Writerzlab

ライターズラボ ★ 知的快感!ポータルサイト

*

発達障害の子は「僕、死ねば分かってもらえたのかな」とつぶやいた

      2018/03/23

Sponsored link

本人の努力では如何ともし難いことを要求するのは酷なことです。
障害とはそういうものではないでしょうか?
「僕、死ねば分かってもらえたのかな」は、心の叫びに他なりません。
発達障害の子「死ねば分かった?」

発達障害の子「死ねば分かった?」第5景・教育(6)2018年2月3日 午前7時20分

「家庭訪問で登校刺激を行う→お願いしていない」
「就寝時間がなぜそうなったのか本人に確認させる→プレッシャーになります」…。
 
「学習障害(LD)」がある佐藤駿さん(16)=仮名、福井県内在住=のために、保護者と教師らで作成する「個別の支援計画」には、母・美穂さん(45)=同=の意見が随所に記されている。
 
中学最後の計画にもかかわらず、特性が理解されていないと感じた。
誤字やコピペ(文章の切り貼り)も散見され「真剣に考えてくれていない」と美穂さんの不信感は消えなかった。
 
駿さんは字を書くことが苦手。
一方で、駿さんが友だちとSNSでするやりとりは普通の若者と何ら変わりない。

「書こうとすると『書くことだけ』に意識がいってしまう」(美穂さん)。
解決策として学校側に授業中のタブレット使用を求めてきたが実現しなかった。
 
「視力の弱い子が眼鏡をかけるみたいに、その子に応じてデジタル機器を使うのがどうしてダメなの」。
母親として納得できない。
文部科学省による発達障害の子どもに対する合理的配慮の例に「デジタル教材、ICT機器等の利用」が明記されているだけになおさらだ。
  
■  ■  ■
 
同県鯖江市の吉崎莉菜さん(13)は5年生になってすぐ、担任に「なんでそんなのが分からないの」と言われ、算数が嫌になった。
唯一できた国語で漢字の止めやはねを細かく指摘されたことがこたえた。
「(学校に)行きたくない」「嫌や、嫌や」と言うことが増え、全身にじんましんが出るようになった。
 
半年以上、市内外の皮膚科を回ったが治らなかった。
一晩中、母・幸子さん(43)が体をかいてあげないといけなくなり、睡眠薬が必要になった。
知人が「もしかしたら心に何かあるのかも」と心療内科を勧められ受診。
「自閉スペクトラム症(ASD)」だった。

Sponsored Link

悩んだ末に…

体の発したSOS。
「悩んだけど義務教育にこだわるよりも命のほうが大事」(幸子さん)。
6年生になって学校に行かなくなると、じんましんの発症は劇的に減った。
 
莉菜さんは勉強の代わりに、動物の絵を描くことに没頭した。
描き始めて3カ月後の公募展で大賞受賞。

審査した画家から「すごく才能がある」と手紙をもらった。
作品をネットで公開すると外国人から「天才だね」とコメントが来た。

スマートフォンケースとTシャツの商品化も決まった。
幸子さんは「楽しくなってきたんでしょうね。学校で褒められることがなかったから」。
莉菜さんは今、犬猫の殺処分ゼロを訴える絵本を描こうと、保健所の見学に行くほど行動的だ。
  
■  ■  ■
 
県教育委員会によると、発達障害などで通常学級に在籍しながら、必要に応じて個別指導を受ける「通級指導」対象の小中生は6万3497人のうち519人(2017年度)。
ほかにも小学校を中心に「気がかりな子」がいる。
 
ある教師は「苦手なことを頑張ってやり遂げたとき、褒めてあげるとすごく伸びる」こともあって発達障害の可能性を指摘できないことがあると打ち明ける。
別の教師は保護者に診断を促すと「自分の子どもに障害の可能性があると言われた気持ちは分かるのか」と責められたという。
 
理解が不足したり、対応が遅れたりして苦しむ子ども。
駿さんは卒業から半年以上たってぽつりと漏らしたという。
「僕、死ねば分かってもらえたのかな」

[出典:発達障害の子「死ねば分かった?」 第5景・教育(6)(福井新聞ONLINE > http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/289676 ]

学校という場においては、限られた時間内に教育しないといけないという制約があります。
先生も煩雑な業務に追われて余裕がありません。
特殊な環境である学校という世界が、先生や子どもたちを苦しめているのでしょう。
新しい教育の在り方が議論されてほしいものです。

Sponsored Link

 - 社会

スポンサーリンク

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

ヒモと暮らす女 by ねほりんぱほりん

ヒモ、それは「女を働かせて金を貢がせている男」 男)「おい、金出せ!」 女)「え …

東京五輪2020 新エンブレム決定! 作者と作品紹介

ついに決定!2020年東京オリンピック 新エンブレム 4年後に控えた2020年東 …

成功者が「性暴力」で人生を棒に振る、その理由

成功者が「性暴力」で人生を棒に振る、その根本的理由とは何でしょうか? 成功者が「 …

「敏感すぎて生きづらい」大人たち

なぜか生きづらいと感じる人は、人一倍敏感な大人(HSP)かも知れません。 「怒鳴 …

ポケモンGO日本解禁|攻略もいいけど事故には気をつけて!

ついに日本で配信開始 「ポケモンGO」期待と不安 2016年7月22日放送「ミヤ …

【特別寄稿】 熊本大地震2016

熊本の大地震に思ったこと 2016年4月14日、16日に起きた熊本の大地震は、私 …

「アルマーニ」とは真逆・大阪の公立小学校「みんなの学校」の感動話

「みんなの学校」と呼ばれる大阪の公立小学校をご存知でしょうか。 制服を「アルマー …

「新幹線殺傷・秋葉原通り魔・ブロガー刺殺」3つの理不尽な殺人に共通するもの

どれも理不尽な事件だった「新幹線殺傷」「秋葉原通り魔」「ブロガー刺殺」。 これら …

中国人ツアーガイドが語る「客をいかに洗脳するか」とは!?

中国人ツアーガイドが語る「客をいかに洗脳するか」の話が面白いので紹介します。 3 …

36歳の元モデルが結婚に踏み切れない理由は「パパ活依存」

最近よく耳にする「パパ活」という言葉。 大人の関係なしに、月に何回かの食事をする …