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【感動】生き別れ瞼の母を探して……ミシェル・ウェッツェルの奇跡のストーリー

   

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MOTHER ~再会した生みの母は元同僚~

「奇跡体験!アンビリバボー」2016年8月18日放送まとめ

生まれてすぐに養子に出されたミシェル

舞台はアメリカ中部に位置するアイオア州ダベンポート、人口10万人ほどの比較的大きな地方都市です。

今から11年前、養子の斡旋を行うエージェント「ベサニー・フォー・チルドレン&ファミリーズ ダベンポート支部」で働く養子ケースワーカーのキム・オールレッドは、1人の女性からの電話を受けました。

電話の主は、30年前にエージェントの斡旋で養子に出された女性、ミシェル・ウェッツェル(29歳)でした。

1

ミシェルは、生命保険に加入するために受けた健康診断で、コレステロール値が異常に高いことが判明し、それが遺伝的なものか、後天的な疾患かを確認する必要があったのです。

早速キムは、ミシェルの実の親の連絡先を探しました。

ミシェルが生まれたのは、1976年2月25日、生みの母親は当時25歳。

2

夫との関係が悪化し、離婚手続きの最中に妊娠に気づきましたが、貧しい上、すでに2人の娘がいたため、とても育てられないと判断し、養子に出すことにしたのです。

親としての感情が芽生えてはいけないと、娘をその手に抱くことを許されたのはわずか5分だけでした。

こうしてミシェルは養子に引き取られたのです。

当時のアメリカでは、養子契約が成立後、親子双方、連絡先などは教えないのが一般的でした。

ミシェルが引き取られたのは、ダベンポート郊外に住むジョンソン一家で、母は健康上の理由でもう妊娠はできないとミシェルを迎えました。

その4年後に、思いがけず妹が誕生しましたが、両親は別け隔てなく愛情を注ぎ、ミシェルはのびのびと育てられました。

ミシェル・ウェッツェルさん≫
「5歳になった頃、両親から自分が養子であると告げられました」

養母ジェーンさん≫
「まだ小さいうちに養子である事を話した方が、子どもが良く育つケースが多いと聞き、ミシェルにそう伝えました」

優しい両親に恵まれ、何不自由なく育ったミシェルでしたが、成長するにつれ、兄や妹との違いを感じはじめます。

活発で、勉強が苦手なミシェルに比べ、兄と妹は物静かで勉強が得意でした。

また、ミシェルは目の色がグレーなのに、兄や妹は青い目をしています。

「自分は一体どこから来たのだろう」、思いは募りました。

実の母親に会ってみたい!

ミシェル・ウェッツェルさん≫
「中学生になると、私は誰に似ているだろうという興味を強く持つようになりました。周りは可愛い笑顔だねって言ってくれたけれど、その笑顔はどこから来たのかって」

ミシェルは、自分のルーツを知りたいと、養子斡旋エージェントに実の両親のことを問い合わせましたが、施設から見せられたのは、両親の個人情報が書かれた書類のみでした。

ミシェルの実の母親が25歳のときに彼女を生んだことを始め、養子に出された当時の両親の年齢や学歴、身長などが記されていました。

しかし、名前や連絡先に関する記述は一切なく、本人と連絡をとることは不可能でした。

それから16年後の2005年。

ミシェルは再び、養子斡旋エージェントを訪れていました。

医療記録の問い合わせをしてから間も無く、担当のキムに呼ばれたのです。

ミシェルの両親はすでに離婚していましたが、医療記録は提出してくれました。

この医療記録によって、コレステロール値の異常は実の父からの遺伝であることが判明し、無事、保険に加入することができ、今後の治療方針を定めることができました。

しかし、やはり名前は消されていたのです。

実は、ミシェルの生みの母は、離婚が成立後、2人の娘を育てるため、事務職やバーテンダーなど様々な仕事を経験しました。

その後勤務した美容院では、受付業務を担当、明るい性格で、スタッフはもちろん客からの評判も良く、3年で店長補佐にまで昇格しました。

しかしキムは、名前をはじめ、こうした情報をミシェルに教えることはできません。

それが養子エージェントの決まりだったのです。

結婚して子どもが生まれたミシェルは、本当の母親がどんな人なのか知りたい気持ちが強くなっていました。

そんなミシェルを見たキムは、実の母に会う意思があるかどうかを聞いてみることを提案しました。

養子に出された子供と実の親が会うことは、原則は許されていないのですが、双方が望む場合は可能だというのです。

養子ケースワーカー キム・オールレッドさん≫
「実は、私自身、2人の子供を養子に迎えています。 養子として育てられた子どもたちの多くは、自分のルーツを知りたいという想いをずっと抱えて生きています。 だから私は、ミシェルの想いを叶えてあげたいと思ったのです」

ミシェルからの手紙

キムは、ミシェルの実の母親に、養子に出した娘が話をしたいと思っていることを電話で伝えました。

しかしその問いかけは、生みの母を動揺させました。

生まれたばかりの娘を5分で手放した自分に、母親と名乗る資格はないから無理だと言われました。

養子ケースワーカー キム・オールレッドさん≫
「彼女は、明らかに動揺していました。連絡を取る事に怯えているのが、電話越しに伝わってきました。そこで私は、彼女にある提案をしたんです」

キム「では、娘さんからの手紙なら、受け取ってもらえますか?」

実の母「手紙…、わかりました」

ミシェル・ウェッツェルさん≫
「手紙を書くにあたり、下の名前だけを教えてもらいました」

”親愛なるキャシーへ”

キムの提案を受けてミシェルは、一度も会ったことがない実の母、キャシーに宛てて手紙を書きました。

手紙は、養子エージェントのキムを通し、実の母キャシー・ハンゼンの元へ届けられました。

30年前に養子に出した我が子からの手紙、「どれほど責められても仕方ない」そう覚悟してキャシーは読みはじめました。

そして、この手紙によって、誰も気づくことのなかった「2人の絆」が明らかとなるのでした。

”この手紙を書くことが、どれほど私の胸を高鳴らせているか、言葉では言いあらわせません。私は小さな田舎町で育ちました。今もそこに住んでいます。小学校・中学校・高校とチアリーダーをして、バンドにも入っていました。ダベンポートという町のカプリという美容専門学校を出て、今は美容の仕事をしています。働き始めてもう10年になりました。1999年6月に結婚し、昨年1月に長女が生まれました。娘と共に過ごし、絵を書いたりするのが今の生活の楽しみです。私のこと、少し書いてみようと思います。”

”私は右利きで買い物が大好き。お酒はマルガリータが好きで、肉はあまり食べなくて、魚が大好き、散歩も好きですよ。動物が大好きで、スイミングも好き。あと兄と妹が一人ずついて、6人の姪っ子と3人の甥っ子がいます。”

ミシェルの手紙は、今の自分がどれほど幸せか、実の母に知ってほしい、そんな思いで溢れていました。

”いつか、お互いのストーリーを交換して、私の音楽好きなところや、細い髪や、笑顔がどこからきているのを知りたいわ。それに、このお尻のお肉もね。”

「30年前手放した娘は、今幸せに生きている」ミシェルの言葉は、長い間苦しんできたキャシーの心に沁みました。

キャシーはキムに電話をしました。

キャシー「今、手紙を読みました。私、ミシェルと会うつもりはないと言いましたけど、その言葉 撤回させて下さい。あと、手紙に一つ、気になる部分があったんです」

キム「気になることですか。では、まずは一度、ミシェルと電話で話してみませんか?どうでしょう?」

実の母との会話で驚くべき事実が!

その夜、ミシェルはキムから、実の母キャシーの連絡先を聞き電話をかけました。

「もしもし、ミシェルです」

「ミシェル?お手紙ありがとう。幸せにやってるようね」

「はい」

「あなた、ダベンポートの美容学校に通ってたのね」

「ええ、もう10年くらい前ですけど」

「実は私も、ダベンポートで働いていた事があるのよ」

「ええっ!?私も、美容学校を卒業した後、1年だけですがダベンポートで働きました」

「本当に?」

2人は、互いの記憶を照らし合わせていきました。

そして、驚くべき事実が判明するのです!

実は2人は、同じ美容室で働いていた事があったのです。

「じゃあ、あなたは受付にいたキャシーなの?」

「あなたは、ネイリストだったミシェルなのね」

「信じられないわ!」

ミシェル・ウェッツェルさん≫
「キャシーは、美容院における看板のような存在で、いつも陽気でフレンドリーで、みんながキャシーの事が好きでした」

実の母親 キャシー・ハンゼンさん≫
「この手紙が、彼女と再会するきっかけを与えてくれたんです。手紙を読んで、ミシェルがとても誠実で家族思いの子だと感じました。素晴らしい手紙でした」

 

当時の2人を知る店長・アイリーンさん≫
「ミシェルとキャシーは笑い方が良く似ていました。そして2人とも元気で情熱的でした。今思えば、話す時の仕草も良く似ていましたよ」

生まれて5分で離れ離れになった母娘の再会

そしてあの電話から2週間後、親子は再会を果たしました。

キャシー「私たちは気がつきませんでしたが、話し方がそっくりだって言われました。そんな事ないけどね」

ミシェル「みんな言うけど、自覚はないわね」

親子のアンビリバボーな再会は、地元の新聞にもとりあげられました。

ミシェルは、血のつながった2人の姉とも会い、育ての親や兄妹も含めた、家族ぐるみの付き合いが始まりました。

たった5分間の触れ合いを最後に、離れ離れになった母と娘、しかし、2人の絆は確かに繋がっていたのです!

ミシェル「私はあの手紙で、自分には素晴らしい家族がいて、もう大丈夫だよって伝えたかった。今は私にも子どもがいて、養子に出すという事がどれだけ辛い事か良く分かります」

キャシー「彼女は私の人生の一部よ。そしてミシェルが素敵な人生を送ってくれた事に感謝しています」

ミシェルは、母への手紙に、自分の事しか書きませんでした。

母に聞きたいことはたくさんあったはずなのに、質問を書くと答えたくないこともあるかも知れないと、母の事を気遣ったのです。

15

2016年7月7日。

ミシェルはキャシーに、あるサプライズを仕掛けました。

この日はキャシーの66歳の誕生日。

準備したケーキを持ってきました。

そしてもう1つのプレゼントは、ネイル。

ミシェルがキャシーの爪を塗るのは初めてでした。

娘からの思いがけないプレゼントに、キャシーは大満足でした。

(了)

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