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【感動】永六輔が遺した永遠の言葉 名言金言

   

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前向きに…生で思い出したい永六輔が遺した言葉たち

人は二度死ぬんだよ

古舘伊知郎が、しゃべり続ける理由について、アナウンサーを夢見ていた最愛の姉・恵美子さん、尊敬する先輩アナウンサー・逸見政孝、二人の死を背負っているからだと語った。

そして、この言葉……

人って言うのは二度死ぬんだよ。
個体が潰えたら一度目の死。
そこから先、まだ生きているんだ。
死んでも、誰かが自分のことを思ってくれている。
誰かが、自分のことを記憶に残している、時折語ってくれる。
これがある限りは、生きている。
そして、この世界中で、誰一人として自分のことを覚えている人がいなくなったとき、二度目の死を迎えて人は死ぬんだよ。
自分はいま生かされている。
それは、一緒に姉と生きてる。
死んだ父・母とも一緒に生きてると本当に思い込んでる。
それがしゃべりの原動力になっている……

もっと聞きたい…永六輔が遺した永遠の言葉

実はこれは、2016年7月7日、肺炎で永眠した放送作家でタレントの永六輔が遺した言葉。

お別れ会で、次女の麻理さんが語っていたのを、古館が聞いて感銘を受け、紹介したものだった。

永さんと言えば、名曲「上を向いて歩こう」の作詞を手掛け、かつて日本を元気づけた人物。

敗戦を乗り越え、経済成長を遂げていく時代に、永さんの歌詞は、必死に働く日本人の心を励ました。

そんな永さんの紡いだ言葉に惹かれた一人が歌手・さだまさし。

永さんが作詞を手掛けた名曲のカバーアルバムをリリース。

そして、40年以上ラジオで言葉を届け続け、さらに作家として、著書は200冊以上に及ぶという。

永さんが生前執筆を行っていた書斎は、今なお、当時そのままに残っている。

そして、彼が愛用していた数年分のノートには…

「人生いろいろ(千差万別)」

「人間らしさって何だろうかと思う」

旅で出会った人々と話したことや感じたことなどの、たくさんの言葉が綴られている。

そんな彼が遺した数々の言葉に注目。

”もっと聞きたい…永六輔が遺した永遠の言葉”

つい、隣の芝生が青く見えてしまうとき

皆さんも、悩んだり、立ち止まったりする日があると思います。

まずは、人生の中で思い出したい永さんの言葉。

周りが気になり、つい隣の芝生が青く見えてしまう、そんな時に思い出したい永さんの言葉。

「他人のことが気になるのは、自分が一生懸命にやっていないからだッ!」

仕事でもプライベートでも、自分が一生懸命になる何かがあれば、他人は目に入らなくなるはず、そんな言葉である。

ふと、老いを嘆いてしまうとき

ふと、老いを嘆いてしまう、そんな時に思い出したい永さんの言葉。

「人間、今が一番若いんだよ。明日より今日の方が若いんだから。いつだって、その人にとって、今が一番若いんだよ」

雑誌のインタビューで、永さんはこう解説している。

「人生は昨日より今日」です。後悔をひきずらない、それでいてあきらめない。僕が感銘を受けた「人間、今が一番若い」という言葉がありますが、つまりは「今日が始まり」ということ。

例えば、何かを始めるのに、遅すぎるということはない。
衰えを嘆くくらいなら、やってみよう。
そんなことを感じさせる言葉である。

身近にイライラしている人がいるとき

身近にイライラしている人がいる、そんな人にかけてあげたい永さんの言葉。

「文句を言ってても一日。ニコニコしていても一日。だったら、人あたりのいい一日のほうがいいんじゃないかい?」

結婚生活に不満を感じるとき

結婚生活に不満を感じる……、そんな時に思い出したい永さんの言葉。

「いいですか。夫婦ったって、アカの他人ですよ。アカの他人どうしが起こす奇蹟。それが夫婦というものです」

家庭の問題にうんざりなとき

家庭の問題にうんざり……、そんな時に思い出したい永さんの言葉。

「家庭というのは、こんがらがった糸ですよ。こんがらがってるから、家庭なんです。ほどくとバラバラになっちゃいますよ」

永さん自身が人生でとても大事にしていた言葉

人生の中で思い出したい言葉の数々。

その中で、永さん自身が人生でとても大事にしていた言葉がある。

その言葉は、永さんが作詞を手掛け、自分で歌ってリリースしたレコード

「生きているということは」の歌詞であり、お別れ会で配られたタペストリーにもなったほど、生前の永さんが心に留めておいた言葉」

「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返してゆくこと」

「誰かに借りたら、誰かに返そう。誰かにそうして貰ったように、誰かにそうしてあげよう」

永六輔 お別れ会で読まれた言葉

8月30日、永六輔 お別れ会で読まれた言葉。

小学館刊「永六輔のお話し供養」より

人の死は一度だけではありません。
最初の死は、医学的に死亡診断書を書かれたとき。
でも、死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けている。
最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき。
そう僕は思っています。

近しい人が亡くなるのは、辛く悲しいこと。
続いては、そんな死を前向きにとらえる永さんの言葉たち。

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日頃から「死は特別ではない」と捉えたほうがいい

大ベストセラーの著書「大往生」に綴られているこの言葉は、彼の育った環境が大きく関係しているという。

1933年4月10日、戦前の東京・浅草で生まれた永六輔の実家は、1690年江戸時代に創建された最尊寺。

父・忠順さんは16代目住職。

そんなお寺の子として育てられた永さんが、日常のことのように目にしていたのが、葬式や法事といった「死」が関わること。

”寺育ちというのは、物心ついたときから「死」が日常なんです。人の死に慣れてくると、いくらか気持ちが楽になってきます。

僕が子どもの頃から思っていたように、人間は死ぬものだと捉えたほうが、楽なんですよ。ふだんの暮らし方と死ぬということを、つないで考えていくことが大事なのです。”

身の回りの誰かが、いついなくなってしまうかわからない。

だからこそ、日頃から「死は特別ではない」と捉えたほうがいいと考えるようになったという。

そんな彼が遺した言葉がこちら。

「死んだっていうからおかしいんだよ。先に行っただけなんだから」

家族のために死んでみせること

そして永さんは、人が最期を迎えるときの心構えになる言葉も綴っていた。

亡くなるとき、人は何を残していけるのか?

25年前、父の死から自分なりの答えを見つけたという。

それを言葉にしたのがこちら。

「家族のために死んでみせることが最後にできること。その姿勢こそがいちばん大事」

”つまり、家族に死というものを教える。誰かのためというのなら、家族や知人のために死ぬということそのものが、とても価値を持つ行為のように思えてきた。”

人の死というものを自分が家族に見せる。
それだけで、何かを残していける。
そう思えば、先に逝くことに意味を見出せるという言葉だった。

”僕にとって理想の死に方というのは、家族に囲まれて死ぬことですね。”

そして2016年7月7日、その言葉通り、自宅で家族に看取られながらこの世を去った。
享年83歳。

娘・麻理さんの心に残っている永さんの言葉

永さんが父親が亡くなった知人に贈った言葉。

「僕の父の逝った日の、妙な安堵感を想い起こしています。合掌 永六輔」

麻理さん自身、父・永六輔さんを見送ったとき、不自由な体からやっと解放される父に対する安堵感があったと言います。

私も父を昨年亡くしましたが、早くに母を亡くしてから23年、やっと母の元に行けるんだなと、やはり安堵感がありました。

家族に死に方を見せるという生き方、私も忘れないでいようと思います。

[出典:2016年11月25日(金)放送「金スマ」]

大往生 [ 永六輔 ]

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