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「文化秘筆」が語り継ぐ江戸時代の悪女

      2019/03/09

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江戸時代のゴシップ誌「文化秘筆」が語り継ぐ希代の悪女

現代の文春砲にも負けない、江戸時代のゴシップ誌「文化秘筆」。
狡猾な女が起こした「ある事件」が記録されているのですが、その事件は江戸の町を騒然とさせ、結末には驚きの”大どんでん返し”が待ち受けていました。

時は1816年

事件は、現在の東京・品川で起きました。
被害に遭ったのは、母一人娘一人で暮らす家庭に婿養子に入った男で、名前は「正吉(仮名)」。
正吉は婿養子ではあったものの、妻・お春(仮名)もよく仕え、不自由することなく暮らしていました。

しかしそんな正吉に、一つだけ大きな不満がありました。

お春は「それでは おやすみなさいませ」と言って、別の部屋へ…
妻・お春は、必ず別の部屋で寝ていました。

しかも、それは一晩だけのことではなく、何日も続いたのです。
このお春が今回の「悪女」です。

さすがにたまりかねた正吉が問い詰めると、お春はこう言いました。
「実は、一緒に寝たい気持ちはあるのですが…」

このあとお春は、背筋も凍る恐ろしい言葉を言い放ちます

お春はこう言いました。
「母が元気なうちは、一緒に寝ることを禁じられています」

「どうして?」と聞く正吉に、お春はこう答えました。
「母を…母を殺してくれたら、詳しい理由をお伝えいたします」

妻・お春が言い出したのは、「実母の殺人依頼」でした。
”愛する妻との生活に母親が障害になっている”、そう追い込まれた正吉は「わかった…」と、母殺害を受け入れたのです。

そして決行の日がやってきました

正吉は、お春を芝居に行かせて母親と二人になったとき、ついに実行に移してしまうのです。
実行したその夜のこと。

お春が「ただいま。正吉さん、どう?」と聞くと正吉が「ああ……屏風の裏だ」と答えました。
愛する妻と寝るために、義理の母を殺めた正吉は、これでお春も喜んでくれると思ったのですが、お春はとんでもない裏切り行為に出るのです。

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お春は役人を連れてきました

なんとお春が役人を呼び、「亭主が…亭主が母を殺しました」と言って、正吉がお縄に…
「お春!」と叫ぶ正吉、その後、文春砲顔負けのゴシップ誌「文化秘筆」が伝えた衝撃の結末が!
実は、母親殺害の計画の裏には、お春の恐ろしい裏の顔があり、さらにはこのあと、お春に「大どんでん返し」が待っているのですが、はたしてその「大どんでん返し」とはいったい!?

妻・お春に隠された裏の顔

実はお春には、正吉の他に、なんと愛人がいたと思われ、邪魔な亭主と母親を殺害して、その愛人と一緒になろう計画していたのです。
そう、お春はゲスな不倫妻であり、まんまと妻に利用された正吉だったのですが、しかしこのあと、驚きの展開が待っていました。

驚きの「大どんでん返し」とは!?

「これは!?」と叫ぶ役人、そして「えっ…なんで?」と驚くお春。
血まみれの着物の下にあったのは、母ではなく犬の死体でした。

実は、お春の言葉を信じきれなかった正吉は、義理の母をお春にバレないよう外泊させていました。
そして犬の死体を持ってきて、母に見立てていたのです。

「犬と母親を勘違いするとはどういうことだ?お春」と役人に問われたお春は、「そんな…」と信じられない様子。
「詳しく話を聞かせてもらおうじゃねえか」と役人に連れていかれました。
かくしてお春の企みは失敗に終わり、文化秘筆によって広く伝えられ、当時の人々の大きな関心を集めたのです。
[出典:2017年10月29日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」]

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