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【感動実話】ワンタンの恩返し☆全中華が泣いた!

      2017/07/14

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一杯のワンタン麺のお礼に中国人男性がした、23年越し奇跡の恩返しの実話が感動的!

150306_001[出典:fujitv.co.jp]

2014年1月、中国で素晴らしい行いをした人に贈られる「最も美しい隣人」という賞を贈呈された男性がいます。
彼の名前はシュー・ウェンジェン(徐文建)です。シューさんが受賞の際に言った言葉は、
「隣人とは、ある意味、家族ではないでしょうか。彼女は、若き日の私に対し、家族のように接してくれました。今も、私の心の中で生きています。」

 

中国全土を感動の渦に巻き込んだ、アンビリバボーなストーリー

舞台は1979年、中国南西部・四川省の農村地帯。
母「豚のエサ集めはどうだった?」
15歳のシュー・ウェンジェンは答えます。
「全然だめ、米のとぎ汁しかもらえなかったよ。」

シューさんは、農業の傍ら養豚を営む家の一人息子で、真面目で優秀だったにもかかわらず、経済的な理由から学業を断念、中学を中退して家の手伝いをしていました。

シューさんの家は、豚のエサを買うお金にも困っていたほど貧しかったので、15歳のシューさんが村中を一軒一軒回りながら、「ごめんください。残飯ありますか?」と頭を下げて残飯をもらって歩きました。

「こっちだって食い物に困ってんだよ。帰れ帰れ。」と言われることもたびたびです。そんな日々の中、「一生こうやって残飯集めをするしかないのか」と自分の境遇を恨めしく思い、生きる希望を見いだせずにいました。

そんなある日、家々を回る途中でシューが立ち止ったのは、一軒の食堂の前でした。客が食べるワンタン麺の匂いに引き寄せられたのです。彼にとってワンタン麺は、年に一度食べられるかどうかの「御馳走」でした。

「一度でいいから、お腹いっぱいワンタン麺を食べてみたい」と思うシューさんでしたが、食べるお金がないので、通りかかるたびにいつも「匂い」を嗅ぐだけでした。

「食べたいなあ」とつぶやきながら立ち去ろうとするシューさんに声をかける女性がいました。
「あのー、あなた、ちょっと待って……一緒に食べましょう。」
「食べたかったんでしょう?」
「でも、お金が・・」
「大丈夫よ!大丈夫!さあ、座って座って」
この女性はワン・ツーイー(王子玉)さん、60歳。この村で夫と息子の3人で暮らしているそうです。

「実はね、何度もあなたのこと見てたのよ。」というワンさん。若いのに残飯集めなんて大変ねと思っていたのです。
シューは、ワンさんに聞かれるまま、何故残飯集めをしているのか話しました。
親身に話を聞いてくれる優しいワンさんに、心を許すようになったシューさんでした。

「さー、食べて」絶望の日々の中、一筋の希望の光が見えた気がしました。「こんなに親切な人と出会えるなんて・・」シューさんは一人歩きながら、「この恩は一生忘れません」と心に誓っていました。

それから数日後、リヤカーを引くワンさんを見つけました。そのあとを追いかけていき、たどりついたのは、みすぼらしい家でした。中には、病床に伏せるご主人らしき人の姿も……。

「あら、どうしたの?こんなところで」と声をかけるワンさんに、「あ……」シューさんは言葉を失いました。
ワンタン麺をごちそうしてくれたワンさんもまた、貧しい生活を送っていたのです。

ワンさんの仕事は荷物運び。しかし、1日じゅうリヤカーを引いても、稼げるのは2円~4円程度でした。それは、あのワンタン麺一杯分の値段と同じ額でした。

「どうして、ぼくによくしてくれたんですか?」と尋ねるシューさんに、
「私も、いろんな人に助けてもらったのよ。実は、私の息子は生まれつき目が見えなくて、それは本当にいろんな苦労があったわ。でも、そのたび、周りの人が助けてくれたの。困っているときはお互い様。家族も他人も関係ないのよ。」

シューさんは思いました。「ぼくも、全ての人を家族のように思える人間になりたい」
その後シューさんは、手に職をつけるために、大工修行を始めました。仕事は大変でしたが、どんな苦労にも耐えることが出来ました。

そして月日は流れ、23年後の2002年。38歳のシューさんは同じ村の女性と結婚していました。一人前の大工にはなったものの、家には75歳の母と育ちざかりの15歳の息子、食べ盛りの息子に満足に食べさせてあげられませんでした。思えば息子は、あの時残飯集めをしていた自分と同じ年頃になっていました。

そんなある日のこと、ワンさんが交通事故に遭い、足を骨折して全治3ヶ月の重傷を負いました。病院に行くと、「私も注意が足りなかったし、誰も悪くないんだよ」と、どこまでも優しいワンさん。
後日ふたたび見舞いにいくと、ワンさんの姿はなく、「ワンさんは、老人ホームに行きました」と医師から言われました。

ワンさんの夫は19年前に既に他界、最愛の息子も、事故に遭った年に肺結核で亡くなっていました。ワンさんは、シューさんに心配をかけさせまいと、息子の死を隠し、気丈に振舞っていたのです。

天涯孤独の身となったうえ、事故で歩けなくなったワンさんは、数日前に施設に送られました。「敬老院」と呼ばれる中国の老人ホームは、公営のため、ほぼ無料で入居できました。しかし、ワンさんのように一人で入居した老人にとっての最大の苦しみは「孤独」でした。

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恩人のためにシューさんが下した決断とは?

「足の具合はどうですか?」敬老院を訪ねてきたシューさんに、「よくここがわかったね」とワンさん。
「あなたが面会に来てくれて嬉しいよ」と言うワンさんに対し、「実は、今日は面会に来たんじゃないんです。」とシューさん。
ワンさんを背中に背負い、歩き続けるシューさんに、「ねえ、いったいどこに行くの?」とワンさんが尋ねると、「お昼ごはんまだですよね、一緒に食べましょう」と答えるシューさん。
2人が来たのは、シューさんの家でした。「ウチで一緒に食べましょう」

「重かったでしょう、帰りは私一人で帰れるからね。」と言うワンさんに、「その心配はしなくて大丈夫ですよ。」このときワンさんは、シューさんの言葉をまだ理解できませんでした。

家に入り、テーブルについたワンさんに、「はいこれ、ワンさんのために買って来たんですよ。」といって差し出したのは、箸と茶碗でした。
「わざわざ、今日のために?」と、まだ理解できていないワンさん。
「あるものを貸してもらえたら良かったのに。」
「そうはいきませんよ。だって、新しいほうが良いでしょう?これからここで、毎日使うんだから。」

ここでやっとシューさんの真意に気がついたワンさん。
「これから一緒に暮らしましょう。」と言うシューさん。

23年前、一杯のワンタン麺と共に、希望をくれたワンさんへの恩返し、それは、彼女を家族として迎え入れることでした。
しかし、「せっかくだけど、遠慮するわ。あなたの家族に迷惑はかけられないもの」とワンさん。

「困っているときは、家族も他人も関係ない、そう教えてくれたのはワンさんじゃないですか。」
「大丈夫、私は敬老院で十分よ。」
と、その時、ワンタン麺がテーブルに……

実は、この一日前、シューさんは家族を集めて言いました。
「ワンさんが身寄りもなくなったうえに事故に遭って今施設にいるんだ。」
母と妻はワンさんを知っていましたが、息子は知りませんでした。

息子にワンさんから受けた恩のことを話すと涙を流して感動しました。そして、家族みんなが、「今こそ、他人じゃなくて、家族になってあげようよ。」と思いを一つにしました。この決断は、決してシューさんの無理強いではなく、家族みんなが「今があるのはワンさんのおかげ」という思いを持っていたからでした。

息子が「5人分ありますからね」と声をかけると、ワンさんの目からぽとりと涙が……ここで、福山雅治さんの「家族になろうよ」が流れてきて、見ているこちらも思わず涙が……。

ワンさんの手をとって、「一緒にワンタン麺を食べましょう。」とシューさんに、「ありがとう」と泣き出すワンさん。
こうして、運命の出会いから23年、ワンさんは、シューさん一家と暮らしはじめました。

150306_002[出典:fujitv.co.jp]

インタビューで

妻は、「血のつながりもない老人を引き取るなんて、何か見返りが欲しいのかって、周りからは理解されませんでした。」
シューさんは、「彼女の唯一の財産、それは、拾った竹の棒、それだけ。私はただ、恩返しをしたかったんです。」

シューさん一家と暮らしはじめてから、ワンさんの顔から消えていた笑顔が少しずつ戻ってきました。
そんなシューさんの行いは、「最も美しい隣人」として、中国全土に感動を与えました。
「ここで皆さんに一つ、悲しいお知らせがあります。ワンさんは、2014年1月6日、この世を去りました。」とシューさん。

ワンさんは95歳でした。生前ワンさんはシューさんに、「あなたは本当の息子ではありません。でも、本当の息子のように愛しています。どう恩返しすれば良いかわからないほど良くしてくれるあなたに、心から感謝しています。」

「彼女は今も私の心の中で生きています」

ワンさんは、亡くなる2年ほど前から認知症を患い、近所を徘徊するようになりましたが、そのたびに、シューさんはワンさんを探して家まで連れて帰ったそうです。
シューさんの月収は日本円で約3万円ほどですが、約40万円かけてワンさんのお葬式をしたそうです。
彼らのエピソードを知って集まった多くの弔問客の食事代も全てシューさんが負担したそうです。
そして、自分の両親のお墓のすぐ隣にワンさんのお墓を建てたそうです。

最後にシューさんは、
「ワンさんには、『常に良い人であれ』ということを教わりました。それは、子どもや孫たちにも、厳しく教えてきました。」

息子は、
「ワンさんを迎え入れることに、全く抵抗はありませんでした。箸が一組増えただけ。家族が増えるのは大歓迎でした。ワンさんの行いは素晴らしいと思うし、父の行いもまた尊敬しています。家族も他人も関係なく、人を思いやるという気持ちは、子どもたちにも伝えていきたいと思います。」

「見返りを求めない無償の愛」と言葉ではよく聞きますが、それを実践することは簡単ではありません。
シューさんのように、子どもや孫に尊敬される生き方をしていきたいと思います。(S.A.)

 

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 - 感動

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Comment

  1. こうしょう(高翔) より:

    そう言う人への思いやり方をしていきたいと固めました・

  2. 一日本人 より:

    この方こそ、真の中華民族た。やはり古代の礼節を尊ぶ人がいたのだ。

  3. 匿名 より:

    こんな人が 中国に居たんですね
    日本人ながら 本当に
    すごいと思います。

    中国の誇りですよ、涙が止まりません。

    感動しました。

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