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疑惑のチャンピオン あらすじ・キャスト鑑賞ガイド

   

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映画「疑惑のチャンピオン」(原題:The Program)

2016年7月2日(土)公開

製作

【脚本:ジョン・ホッジ】
「トレインスポッティング」(1996)でアカデミー脚色賞候補、BAFTA賞の脚色賞を受賞。

【原案:デイヴィッド・ウォルシュ】
英紙サンデー・タイムズのチーフ・スポーツライター。
アイルランドとイギリスのスポーツライター・オブ・ザ・イヤーに各4度選出。
ランス・アームストロングのドーピング疑惑を追及し続けてきたことが評価され、2012年イギリスのジャーナリスト・オブ・ザ・イヤーに選出。
13年間にわたってアームストロングを追跡調査した「Seven Deadly Sins: My Pursuit of Lance Armstrong」が本作の基になった。

【監督:スティーヴン・フリアーズ】
「グリフターズ/詐欺師たち」(1990)、「クィーン」(2006)の2作品でアカデミー監督賞ノミネート。
西部劇「ハイロー・カントリー」(1998)でベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞。
「あなたを抱きしめる日まで」(2013)がアカデミー賞4部門にノミネート。

映画『疑惑のチャンピオン』予告篇

みどころ

「アメリカン・スナイパー」「アルゴ」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「スポットライト 世紀のスクープ」など、近年アカデミー賞を大いに賑わせ、映画ファンからも高く評価されている映画の多くが、実際の出来事をモチーフにしている『実話映画』です。
どうして人々はこれほどまでに、実話映画に惹かれるのでしょうか?

映画「疑惑のチャンピオン」もまた、世界を揺るがせた衝撃の事実を暴き出す実録作品です。

偉業の裏で謀略に手を染めていた実在の人物は、英雄?それともペテン師?
その判断を、映画を観る人に問いかけています。

実話映画が多くの映画ファンを引きつける理由として、実際の出来事がときに、フィクションを超えるほどの奇想天外さを持っているから。
作り話なら、こんなの現実味ないよねと流されてしまうストーリーが、現実の出来事だからこそ、「こんな事が実際に起こったのか!?」「こんな人が本当にいたなんて!?」と観る人の心を動かします。

リオ・オリンピック直前に浮上してきたロシアの組織的ドーピングや、テニスのマリア・シャラポワ選手の問題など、スポーツと薬物使用の関係が注目を浴びていますが、その実状を目の当たりにした人は少ないです。
映画「疑惑のチャンピオン」では、華やかな栄光の影でどのようなことが行われていたのか、なぜ成功した者は薬物に手を出し そのまま使い続けてしまうのか、巧妙かつ組織的な実態を、わかりやすく映像として表現しています。

「ドーピング」と聞くと、注射での薬物投与や口から飲むことをイメージすると思いますが、実際はそれどころではなく、信じられないような綿密なプランニングと巧妙な手段によって行われ、その実態が描かれています。
きっとあなたも「こんな方法があったのか!」と驚かずにはいられないほど、私たちの想像をはるかに超えていたのです。

また、個人単位ではなく、所属チーム全体、スタッフ、選手を大きく巻き込んだ組織ぐるみで行われ、誰がどのように管理し、指揮していたのかなどの闇に包まれていた部分まで明らかになります。
そして、ドーピングテストをクリアする方法、抜け道までが描写され、組織ぐるみで時間を稼ぎ、運営スタッフの監視をかいくぐり、体内の薬物濃度を基準値にまで変化させるその実態に、誰もが驚がくすること間違いありません!

さらには、名だたる大企業が何故ドーピングまみれの男に巨額の投資を続けたのか、また 競技団体は「限りなくクロに近いグレー」だと分かっていたのに、なぜ暗部に深く切り込もうとしなかったのか、世界的スポーツを取り巻く利権と企業のきな臭い思惑までも描いています。

重度のガンに冒されながらも奇跡のカムバックを果たし、「ツール・ド・フランス」前人未踏の7連覇を達成した男「ランス・アームストロング」は、組織的ドーピングに手を染める程 勝利への執着心を持つと同時に、ガン患者を支援するチャリティー団体を設立して尽力し 彼らに勇気を与えてきました。

【彼は果たしてカリスマだったのか? それとも、世界をだましたペテン師だったのか?】

あらすじ

1993年にサイクルロードレースの最高峰〈ツール・ド・フランス〉にデビューした若きアメリカ人、ランス・アームストロングは、勝利への飽くなき野心に満ちあふれていた。
しかしスイスの薬局で血液中の赤血球を増加させる薬を購入し、レースで優勝した直後、激しく咳き込んで吐血してしまう。
医師から、重度の精巣ガンに冒されすでに脳にも転移していると宣告された彼は、絶望のどん底に突き落とされる。

過酷な大手術とリハビリを経て快復したアームストロングは、競技生活に復帰しチャンピオンに返り咲くため、スポーツ医学の権威であるイタリア人医師ミケーレ・フェラーリの指導を仰ぐ。
フェラーリはサイクリストのパフォーマンスを向上させる独自のプログラムの実践者だった。

こうして再出発の態勢を整えたアームストロングは、1999年の第86回〈ツール・ド・フランス〉に乗り込み、驚異的な快走を披露して見事に優勝を果たすが、ガンを克服してのセンセーショナルな復活劇にかねてからアームストロングの才能を高く評価していたスポーツ・ジャーナリスト、デイヴィッド・ウォルシュは疑念を抱く。
上り坂が苦手だったアームストロングが、短期間のうちにこれほど飛躍的にスピードが上昇するようになったのは、あまりにも不自然ではないかと……。

その後も彼は無敵の快進撃を続け、2005年の〈ツール・ド・フランス〉で7連覇を達成。
しかし、その偉業と共に巧妙な手口でドーピング検査をすり抜けながら、ウォルシュからの追及を躱し続ける闘いも繰り広げられていた。

サイクルロードレース史上に偉大な記録を打ち立てた最強のチャンピオン、ランス・アームストロング。果たして彼は英雄か、それとも……。

[出典:映画「疑惑のチャンピオン」(公式サイト > http://movie-champion.com/story.php ]

 

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キャスト

ランス・アームストロング……ベン・フォスターアメリカ出身の自転車プロロードレース選手。アマチュアで1991年のアメリカ合衆国チャンピオン。
バルセロナオリンピックのロードレースで14位。
1992年にプロ転向。
1993年の世界選手権で優勝。
1995年、ツール・ド・フランスへ出場。
1996年10月2日、医師から自分が精巣腫瘍に侵され、既に肺と脳にも転移して生存確率は50%であることを告げられた。
その後 治療とリハビリを重ね、1998年にプロ復帰。
1999年~2005年まで「ツール・ド・フランス」総合優勝 7連覇達成。

デイヴィッド・ウォルシュ……クリス・オダウド

ミケーレ・フェラーリ医師……ギヨーム・カネ

フロイド・ランディス……ジェシー・プレモンス

ビル・ステイプルトン……リー・ペイス

ヨハン・ブリュイネー ル……デニス・メノシェ

フランキー・アンドリュー……エドワード・ホッグ

ボブ・ハーマン……ダスティン・ホフマン

ベッツィー・アンドリュー……エレイン・キャシディ

 

『疑惑のチャンピオン』コメント一覧 ※敬称略、順不同

 

ドキュメンタリーと見紛う見事な映像。
その美しい「表舞台」に存在する戦慄すべき「闇世界」。
現代スポーツの光と影のすべてを描き出した見事な映画です
玉木正之(スポーツ評論家)

自転車競技の熱さや迫力の裏にある苦悩や苦労。
登場人物達の人間ドラマの中で、自分に出来ること、期待を裏切らないでいることの良さ悪さ、難しさを改めて感じました。
小越勇輝(俳優・ミュージカル「弱虫ペダル」主演)

この映画はひとつのハードボイルドだ。その世界でのし上がりそれを守ろうとするちょっと悲しい男の生き様。
アームストロングといえば、サッチモよりも月へ行った船長よりも俺の中ではヒーローだった。
でも…スカーフェイスのアル・パチーノを思い出した。
火野正平(俳優)

主演ベン・フォスターの、冷たくてイヤミで自信たっぷりな演技がまさに「ザッツ・ランス!」でした。
次第に追いつめられていく悲しい 英雄ヒーロー。
しかしあの7年間、彼は確かに我々にとって神に等しい存在だったのです。
疋田 智(自転車評論家)

薬を使わなくちゃ勝てない。
アームストロングというよりサイクリング界、プロ・スポーツ界全体に及ぶ疑惑。
深刻な問題を浮き彫りにした力作です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

あのスーパースターがまさか…際限なき「人間の欲望」がむき出しになる。
そしておぞましいドーピングの実態が、それを許せない「人間の良心」から暴かれる。
北川えり(タレント)

誰よりも早くなる為に、勝ち続ける為に、そして守る為に。
全てを手に入れ、全てを失った男の物語。
そう、これはあくまでも物語なのだ。
「美談」に彩られた「欺瞞」の物語なのだ…
蟹江一平(俳優)

すべての自転車ロードレースファンにとって、絶対に目を背けられない、あの暗い現実が見事に映像化されている。
かつてのランス・ファンはもちろん、私のようなアンチ・ランスも、決して避けて通るコトは出来ない……。
大田原 透(Tarzan 編集長)

ツールの壮大さを描くのは容易なことではない。
ランスの7連覇すべてを現場でみてきた自分にとって、虚偽のストーリーが迫真の映像によって蘇り、再び心を締め付けられた。
綾野 真(サイクルフォトグラファー、シクロワイアード 編集長)

自転車レースとは何か、ツール・ド・フランスとは何か、そして人間の欲望とは何か。
そのすべての答えが、スクリーンでうごめいている。
岩田淳雄(BiCYCLE CLUB 編集長)

乗車感覚を味わえる走行シーン、 本人を彷彿させるランス、フェラーリ医師、ランディスの役者…
リアルな映像が、栄光と暗黒のランス王朝時代を生々しく蘇らせた。
宮内 忍(CICLISSIMO 編集長)

ランス・アームストロングという”偽りの”伝説。
「勝つためにドーピングでも何でもしてやる」。
死の淵から生還した男が命を懸けて戦いぬき、滅びゆく姿に目が離せない!
江郷雅樹(CYCLE SPORTS 編集長)

アームストロング氏の栄光はドーピングによるものだったが、当時は活躍に勇気付けられたガン患者たちもいた。
記録は剥奪されてしまったが、彼の存在にも意味があった。
映画からそれを感じ取ってほしい。
五味渕秀行(CYCLE やわらかスポーツニュース編集部 自転車競技担当)

映画の前半に自信満々の若きアームストロングが北の地獄として知られるパリ~ルーベで走ります。
欧州のベテランたちに圧倒され、屈辱を受けたそのシーンが何より印象的でした。
ランスは一生懸命ペダルを踏んだのに、彼らに絶対に勝てない。
ドーピングの現実に初めて直撃し、大きく落胆する。
禁止薬物に魂を売る決心をし、暗黒面に落ちる。
大きな野望を抱く、小さな人間の物語なのだ。
フローラン・ダバディ(スポーツ&文化ジャーナリスト)

史上最強と言われたサイクリストの栄光と影…
それは勝利の追求なのか?悪魔のささやきなのか?
スポーツ界最大のスキャンダルをリアルに再現。
自転車に乗る姿はランス・アームストロングそのもの!激似です!!
サッシャ(サイクルロードレース実況)

実は、ランスは人間だった。
完全無欠、無敵のヒーローの「真実」は「裏切り」なのか。
天与の身体条件をも乗り越え、高みを目指した「魂の強さ」は「罪」なのか。
強い感情がほとばしる彼の眼光が忘れられない。
絹代(サイクルライフナビゲーター)

ヒーローとは何なのか?
ランスが不正をしていたと知った瞬間にそれまで築き上げてきたことは否定されなければいけないのか?
自分が勝ち続けることでしか存在意義を実感できない、勝利への執念に取り憑かれた挑戦者の孤独がここにある。
栗原 類(モデル・俳優)

モチーフは「自転車競技」だが、この問題のなんと普遍的な!
形態こそ違えど、まるで現在進行形の〝一件〟を見るよう。
この既視感は、アノ件にも、アッチの件にも重なって、毒々しくコワい!!
やくみつる(漫画家)

レースシーンの迫力は、実際のロードレース中継さながらに大興奮!
俳優さんがどんどんどんどんランス本人に見えてきました!!
リアル感・臨場感・迫力、そして人間の弱さ・強さ・共感、金、権力……
きっと見る人によって、違う感想があるのではないかと思います!
とにかく、凄く刺激的な映画でした!
まだまだ言い足りない!!
誰かとこの映画の感想を言い合いたいわーーー!!
団長安田(安田大サーカス)

喉から手が出るほどに欲しいたった1つの勝者の座は、執着と命をかけなければ手に入らない。
そして誰にも譲らせることはできないのだ。
道端カレン(モデル)

おそらくそこには、チャンピオンだけが知る苦悩がある。
悲劇か。喜劇か。
それは、人間の内にひそむ天使と悪魔がサドルの上でせめぎあう、長きにわたる物語である。
まこと(シャ乱Qドラマー)

世界最高峰の競技の王だったランス・アームストロングの王の闇!
己の栄光の為に人生とペダルをもがいた自転車操業ドーピングの実態!
このレースの三連単車券 打つ-勝つ-堕つ の万車券は買えないわ~!
浅草キッド 玉袋筋太郎(芸人)

レースだけでなく、人生も徹底的にプログラムする執念と精神力に圧倒される。
ツール・ド・フランスは彼にとって、死の淵からよみがえった生命を確かめる旅だったのかもしれない。
小林成基(NPO自転車活用推進研究会 理事長)

ツール・ド・フランスをまるで現地で観戦しているかのような臨場感溢れる映像にとても興奮しました。
ストーリーは、自転車レースに出場している私たちにとっても考えさせられるものでした。
小林玲香 橋本弘子(ポタガール埼玉)

[出典:映画「疑惑のチャンピオン」(公式サイト > http://movie-champion.com/comment.php ]

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