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植物人間昏睡状態から奇跡の生還!マーティンの奇跡

   

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10年間身体に閉じ込められた男
意識不明の少年 悲劇!恐怖!そして奇跡の結末!

2016年5月19日放送「奇跡体験!アンビリバボー」まとめ

一人の少年の身にふりかかった想像を絶する出来事

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原因不明の難病に襲われ、意識不明になった少年。

医師たちは宣告しました、「二度と意識が戻ることはないだろう」と。

ところが、少年は奇跡的に意識を取り戻しました。

しかし、彼はまだ知る由もありませんでした。

この奇跡こそが、耐え難い恐怖の始まりだということを……

彼はのちに、その恐ろしい体験を、著書「ゴースト・ボーイ」で克明に記しています。

ゴースト・ボーイ [ マーティン・ピストリウス ]

”ほかの人たちにとって、ぼくは鉢植え植物みたいなもの。水を与えられ、部屋の隅っこにちょこんと置かれている。”

”「食えよ。このグズ野郎が」と、介護士がののしる。”

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”ほかに選択肢はない。身体が拒否したばかりの食べ物を、何とか飲み込まなくちゃいけない。”

”最後にやってきたのは「孤独」だった。人々がせわしなく行き来し、おしゃべりし、けんかし、仲直りしてはまたけんかをしている間も、身のすくむような「孤独」の骨張った指が、ぼくの心臓をぎゅっと締めつけているのがわかる。”

一人の少年の身にふりかかった想像を絶する出来事。

しかしそれは、悲劇で終わることはありませんでした。

彼の体験のすべてが知れ渡ったとき、世界が大きな衝撃と感動に包まれたのです。

12歳で突然の発病

11 今から40年前の1976年に、マーティン・ピストリウスは、南アフリカの大都市、ヨハネスブルグに生まれました。

機械技師の父・ロドニーと、レントゲン技師の母・ジョアン、そして2人の妹弟と共に、マーティンは何不自由ない生活を送っていました。

しかし、幸福な日々は長くは続きませんでした。

1988年、12歳になったマーティンは、突如激しい喉の痛みに襲われました。

ただの風邪かと思われたのですが、徐々に食事が食べられなくりました。

日中に何時間も眠ったり、歩くと足に激痛が走ったり、時々人の顔がぼやけて見えたりするなど、奇妙な症状が出てきました。

さらに、思考力や記憶力までもが、徐々に失われていったのです。

両親は国中の病院を渡り歩き、いくつも検査を受けさせ、さらには遠くイギリスやアメリカなどの専門医に見解を求めましたが、病名と治療法は判明しませんでした。

そして、発病から1年が経った1989年、ついにマーティンは、目を開いてはいるが、完全に意識を失い、両親の呼びかけに応えなくなってしまいました。

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それ以来、食べ物を口に運べば無意識に飲み込んだり、生体反応として眼球が動き、瞬きはするのですが、外部からのどんな刺激にも反応を示す事は一切なくなってしまいました。

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両親は、わらにもすがる思いで、いくつもの専門機関を訪ね、マーティンの精密検査を行いました。

しかし、原因も病名もわからず、治療法もなく、病気は自然の成り行きに任せるしかないと。

それは、「意識が戻る可能性はない」という、最後通告に等しいものでした。

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意識を取り戻したマーティン

母のジョアンは、レントゲン技師の仕事を退職し、息子の回復を信じて、1日中自宅でつきっきりの世話をしました。

しかし、意識が途絶えてから1年がたっても、回復の兆しさえ見られませんでした。

さらに、2年が過ぎ、3年が過ぎた1992年のある日……

「ここは・・・どこ? パパ・・・」

「マーティン、気分はどうだ?」

「パパ? ねえパパ、ここはどこなの?」

「今日はな、天気がいいぞ」

「ねえ、パパってば! ここはどこなの? ねえ、パパ!」

マーティンは意識を取り戻しました!

ところが……

「ねえ、ペンを落としたよ。ぼくが取ってあげる。あれ、体が動かない、どういう事?」

「さあマーティン、パパと帰ろう」

大きな声で叫び、手を動かしてるつもりが、実際は、舌も手もピクリとも動いていませんでした。

一体、どういうことなのでしょうか?

「閉じ込め症候群」

実はこの時マーティンは、「閉じ込め症候群」と呼ばれる状態にあったと思われます。

閉じ込め症候群とは、脳幹へ血液を送る太い血管が詰まることで、近くにある運動神経の束が全て破壊されて手足が痲痺、その一方で、運動神経とは関係のない「触覚・味覚・嗅覚」などは健常者と変わらず、なおかつ大脳の動きも正常な状態のことを言います。

19意識があるにも関わらず、手足を使ったり声を出したりして、意思表示をする事ができない患者は、自分の肉体に意識が閉じ込められているように感じるため、「閉じ込め症候群」と呼ばれるのです。

唯一自らの意思で動かせるのは、眼球と瞼だけ(眼球と瞼を動かす神経は脳にあるため、動かすことが可能)。

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症例が少なく、現在でも有効な治療法はありません。

さらに、通常、閉じ込め症候群の判定は、患者に簡単な質問をし、「イエスは1回、ノーは2回」瞼を閉じるというテストで、意識があるかどうかを判断します。

ところが、瞼や眼球は、たとえ意識がなくても動いてしまうため、その判定は極めて難しかったのです。

地獄のような日々の始まり

16歳で意識を取り戻したマーティンは、徐々に思考能力も回復し、3年後の19歳になると、自分が置かれた状況を完全に把握できるようになっていました。

ところが、彼が意識を取り戻したことに気づく人は、誰一人いなかったのです!

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僅かに動かせるのは、眼球と瞼だけで、しかもそれが、「意思によるものなのか、単なる反射なのか」、周りの人には区別がつきませんでした。

食べ物は、流動食なら飲み込みはするのですが、おむつが必要で、状態は意識が戻る前とほとんど変わりませんでした。

それはまさに、地獄のような日々の始まりでした。

「痛い、ベルトが食い込んで痛いんだ。誰か緩めて、お願い!」

痛みは感じ、意識はあるのに、誰にも伝えることはできません。

「もう何時間も同じ姿勢でお尻が痛いんだ。誰か僕を寝かせて」

”何時間も座りっぱなしでいるのは、みんなが思うほど楽じゃない”

”人が崖から落ちて、ドーンと地面にたたきつけられ、粉々になってしまうアニメを見たことはないだろうか?”

”ちょうどあんな感じだ。”

「お尻が痛いんです、寝かせてください」

「はい、水分補給の時間ですよ」

「水が欲しいんじゃない、お尻が痛いんだ」

「はい、次は14時にまた来ますね」

「待って、お願い!」

どれほど苦痛を感じても、気づいてもらう方法がないのです。

しかもそれだけではありません。

「パパが迎えに来るまで、あと4時間59分」

”そろそろ、数え始めよう。秒が積み重なって分になり、やがて時間に変わる。”

”数えていればきっと、父さんが着くまでの時間がちょっぴり短く感じられるから。”

膨大な時間を潰すために、マーティンが出来る事は、ただひたすら数を数える事くらい、気がどうにかなりそうなのを必死で耐える日々でした。

「マーティン、もう死んでちょうだい!」

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しかし、彼にとって最悪の地獄は、介護施設ではありませんでした。

ジョアン)「もう限界よ。さっさとこの子を、24時間介護してくれる居住型の施設に預けてよ」

ロドニー)「よせジョアン、マーティンがいる前で」

ジョアン)「だから何?この子は、もう一生なんにも聞こえやしない。なんにも感じないのよ。この子はね、もう二度と元に戻りゃしないのよ」

実は、マーティンが意識を失っていた3年の間に、家庭は見るも無残に崩壊していたのです。

意識を失ってから1年後、母のジョアンは、看病疲れと、マーティンを救えなかったという自責の念が限界に達し、自殺を計ったのです。

辛うじて一命をとりとめた彼女は、精神科の医師の勧めで仕事に復帰し、息子の世話から一切、手をひきました。

代わりに、マーティンの面倒を引き受けたのは、父のロドニーでした。

しかし、仕事があるため、昼間は介護施設に預けるしかありませんでした。

出勤前に預け、夕方迎えに行き、眠るまで世話をし、施設が休みの日は、一人でマーティンの面倒を見ました。

前途有望な技師だった父ロドニーは、残業をやめ、夕方5時までの勤務に変更、息子の為にキャリアを諦めたのです。

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しかし、母のジョアンは、マーティンの世話を続ける父・ロドニーのことを責めました。

ジョアン)「どうしてマーティン一人のために、そこまで犠牲にならなきゃいけないのよ」

ロドニー)「家族とここにいる必要があるからさ。マーティンは赤の他人じゃない、家族なんだ」

ジョアン)「家族?デイビッドとキムの事も考えてよ。あの子たちはどうなるの?デイビッドはあんなに活発だったのに、どんどん引っ込み思案になって。キムだってそう、あなたにもっと構ってもらいたいって。2人とも、もっとパパと一緒に過ごしたいのに、あなたはいつもマーティン、マーティン」

「やめて、もうやめて・・・」

ロドニー)「どんな状態だろうと、手放すなんて僕には出来ない。この子が息を引き取る瞬間までね」

マーティンにとって最大の苦痛、それは、自分の存在が家族全員の負担となっていること。

意識を取り戻したことで、厳しい現実を直視しなければならなかったのです。

一人泣き叫ぶ母。

「ママ、ごめん。ママは悪くない、僕のせいだ」

ジョアン)「お願いだから、死になさいよ。マーティン、もう死んでちょうだい!」

その時の思いをマーティンはこう記しています。

”言われた通りにしたかった。人生を終えたくて仕方なかった。こんな言葉を聞くのに、耐えられなかったから。”

しかし、この後マーティンを、さらなる恐怖と過酷な運命が待ち受けていました。

口の端を動かせるようになったマーティン

マーティンが意識を完全に取り戻してから、1年、また1年と、時は過ぎていきました。

誰も、その事実には気づいてくれないままに……

ところが、実はその間に、マーティンの身体にある変化が起こっていました。

マーティンは、ほんのわずかながら、口の端を動かせるようになっていたのです。

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「僕を見て、パパ!」

しかし、最もマーティンの回復を願っていた父でさえ、息子の顔を正面から見ることは殆どなくなり、そのわずかな変化に気づくことが出来なかったのです。

そしてこの後、彼は想像を絶する、更なる恐怖へ突き落とされることになります。

さらなる地獄の日々

その頃ロドニーは、郊外にある環境の良い施設に、マーティンを時々預けることにしていました。

ところがそこは、マーティンを人形のように扱う、最悪の施設だったのです。

しかし、実態を知る由もない父は……

ロドニー)「さあ、マーティン、今日はあの田舎の施設に行く日だぞ」

「嫌だ、あそこだけは嫌だ」

ロドニー)「嬉しいか?良かったな、いい場所が見つかって」

「パパ、お願い、あそこだけはやめて、行きたくないんだ!」

そんなある日の事、マーティンは、その施設に3週間も預けられたのです。

マーティンには、虐待されている事実を伝える術はありませんでした。

介護士)「さあマーティン、とっとと食べてちょうだいね」

「ちょっと待って、まだ飲み込めてないんだ」

介護士)「ふふふふふ」

「無理だよ、息が詰まっちゃう」

介護士)「食えよ、このクズ野郎が、はっはっは」

「く、くるしい・・・(吐き出すマーティン)」

介護士)「てめえ、何しやがるんだ」

「ごめんなさい」

介護士)「お仕置きよ」

「やめて、お願い!いやだよ、やめて!」

介護士)「はっはっはっは」

介護士・ヴァーナとの出会い

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意識を取り戻してからおよそ10年が経った2001年、25歳になったマーティンは、誰かが気づいてくれる希望を失っていました。

それどころか、生きるていること事態が、絶望に他ならなかったのです。

そんなある日のこと……

ヴァーナ)「今日から、あなたのマッサージを担当するヴァーナよ、よろしくね」

「ヴァーナ、君も僕をいじめるの?」

新しい施設で、アロママッサージを担当するヴァーナという女性に出会いました。

43 「僕に触れたがる人がいるなんて、信じられない」

ヴァーナ)「ずいぶん楽になったんじゃない?もう一方の脚も、ちょっぴりリラックスさせられるか、やってみましょう。最近ね、犬を飼い始めたの。友だちからもらった雑種の子犬なんだけど、もうとっても可愛くて。」

彼女は、これまでの介護士とは違い、マーティンをモノのようには扱いませんでした。

それどころか、まるで友人であるかのように話しかけてくれたのです。

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ヴァーナ)「あなたは犬が好き?それとも猫派?」

「断然、犬だよ」

ヴァーナ)「そうよね、やっぱり犬よね」

「久しぶりに、会話した気がする」

わずかな希望を取り戻したマーティンは、父ともコミュニケーションを取ろうと試みたのですが……

「パパ聞いて、今日素敵なことがあったんだ。ねえパパ、聞いてよ、ねえってば!」

弟のデイビッドが咳をしました。

ジョアン)「熱があるわ、気管支炎になってるのかも」

弟の元に駆けつける父。

家族の中に、マーティンを気にかけているものはいませんでした。

もはや、介護士のヴァーナだけが、マーティンのたったひとつの心の支えとなっていました。

ヴァーナ)「どう、ご家族は元気?」

「いや、ちょっと問題があってね」

ヴァーナ)「もしかして、誰か病気だったりして」

「マーティン、あなた分かっているのね」

ヴァーナは、父・ロドニーに聞きました。

ヴァーナ)「変なことをお聞きしますけど、マーティンの弟さん、気管支炎なんですか?」

ロドニー)「ええ、昨日から熱が出て。でも、どうしてそれを知っているんですか?」

ヴァーナ)「やっぱり……でもまさか、信じられないわ」

マーティンの前に来たヴァーナ。

ヴァーナ)「マーティン、あなた分かっているのね」

いったい、どういうことなのでしょうか?

マーティンには意識があるのではないか

実は、ヴァーナは長い間、マーティンの顔を見ながら話しかけているうちに、ある疑問を持つようになっていました。

ヴァーナ)「なんだか、私の言う事が分かってるみたいね」

その疑問は、徐々に膨らんでいきました。

そして、その日……

ヴァーナ)「誰かが病気なの? 病気なのはお父さん? お母さん?じゃあ、弟さん?」

マーティンの口がわずかに動きました。

ヴァーナ)「弟さんなのね。どこが悪いの、鼻風邪?それとも中耳炎? 扁桃腺? 気管支炎?」

またしても、マーティンの口がわずかに動きました。

ヴァーナ)「気管支炎なのね?」

その時、ヴァーナは気づいたのです。

マーティンには意識があるのではないかということに。

「マーティン、ごめんね」

ヴァーナ)「ロドニーさん、大事なお話があります」

マーティンはすぐさま、とある大学の、重度障害者用のコミュニケーションセンターに、検査を受けるために連れて行かれました。

そして、検査の結果、マーティンは意識があることが判明したのです!

医師「マーティンは意識があります。おそらく何年も前から」

ジョアン)「神様、私はなんてことを・・・」

ロドニー)「マーティン、許してくれ」

ジョアン)「マーティン、ごめんね」

母・ジョアンは、当時を振り返ってこう話しています。

”ある日、彼に言ったの「死んでほしい」と。彼を理解する事が出来ず、申し訳ないと思います。”

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発病から13年あまり、完全に意識を取り戻してから、実に10年もの時間が経っていました。

ついにマーティンは、意識がある人間としてそこに存在することに、気づいてもらえたのです!

しかしそれは、新たな闘いの始まりでもありました。

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マーティンに意識があることは分かりましたが、今後症状が、どれだけ改善されるかは、全くの未知数でした。

それでも、母のジョアンは仕事をやめ、1日中マーティンに付き添い、一緒にコミュニケーションの訓練や、麻痺した身体のリハビリに励み始めました。

それまでの罪を償うかのように……

2016年5月現在のマーティンは今!?

それから15年の月日が流れた2016年5月、マーティンはどうしているのか訪ねました。

マーティンは現在、住み慣れた南アフリカを離れ、なぜかイギリスにいました。

なんと、手を動かす事が出来るようになっています!

さらに、自分の口では話すことは出来ませんが、パソコンを使って会話も出来るようになっていました。

いったい、何が起こったのでしょうか?

実は、リハビリ開始から1年が経った頃、母は、額につけた赤外線で画面のキーボードの文字や絵をポイントし、意志を伝える新たなデバイスを入手、トレーニングを始めました。

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最初は思うように首は動かず、もどかしいほど長い時間が必要でした。

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それでも、2年後には赤外線を操り、会話ができるまでに回復したのです。

さらには、想像を絶する痛みに耐えながらリハビリも続けた結果、リハビリ開始から5年後には、自分の手でキーボードを打ち、パソコンを使いこなせるまでに回復しました。

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それだけではありません。

マーティンは、パソコンの情報処理を専門的に学ぶために大学に入学し、そして6年前からは、フリーランスのウェブ・デザイナー、開発者として仕事もしているといいます。

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そんな彼に、かつて厳しい言葉を投げかけた母について聞いてみました。

”私は母を愛していますし、良い関係を保っています。責める気はありません。母だけでなく、家族全員にとって難しい時期でした。怒りはなく、母に深い憐れみと愛情を感じます。母にとっては、息子を失くしたようなものです。そんな状況にも関わらず、最善を尽くしてくれました。”

なぜマーティンはイギリスに!?

しかし今も、マーティンの下半身は麻痺したまま、歩くことはできません。

なのになぜ、両親のいる南アフリカから遠く離れて、イギリスで生活しているのでしょうか?

実は、マーティンは、7年前の2009年に結婚していたのです!

彼女は、ソーシャルワーカーをしているジョアンナさんで、イギリスにいるマーティンの妹の同僚です。

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出会いは、マーティンが妹とテレビ電話で話したとき、となりにいたジョアンナさんに一目惚れしたのです。

”彼女はとても美しいし、話しやすく、いつも僕を笑わせてくれます。でも、きっと夫か彼氏がいるはず……私にチャンスなどあるのかと考えました。それに私には障害があり、住む場所も遠く離れていましたから。”(マーティン)

”私は、彼の微笑みに惹かれました。その笑顔だけで十分でした。彼の正直な性格も魅力でした。”(ジョアンナ)

その日から2人は、メールやフェイスブックで親交を深めていきました。

数ヶ月後、ジョアンナは初めて、南アフリカのマーティンのもと元へ向かいました。

2人が、空港で出会った瞬間の写真があります。

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手を触れる事も出来なかった彼女を、マーティンが思い切り抱きしめました。

”私は、興奮と喜びを全身で感じました。彼女と一緒にいられることで、ただただ本当に幸せでした。”(マーティン)

”私も、本当に胸が一杯になりました。だってサプライズで、お花や風船まで用意してくれていたんですもの。”(ジョアンナ)

さらなるサプライズ

しかし、さらなるサプライズをマーティンは用意していました。

パソコンで打った音声メッセージを携帯電話に録音、二人で気球に乗った時、タイミングを見計らってジョアンナにヘッドフォンを渡し再生、プロポーズしたのです。

”あなたは私の人生に現れ、灰色だった私の世界に色を注ぎ込んでくれました。あなたをずっと知っていた気がする。あなたなしの人生は考えられない。あなたを抱きしめたい、あなたを大事にしたい、あなたの面倒をみたい、あなたを守りたい。そして、私の全人生を賭けてあなたを愛したい。残りの人生を一緒に過ごす栄誉と特権を、僕に与えてもらえますか?私の妻となって・・・”(マーティン)

ジョアンナの答えは、YESでした。

そして、出会ってから1年あまり経った2009年6月、二人は結婚式を挙げました。

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今では、特別に改良した車を、マーティン自ら運転、愛するジョアンナと共にドライブするのが最大の楽しみだといいます。

マーティンが世界中に伝えたい事

しかし、10年間、意識があることに気づいて貰えなかったマーティンは、気づいてもらったとき、いったいどんな気持ちだったのでしょうか?

マーティンはこう話します。

”言葉では言い表せません。コミュニケーションというのは、出来なくなるまでその重要性に気づかないもの。コミュニケーションが、僕の人生の全てを変えてくれました。意志を伝えられるというのは、本当に素晴らしい事です。”

マーティンの他にも、こんな事例が報告されています。

フランスのリエージュ大学の調査によれば、従来の方法で植物状態と診断された42名のうち、新たな方法で検査したところ、13名に「意識がある」との結果がでました。

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さらに1年後、この13名の方々の追跡調査を行った結果、9名に「意識レベルの改善」が見られました。

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10年もの間、動かぬ肉体に意識を閉じ込められ、深い孤独を耐えぬいたマーティンは今、その数奇な経験から学び、世界中の人々に伝えたいことがあるといいます。

”どんなに小さくても、常に希望はあると思っています。他人の人間性を認め、自分自身も信じて下さい。誰にでも親切に、思いやりと尊敬の念を持って接して下さい。愛と信頼の大切さを、決して過小評価せず、夢を見続けて下さい。”

(了)

 

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