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ドラマ「火花」第8話 ネタバレあらすじ

   

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Netflixオリジナルドラマ「火花」第八話

徳永太歩(林 遣都)「スパークス」のボケ担当
山下真人(好井まさお)「スパークス」のツッコミ担当

神谷才蔵(波岡一喜)「あほんだら」のボケ担当
大林和也(村田秀亮)「あほんだら」のツッコミ担当

緒方健治(染谷将太)日向企画社員
西田英利香(菜葉菜)日向企画社員
日向征太郎(田口トモロヲ)日向企画社長

渡辺(小林 薫)吉祥寺「武蔵野珈琲店」の寡黙な店主

百合枝(高橋メアリージュン)スパークス山下の恋人

あゆみ(徳永えり)徳永の昔のコンビニバイト仲間、今は美容師

宮野真樹(門脇 麦)神谷の彼女

ロクさん(渡辺 哲)徳永が暮らすアパートの住人

神谷さんにはなれない

2008年 冬。
徳永は、アパートでテレビを見ながら、神谷伝記を書いている。

”神谷さんは真正のあほんだらである。”

神谷は居酒屋で後輩と飲んでいた。
徳永から着信が入るが、神谷は電話に出ない。

”日々、意味のわからない『あほんだら教』を、何故か人を惹きつける美声で唱える。毎日少しの『ばら銭』を頂き、その日暮らしで生きている。”

神谷は、消費者金融から7万円借り、また次の店に後輩を連れて行く。

”無駄な物は背負わない。そんな生き様に心底憧れ、憧れ倒して生きてきた。”

神谷は酔っぱらって警官に絡むが、後輩たちが必死に止める。

”僕は神谷さんになりたかったのかも知れない。だが、僕の資質では、到底 神谷さんにはなれなかった。”

神谷伝記を書きながら居眠りしていた徳永は、布団に入って神谷に電話する。
しかし、神谷はそのころ、屋外駐車場で寝ていた。

ちゃんとあいさつしようよ

徳永は、以前に一緒に飲んだコンビと居酒屋にいた。
「何でも好きな物頼んで」と言う徳永に、「さすが発掘バトル入賞すると違いますね」と後輩が言う。

アパートで猫にエサをやっていると、大きな音がした。
ロクさんが、台車でテレビを運ぼうとして転んだのだ。
ロクさんは、電化製品を拾ってきては直すのが楽しみだ。
ロクさんの父親は町の電器屋だったが、父親の死後、店はなくなった。

スパークスは、緒方とテレビ局にやってきた。
「徳永くん!?」の声に振り向くと、あゆみがいた。

「誰?」と聞く緒方に、「知らないです」と答える山下。
緒方たちは、徳永を置いて先に行くことにした。

「本当に、テレビ局で会っちゃったね。仕事?」
「初めての収録」

「ああーー、そっかー」
「ヤバいわー」

「とうとうテレビに出るんだー」
「いや、まあ」

「やったね、おめでとう」

先輩芸人で大物MCの今田耕司が、徳永たちの目の前を歩いていった。
すると、後ろから鹿谷が走ってきて、今田にあいさつする。
鹿谷は、今やすっかりテレビで人気者になっていた。

緒方が、徳永に声をかけてきた。
「ねえねえねえ、ちゃんとあいさつしようよ」
「すいません」

「面白いネタ書けてもさ、そういうのちゃんと出来なかったら、この業界じゃやっていけないからね。わかった?」
「はい・・・」

おしゃれな掴み

スパークスは、初めてのスタジオ収録に臨んだ。
ネタをやり終えて、モニターでチェックする。

「画面の中に自分おるて変な感じするな」
「そやな」

「よう撮れてるなあ。やっぱカメラ映り俺のほうがええんちゃう?」
「俺なんか・・・」

「白すぎ!?」

山下が座っていた椅子は、プロデューサーの椅子だった。

そのプロデューサーたちに連れられて、高級な店に来た2人。
鹿谷も一緒に来ていた。

「でも度胸あんなぁ。俺の椅子に座るなんて」
「いや、ほんま勘弁してくださいよ~」

「はっはっは、一生言われるぞ」
「でも、僕が売れたらしゃべれるエピソード出来たってことですよね」

「お~い、調子のんなよ」
「すんません」

「でも、本当に売れちゃうんじゃない!? あれだな、あともう一個、パーッとしたおしゃれな掴みがあればなぁ」
「そうすか?」

鹿谷が立ち上がる。
「鹿谷で、しかたな~い」

「ははは、これやこれ。こういうやつや。騙されたと思ってやってみなって」
「わかりました。ちょっと作ってみます。なあ!?」
「がんばります」

今の俺に、治療が必要やねん

遅れて、違うコンビがやってきた。
遅れたお詫びと言わんばかりに、シャツを脱いで一発ギャグを見せる。

神谷から、徳永の携帯に電話がかかってきた。

「もしもし」
「どこにいてんの?」

「未来惑星ガニメデス」
「いや、どこにおる?」

「・・・銀座です」
「そらまたエライとこで飲んどるんやなあ、あ!? 銀座の立ち飲み屋かい?」

「みたいなもんすね」
「そうか」

「え、神谷さんどこいるんすか?」
「ん!? ああ、池尻や。一人やから、一緒に飲めへんかと思ってたんやけど・・・」

「あっ・・・行きます! はい!」
「銀座からやと、30分ちょっとやな」

「はい。ちょ、ちょっと待っててもらっていいですか? すぐ行くんで」

徳永は、風邪を引いていることにして先に帰る。

山下が追いかけて声をかける。
「おいおい、お前、風邪なんかひいてへんやろ、どこ行くん?」
「ちょっとな」

「ちょっとちゃうやろ。プロデューサーに連れてきてもうてんねんぞ。今めちゃくちゃ大事な時期やねんで」
「わかってるけど・・・」

「ほんまにわかってんのか? 鹿谷みたいなあほでも、売れるために愛想振りまいてんねん。あいつも純粋なあほちゃうねんから」
「すまん。今の俺に、治療が必要やねん」

「おいおいおい・・・」

なんか今日、変やぞ!?

徳永はタクシーに乗って、神谷の待つ居酒屋にやってきた。
「久しぶりっすね」
「えっ、そやったけ?」

徳永にライターをつけてもらう神谷。
「ずいぶん、早かったな」
「・・・」

ビールで乾杯する2人。
「元気そうっすね」
「バリバリや」

「じゃあの、次の都知事選、立候補してください」
「お前、それ、この前も同じこと言うてたやん」

「・・・」
「なんか今日、変やぞ!?」

「そうすか?」
「ああ」

「まあ、師匠が言うなら、そうなんでしょうね」
「ふふ。 最近、井之頭公園行った?」

「あ、行きましたよ、ときどき」
「俺、この間、久々に行ってん。そしたら、あのお兄さんに会うたわ」

「誰ですか?」
「太鼓の太鼓のお兄さん」

「真赤な帽子のお兄さん!」
「せや。俺の作った歌なあ、勝手に歌っとったわ」

「いや、そら印税もらわんとあきませんやん」
「ほんまやなあ」

店を出た2人は、「太鼓の太鼓のお兄さん」と歌いながら歩く。

途中、スパークスのファンの女性が2人、徳永に声をかけてきた。
神谷は「俺行くわ」と言って去っていった。

引越しの御利益

日向企画に来ている山下と徳永。
「ラジオとテレビの出演依頼が来た」と社長は嬉しそう。

山下は言う。
「テレビのレギュラーばんばん決まると思うたけど、発掘バトル3位やとこんなもんやな。もうちょい家賃上げるべきでしたわ」
「なに贅沢言ってんのよ。すごい出世じゃない。十分、引越しの御利益あるって」と西田。

「家賃高いとこに住んだらもっと仕事増えるって聞いたんすよ。レギュラー1本もないっすやん。中目の25万のほうにするべきでしたわ」
「へー、いくらんとこにしたの?」

「恵比寿で20万す」
「ええっ!? 20万?」
「高ーい!」

「でも、彼女と住んでるんで半分ずつ払ってんすけど」
「払うてんのけ?」と徳永。

「払てるわ!」

徳永は「徳永くんも引っ越せば!?仕事増えるから。騙されたと思ってやってみれば」と社員たちに言われる。

徳永の引越し

アパートを引っ越すことにした徳永。
車に荷物を詰め込む。
ロクさんが集めていた家電はきれいになくなっている。

大家が敷金の残金を持ってきた。
徳永は鍵を返す。

「あの、津山さんは・・・」
「ああ、ロクさんね。いくら言っても廊下は片付けないし、慈善事業ってわけにもいかなくてね、出て行ってもらったよ」

「ああ、そうすか・・・」

連れはホームレス

徳永は神谷に電話をする。

「引っ越すことになりまして・・・」
「で、場所は?」

「下北沢です」
「ええとこやん」

「それでなんか、引越し祝いみたいなん、やることになって。良かったら神谷さんも来てもらえないかなと思って・・・」
「いつ?」

「来週の12日です」
「仕事入っとるわ」

「そうすか・・・」
「ああ。すまんな」

「なにしてんすか?」
「ああ、連れと一緒や」

神谷は多摩川の河川敷で空き缶をつぶしていた。
連れは、ホームレスのおじさんだった。

神谷からの引越し祝い

徳永の引越し祝いに、山下と百合枝と後輩コンビが来ている。

後輩が、「あほんだらがまたトラブルを起こした」と言う。
テレビ番組の前説で客にケンカを売り、タレントもブチ切れて大変な騒ぎになったらしい。

「まあ、発掘バトルが運命の分かれ道でしたねぇ。2本目普通にやってたら、あほんだらさんも今頃、こんなとこ住めたかもしんないのに」

徳永の表情を見てビールを注ぐ、もう一人の後輩。
酔っぱらっているのか、さっきの後輩が言葉を続ける。
「誰も見たことないお笑い追及してるみたいに言われてますけど、結局 普通に面白くないってことじゃないですか?それどうなんですかね、お客さんが笑わない漫才って、漫才っすかね?」

徳永が口を開く。
「・・・でも、神谷さんは逃げてへんからな。で、面白かったやろ、発掘バトル!? 最高に面白かったよ」
「そらそうっすけど・・・」

「お笑いってなんだろうな・・・」と言う徳永。

山下も百合枝も黙っている。

インターホンが鳴り、誰もが神谷が来たかと思ったが、観葉植物だった。

「なにこれ?」
「引越し祝い、神谷さんから」

「あはは、引越し祝い? でっか!」
「いやいや、ちょうどええよ」

単独ライブ「Kick Sparks」

スパークスのネタのモニターを見て大笑いしているプロデューサーたち。
緒方も嬉しそう。

ディレクターに言われた通り、キャッチ―なつかみを実践していた。
「言ったろ、俺の言う通りにしてれば間違いないって」

日向企画では、スパークス単独ライブのチラシが出来上がっていた。
今回は、カラーの写真入りだった。

単独ライブ「Kick Sparks」が始まった。

「よろしくお願いします~」
「ウー、スパークス!」

「えー、頑張っていかなあかん思うてますけども。『ウー』言うてますけどね。火を消したんです、マネしてください、ほんとにもう」
「ハー・・・」

「ハーてなんやねんお前、頑張っていかなあかんのに、ハーてなんやの?」
「ウー、ウー・・・」

「ウーてなんやの? ため息すな、お前!」
「あっ、スパークスです、ウー、スパークス!」

「やったって!」
「やったっけ?・・・」

「集中せえ、集中。おかしいぞ」
「おかしいよな?」

「おかしいぞ」
「病気かな?」

「病気?病気の疑いあんの?おかしいん?」
「ああー、調子悪いわー」

「調子悪い?調子悪いんですって。じゃあ、症状聞いてもらおう、みなさんに」
「聞いてもらいます。いやーなんか、心臓が突然、バクバクするんですよ、最近」

「ちょっと、動悸の疑いあるやん」
「ある特定の女の子のこと考えたら」

「恋や!」
「・・・」

「考えたら言うたら恋や、恋やんか」
「いやでも、その子のこと考えたときだけやで」

「いや、恋やて。その子に恋してるからドキドキすんねん」
「いや、突発性拡張型心筋症ちゃう?」

「なになになに?聞いたことない病気。長めの聞いたことない病気や。その病気なに?」
「突発性拡張型心筋症!」

「早口言葉みたいになってる。なんて?」
「だいたいこうなってきたら突発性拡張型心筋症や!」

「いやわからん!恋や、2文字や。えー、拡張型心筋症、18文字や。恋、2文字や」
「あ、でもね、たまにキュンとするときもある」

「胸キュンやん!恋してんねんて!」
「いや、突発性拡張型しんきゅん症ちゃう?」

「いや心筋症みたいに言うな!しんきゅん症てなんやの?どんな字書くのやお前それ」
「これ関係ないと思うけどな」

「絶対、関係あると思うで」
「いつもの何気ない景色がキラキラ輝いて見える」

「いや、恋や!キラキラ輝いて見えるて恋や!」
「なんか、気づいたらスキップしてしまう」

「いや、恋や!そんな奴、絶対恋してるやんけお前」
「あとなんか最近、グミ美味しい!」

「知らん!最近なん?今までグミ好きじゃなかったん?」
「グミがキラキラ輝いて見える!」

「そら酸っぱいパウダーついてんねん。食べてみい、酸っぱいわ、たぶん」
「酸っぱいパウダーついてないグミも・・・キラキラ輝いて見える!」

「なんやねん」
「これは? 俺さ、音楽さ、ごりごりのパンクロックしか聞かんへんやん!?」

「そうなん?」
「今、一番ハマってんの、ドリカムの未来予想図」

「いや、恋や!未来予想してもうとる、恋やんけ!」
「Ⅱやで」

「Ⅱ一番ええねん!メチャクチャええねん、Ⅱは」
「音楽だけじゃなくて、俺、映画さ、黒澤明の七人の侍が一番好きや」

「渋ぃー。なんや?」
「今、ナンバーワンは、恋空」

「恋言うた!恋したことない言うてんのに恋言うた!空の上に恋、恋言うたやん!」
「B型の女性とO型の男性って、相性ええって言うやん?」

「ああ、聞いたことある、聞いたことある」
「その子な、B型やねん。俺、O型やん。ということは相性はいいよ・・・」

「いい・・。いや、恋や!恋や!相性気にし過ぎて、恋や、恋!」

舞台の端で叫ぶ徳永。

「おい!帰ってこい!なにしてんねんお前」

スキップで戻ってくる。

「何気ないスキップ出てるやん!?スキップやめて!恋やん!?」
「おい山下、ちょっと聞きたいんだけどさ、運命ってあんのかな?」

「運命か、ありそうだけどな」(石を投げるフリ)
「いや俺さあ・・・恋した」

「あっ、恋したって言うた!恋したって言うた、恋知らんて言うてんのに」
「好き、嫌い・・・」(花占い)

「恋した!恋してんねんお前!ずっと。ずっと恋の話してる。お前の話、終わりが見えへんねん!」
「なんて言うた?」

「終わりが見えへん言うてんねん」
「そら見えへんよ!」

「どういうことやねん」
「だって恋は・・・盲目って言うやろ(小声で)」

「時間ありますか?」

ライブが終わり、ファンの女の子たちが山下にプレゼントを渡そうと押しかけている。
西田が「サインもだめなんで」と制止する。

緒方があゆみを連れてきた。
「徳永くん、お友だちだよ」

「おおっ!?」
「お疲れ様!すっごい面白かったよ。これはい、差し入れ」
「ええのに、こんなん」

徳永は、後ろ姿が神谷に似ている男性に声をかけたが、振り向いたら別人だった。

神谷に「時間ありますか?」とメールを送る徳永。

”珍しく神谷さんと連絡がとれた”

打ち上げに行くという緒方、西田、山下に、「すいません」と言ってその場を離れる徳永。

野菜を売ってても漫才師やねん

この前と同じ店で待っている徳永の前に現れた神谷は、銀髪になっていた。

「一回、金髪にして色抜いてから銀にすんねやな。頭痛かったわ」

この後、行くところがあると言って、おしんことビールだけを頼む神谷。
徳永は言葉が出なかった。

「本物の漫才師言うんは、極端な話、野菜を売ってても漫才師やねん」
「・・・」

「準備したもんを定刻に来て発表する人間もエライけど、『自分が漫才師や』言うことに気づかんと生まれてきて、おとなしく良質な野菜を売ってる人間がおって・・・これがまず、ほんもんのボケやねん」
「・・・(うなずく徳永)」

「ほんで、それに全部気づいてる人間が一人で舞台に上がって、『僕の相方ねえ、自分が漫才師やいうことを忘れて生まれてきましてねえ。あほやから未だに気づかんと、野菜売ってまんねん。なに野菜売っとんねん』というのが、ほんもんのツッコミやねん」
「・・・」

「でもあれやなあ。そんなん、ほんまにやっても誰も笑わへんから、それくらいの本当の気持ちで、子どもも大人も神さんも笑わさなあかんねん」
「・・・」

空腹の音が鳴る徳永を見て笑う神谷。

「・・・そんなに面白くないですか?」

店を出て歩く2人。

「料理うまいねん。この間も、なんちゃら言うの作ってくれて、めちゃ美味かったわ」
「どういう知り合いなんですか?」

「えっ!? 女や」

アパートの階段を上る神谷。
徳永は驚いている。

「なにやってん、早う来いや」

神谷は、204号室のドアを叩く。
「お帰り」と言ったユキは「徳永さんだ」と驚いている。

「なっ、仲いいって言うたやろ」

コタツに入って鍋料理を食べる。

ユキは、神谷のことを「才くん」と呼ぶ。

ちょうど、テレビにスパークスが出ていた。
それを見て、ユキは笑っていた。

”ユキさんは、安らかな暮らしの匂いがする人で、とても清潔な印象を与えた。そしてこの人も、誰かのようによく笑った。壁に響く笑い声が、自然といつかの真樹さんの笑い声と重なった。”

徳永の目から涙がこぼれた。

”日常の不甲斐ない僕は、あんなにも神谷さんを笑わすことが出来るのに、舞台に立つ僕で神谷さんは笑わない。僕は結局、世間というものを離せなかった。”

徳永は唇を噛みしめていた。

”世間すらも問答無用で否定する神谷さんは尊い。でも、悔しくて悔しくて、憎くて憎くて仕方がない。”

徳永は、下を向いて涙を流していた。

神谷は笑いもせず、何も言わない。

「だめですかね・・・」
「んん!?・・・せやなあ、もっと、徳永の好きなようーに、面白いことやったらええねん」

「・・・出来ないんです」
「考え過ぎちゃうか!?もっと、気楽に好きなことやったらええねん」

「・・・そんなに面白くないですか?」
「面白くない・・・っていうことではないねん。俺、徳永が面白い知ってるから、徳永やったらもっと出来る思うてまうねん」

「・・・ほな、自分がテレビ出てやったらよろしいやん。 ごちゃごちゃ文句言うんやったら、自分がオーディション受かって、テレビ出て面白い漫才やったらよろしいやん!」
「・・・・・せやな」

「それになんなんですか、これ。この髪、僕のマネですよね!?服装だって僕のマネですよね!?」
「・・・」

「神谷さん、人のマネすんの死んでも嫌やって言うてましたよね!?自分自身の模倣もしたくないって言うてましたよね!?これ模倣じゃないんですか!?」
「・・・いや、お前の髪形見てな、かっこいいと思って・・・」

「模倣ですやん・・・」
「・・・」

神谷は立ち上がって、その場を離れた。

ユキは台所に立っていた。

神谷は、ハサミで髪の毛を切っていた。

神谷は徳永の前に現れた。
「ベッカム目指したら、水前寺清子みたいになってもうた」

驚く徳永。
「チーターにも全くなってないですよ」

笑う神谷。
徳永は言葉が出ない。

酔うてて覚えてない

徳永は神谷にメールを送った。
「昨日はすみませんでした」

神谷からの返信が来た。
「酔うてて、全然覚えてないから大丈夫やで!」

山下が「始まるぞ」と呼びにきた。
これからライブが始まる。

”僕は再び、神谷さんと会うことができるのだろうか?”

第八話(了)

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