「外せない用事って肉屋でのアルバイトでしょ!?」と問いただしたのですが、ホルへは精肉店でバイトなどしていないと言います。
しかし、「週末に何をしていたか」を聞いても、ホルへは答えようとしませんでした。

ホルヘの態度に納得出来なかったラウラは、証拠として、友人に精肉店で見た男性の写真を送ってもらいました。
そして、その写真をホルヘに見せました。

ラウラが同一人物だと確信するのも無理がないほど、2人はそっくりでした。

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ホルへは、「確かに似てるけど、やっぱり俺じゃない」と言いました。
そこでラウラが、女友達に電話をすると、ホルヘそっくりの男性は、「今日も精肉店で働いている」と言って写真を送ってきました。

「つまり、あの男性店員とホルヘは、そっくりだったけど同一人物じゃなかったんです」(ラウラ)

ホルヘが体験した奇妙な話

今から28年前の、1988年12月21日。
ホルヘは、コロンビア・ボゴタの中流階級の家で生まれました。
しかし、彼が生まれてすぐ父親は家を出たきり、2度と戻ってくる事はなかったといいます。

そのため、母マリーナさんがシングルマザーとして働きながら、ホルヘを含めた3人の子供たち(姉・ホルヘ・弟)を必死に育て上げました。
そのおかげで、貧富の差が激しいコロンビアで、3人の子供たちは大学にも進学することが出来ました。

しかし、彼が21歳の2009年に、母は病気を患ってこの世を去りました。

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女手1つで育ててくれた母への感謝の気持ちを忘れないよう、ホルヘは左胸に、母マリーナさんのタトゥーを入れていました。
そして右胸には、母と同じくらい大切な人が出来た時にタトゥーを入れようと決めていました。

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そんなある日のこと、ホルヘはラウラにバーベキューに誘われました。
しかし、その日は母の命日だったのです。
ホルへは、ラウラに自分の育ってきた環境を話していなかったため、母の墓参りに行くとは言い出せなかったのです。

しかしその後、ラウラから見せられた一枚の写真に、ホルヘは驚愕します。
でも、ホルへは今まで、「顎ヒゲはあっても口ひげを生やしたことは一度もなかった」といいます。
そのため、写真の男性が自分ではないことはすぐに分かったというのです。

実はホルヘには、カルロスという双子の弟がいます。
しかし、二卵性双生児のため、弟はホルヘとは似ていないと言うのです。

双子には、一卵性双生児と二卵性双生児がいます。
一卵性双生児は、1つの卵子が1つの精子と受精し、その受精卵が2つに分かれて出来ます。
したがって、性別、血液型、DNAが一致し、当然、見た目もほぼ同じとなります。

一方、二卵性双生児は、2つの卵子が同時に別々の精子と受精し、それぞれが成長して生まれるため、DNAはもちろん、性別、血液型、見た目などが異なる場合も多く、一般的な兄弟となんら変わりがありません。
ホルヘの場合は後者で、双子の弟カルロスとは、外見が全く似ていなかったのです。

会社の同僚に、「これってドッペルゲンガーってことはない?」と言われたホルヘ。

ドッペルゲンガーとは、自分の分身が別の場所に姿を現す現象のこと。
過去には、作家・芥川龍之介が、ドッペルゲンガーを扱った作品を執筆中、自分の分身を見て亡くなったという報告や、ドイツの詩人・ゲーテも、公園で自分と同じ姿の人間を目撃したという報告があります。

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また、もし本人が自分の分身と会ってしまうと、3日以内に死ぬという言い伝えもありますが、このドッペルゲンガー現象が何故起こるのか、科学的解明は未だなされていません。

ホルへはfacebookで、精肉店で働くウィリアムのことを検索して、彼のページを見つけました。
記載されたプロフィールから、彼は、首都ボゴタから20km離れた郊外の町に住んでいることがわかりました。
さらにウィリアムは、プライベートで撮った写真を数多くアップしていたのですが、その中に信じられない写真を見つけたのです。

ホルヘそっくりの男・ウィリアムの横に写っている男性、それは、ホルへの双子の弟カルロスだったのです!
ラウラはすぐさま女友達に連絡を取り、facebookにアップされている写真について確認しました。

ウィリアムと一緒に写っているのは、彼の弟・ウィルベルで、さらには、彼らも双子の兄弟だというのです!

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自分だけではなく、弟もそっくり、しかも彼らも双子だと聞き、ホルへは言い知れぬ不安がこみ上げてきました。

「兄弟が入れ替わっているかもしれない!?」

「ホルヘとウィリアムが本当の双子で、カルロスとウィルベルが本当の双子!?」

それは、ホルヘには絶対に受け入れたくない現実でした。
しかし、写真を見れば見るほど、その推測は当たっているかもしれないと思い、ホルへは弟のカルロスにも、今までの経緯と事実を告げました。

 

そして、「もし俺たちが、本当の兄弟じゃなかったら、どうする!?」とカルロスに尋ねました。

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カルロスが体験した奇妙な話

実は、ホルヘの弟カルロスには、心当たりがあったといいます。
カルロスには、双子の兄ホルヘと、4歳年上の姉ディアナがいました。
幼い頃から、兄姉と仲良く過ごしていたカルロスでしたが、前向きで活発な兄や姉と違って、自分は内向的で引っ込み思案、いつも兄姉の後ろをついていくタイプでした。

同じ兄姉のはずなのに、しかもホルヘとは双子のはずなのに、「なぜこんなにも性格が違うのか?」ずっと気がかりだったといいます。
「兄は、まったく血の繋がりのない、赤の他人かもしれない」

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真実かどうかはまだ分かりませんでしたが、最悪の場合、兄弟の絆が壊れてしまうのではないか、カルロスはそれを何よりも心配していました。

翌日カルロスは、詳しい事情を知るラウラに会うため、兄の会社を訪れました。
ラウラは女友達に連絡を取り、ウィリアム兄弟の生年月日や血液型、生まれた病院などを確認していました。

その情報によれば、年齢は同じ25歳、そして生年月日も、ホルヘ兄弟が1988年12月21日、ウィリアム兄弟が1988年12月22日でした。
血液形も、ホルヘがA型、カルロスがO型、ウィリアムがA型で、ウィルベルがO型。
顔がそっくりな2人が、それぞれ同じ血液型でした。

しかし、ホルヘとカルロスが生まれた病院は、首都・ボゴタのマテルノ・インファンティル病院で、ウィリアムとウィルベルが生まれたのは、ボゴタから200キロも離れたサンタンデールという町にある、ベレス市民病院でした!

生まれた病院が違うから、生まれたときに入れ替わったのではありませんでした。

それではなぜ、2組の兄弟はこんなにそっくりなのでしょうか?

ウィリアム・ウィルベル兄弟が体験した奇妙な話

コロンビアでは、都市部と田舎で生活水準が全く異なり、ウィリアムたち兄弟は、サンタンデールの村で、ほぼ自給自足のような生活を送ってきました。
両親に愛されて育てられたものの、貧しい生活に不満を抱いていた2人は、成人してすぐ田舎を飛び出し、首都ボゴタへと移っていました。

しかし、一枚の写真で、生活が一変しました。
「自分たちとそっくりな双子の兄弟がいる」とウィリアムたちに教えたのは、ラウラの女友達でした。
「もしかしたら、どこかで入れ替わっているかもしれない」、そう思ったウィリアムとウィルベルは、自分たちが生まれた時のことを聞きに、親戚の叔母の家を訪ねました。

本来なら、実家の両親に確認したいところなのですが、田舎に暮らす両親の家には、携帯はもちろん、電話すらありませんでした。
そのため、自分たちが暮らすアパートの近くに住む叔母のもとを尋ねたのです。

叔母によると、2人は確かにサンタンデールにあるベレス市民病院で生まれたといいます。
しかし、ウィリアムは生まれてすぐに体調を崩し、田舎の病院では手に負えなくなり、首都・ボゴタのマテルノ・インファンティル病院に移されたというのです。

違う病院で生まれたはずの2組の兄弟でしたが、生まれてすぐウィリアムだけが、ホルヘとカルロスが生まれた病院に移っていたのです。

1988年12月。
ボゴタにあるマテルノ・インファンティル病院にウィリアムが転院してきたのは、ホルヘとカルロスが生まれて間もなくのことでした。
ここでは新生児の腕に、身分証明となるリストバンドを巻いていたのですが、このとき何かの拍子で、ウィリアムとカルロスのリストバンドが外れてしまい、それをつけ間違えたことで兄弟が入れ替わってしまったのではないかと考えられました。

当時、この病院で働いていた看護師の証言……

「あの頃は、看護師の人手が足りないほど新生児で溢れていましたから、起こりえないことではないと思います」

兄・ウィリアム……

「あの時の気持を簡単に言い表すことはできません。しかも、取り違えられていたのが自分だったなんて。これまで歩んできた人生のことを考えると、色々な気持ちが一気に込み上げてきました」

「生まれてから25年間、一緒に過ごしてきた相手が、実は“赤の他人”だった」

その事実を知った彼らのショックは、計り知れないものでした。
中でも、兄弟の絆が壊れることを人一倍心配していたカルロスは、誰よりもこの事実を受け入れることができませんでした。

しかし、その一方で、時間が経つにつれ、双子の兄同士・ホルヘとウィリアムの胸には、“ある気持ち”が芽生え始めていました。
「本当の兄弟と会って、話がしてみたい」

本当の兄弟との再会

ホルヘは親友のラウラに頼み、ウィリアムと直接会う日程を調整しました。

2014年9月11日、この日初めて、本当の兄弟との再会を果たすことになりました。

「そっくりな2人がいる」現場に居合わせたラウラたちは、その光景にただただ驚くばかりでした。

そして意気投合した2人は、それぞれの弟に連絡、この夜、4人の兄弟が初めて顔を合わせました。
そして、「性格が穏やかなのは?」「女好きなのは?」と、兄弟の類似点を確認しながら盛り上がったといいます。
「あの日の夜は本当に楽しかった」(ホルヘ)

過酷な運命を受け入れ、笑顔を見せる4人の兄弟たち。
しかし、その中でただ1人、ホルヘの弟カルロスだけは、未だやりきれない想いを抱き続けていました。

4人の兄弟たちはその後、科学的検証、DNA鑑定を受けました。

やはり、ホルヘとウィリアム、カルロスとウィルベルが、本当の双子の兄弟だったことが判明しました。

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2組の双子は、大きな話題となり取材が殺到、さらに、双子研究に協力するため、何度も顔を合わせるようになっていきました。

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しかしその一方で、カルロスの兄への不信感は、頂点に達しようとしていました。
本当の兄弟であるホルヘとウィリアムの仲が、良くなりすぎていると感じていたのです。

2人は、今や同じようなシャツを着て、同じ形に髭を整えていました。
また週末になると、ホルヘは必ずウィリアムの元を訪ね、何時間もお喋りをして過ごしていたといいます。
カルロスは、「ずっと一緒に過ごしてきた兄に裏切られたように感じた」といいます。

そんなある日のこと、ホルへは右胸に、カルロスのタトゥーを入れて帰ってきました。
「本当の兄弟はウィリアムかも知れない。でも俺にとって本当に大切な兄弟は、お前だけだ」(ホルヘ)

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ホルヘは、カルロスの気持ちが十分に分かっていたのです。
だからこそ、自分の胸に弟を刻み込んだのです。

その時のことをカルロスはこう話してくれました。
「自分の顔のタトゥーを見た時は、本当に感動しました。兄の中には自分がいる、その思いが伝わって涙が出ました」

2016年3月。

衝撃の事実を知ってからおよそ2年、今では2組の兄弟は、仲良く同じ時間を過ごしています、まるで、本当の4人兄弟のように。17

その後の彼ら……

取り違えの事実を知ってから、4人は家族と会う事を計画しました。
2014年9月13日、ウィリアム兄弟は、ボゴダの家に両親を招いていました。

カルロスを、実の親と初めて対面させるために。
彼にとっては、実の親との初の対面、両親から温かい歓迎を受けました。

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そして、2週間後の2014年9月25日、ホルヘとカルロスの2人は、ウィリアム兄弟の実家を訪ねました。

ここでも、ウィリアム家の他の兄弟から、温かい歓迎を受けたホルヘとカルロス。
しかし、取り違えがあってこの地で育ったウィリアムだけは、なぜか涙を流していました。

21「本当の両親に会えなくて寂しい」(ウィリアム)

父の消息は分からず、母はすでに亡くなっている、自分だけ実の両親と会うことができない、複雑な思いがこみ上げ、涙したウィリアム。

しかし現在、ウィリアムはこう話します。
「あの時は、悲しくて涙が出てしまったけど、いつまでも悲観していてはいけない。前を向いていこうと思いました。お互いに助け合える家族も増えたしね」
そして彼は今、精肉店での仕事の傍ら、市議会議員になるべく猛勉強をしているといいます。
ホルヘ……
「今回の事で、自分の人生が大きく変わったとは思いません。むしろ、今回の事があった事で、家族の輪が大きく、兄弟の絆が強くなったと感じるだけです。」

(了)

[出典:2016年4月28日放送 奇跡体験!アンビリバボー]

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