復讐法廷 キャスト人物相関図 ネタバレあらすじドラマ視聴ガイド

裁判にもつれ込んででも復讐を挑む男

田村正和 × 竹内結子　Ｗ主演の法廷サスペンス復讐法廷
（ふくしゅうほうてい）
2015年2月7日（土）
夜9：00～テレビ朝日にて放送スタート！
その結末にあなたは戦慄する……
[出典:tv-asahi]

「いつもは逮捕する側を演じていますが、今回は逮捕される側です」
と田村正和さんのコメントにありますように、今まで“逮捕される田村さん”を見たことがありません。
いつも“颯爽と”、“クールに”犯人を追いつめきた田村さん。撮影現場で椅子に座っているだけでも「絵になる」田村さん。
モノマネされるときはいつも、人差し指を頭に当てて、「うーん、古畑任三郎でした。」の田村さんが犯人役だなんて？

今回のテーマは「自らの人生を賭して法の不条理さを訴える」こと。

「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」という、死刑制度反対をテーマにした映画が思い出されます。

「死刑制度」「冤罪」の問題を世間に知らしめるために、自分の命を捨てた2人の男女。
そうまでしなければ「世間では注目してくれない」という腹立たしさを抱え、ある意味、「現代の法律社会に対する復讐」が目的だった主人公。
今回のドラマの結末はどうなるのかわかりませんが、大いに楽しみにしたいと思います。
(S.A.)

あらすじ（ネタバレ注意！）

　2013年秋、元大学教授の中原誠司（田村正和）は、娘・由紀子（柳生みゆ）を殺害した男、岩崎健二（中尾明慶）の居場所を突き止め、猟銃で射殺。すぐさま警察に自首した…。
由紀子が暴行され絞殺された無惨な死体となって見つかったのは、その1年半前、2012年5月のことだった。すぐに岩崎が捕まったが、あろうことか裁判で無罪が言い渡されたのだ。警察の暴力によって自白が引き出されたとみなされ、公判が維持できなくなったためだ。
岩崎に極刑が言い渡されると信じてきた中原と妻・明子（市毛良枝）は絶望の淵に立たされ、明子はまもなく病に倒れ、この世を去った。愛する者を次々と失った中原は、このとき復讐を決意したのだった。家族を奪った岩崎という男に、そして凶悪犯を罰することのできない法律制度そのものに…。
岩崎を殺害した罪をきっぱりと認め、減刑をまったく望んでいない中原は、弁護士も要らないと突っぱねてきた。そんな中原の弁護人に新たに就任することになったのは、まだ経験の浅いヤメ検弁護士・緒方信子（竹内結子）だった。
中原の弁護を手がけるために、まず娘・由紀子が殺害された事件を調べはじめた信子は、彼女が今どき珍しいほど奥手で真面目な娘だったことを知る。だが、目撃者は、由紀子が自分で岩崎の車に乗り込んでいた、と証言していた。いったいなぜ由紀子は自ら犯人の車に乗ったのだろうか…!?
それらの疑問を解決できないまま、公判に臨むこととなった信子。ところが第一回公判の罪状認否で、これまで有罪を認めていたはずの中原が突然、起訴状の内容に異論があると言い、無罪を主張したのだ…！　岡田純紀（田中哲司）ら検事側は、あ然！　法廷は緊張に包まれるが…!?
[出典:tv-asahi]

キャスト・人物相関

中原誠司 ＝ 田村正和
元・大学の美術科教授。娘・由紀子を殺害した犯人岩崎を猟銃仇討ち。弁護士信子ともに公判に臨む。

緒方信子 ＝ 竹内結子
元東京地検検事の弁護士。人権派弁護士であった父の遺志を受け継ぐ正義感がなまらハンパない。中原を救うため、たった独りで大事件の弁護に挑む。

中原由紀子 ＝ 柳生みゆ
中原誠司の娘。大学卒業後希望あふれる時期に事件に遭遇。岩崎に暴行され殺害される。[出典:ameblo.jp/miyu-yagyu]

中原明子 ＝ 市毛良枝
中原誠司の妻。暴行殺人犯の岩崎になんと！無罪判決が下りる。不条理な結果に心を病み、度重なる心労から重度の心臓病を患いやがて娘由紀子のもとへ旅立つ。[出典:logsoku.com]

中原遼 ＝ 渡辺大（わたなべだい）
中原誠司の息子。南米ペルーで宣教師として活躍中、父の事件により急遽帰国。[出典:xn--vekw70ybyi.com]

宇田栄子 ＝ 手塚理美（てづかさとみ）
中原誠司の妹。犯罪者になった兄の気持ちは誰よりも理解している。[出典:chumoku-topic.info]

安田陽一 ＝ 長谷川朝晴（はせがわともはる）
緒方信子の婚約者。サラリーマンとは違う世界に生きる信子に翻弄されることもあるが、彼女のことは誰よりも理解し応援している。[出典:tokai-tv.com]

岩崎健二 ＝ 中尾明慶（なかおあきよし）
中原誠司の娘由紀子の暴行殺害犯人。[出典:crank-in.net]

湯浅警部補 ＝ 水橋研二
岩崎健二を逮捕した事件担当刑事。取調べて暴力をふるったため公判では不利な立場にあった。[出典:ameblo.jp/kenji-mizuhashi]

原田龍一 ＝ 高橋光臣（たかはしみつおみ）
中原誠司の元助手。由紀子の初恋の相手。[出典:ameblo.jp/takahashimitsuomi]

岡田純紀（おかだすみのり） ＝ 田中哲司（たなかてつし）
中原の事件を担当する東京地検検事。緒方信子の元同僚。元上司の篠崎に強く反抗し検事を辞めた信子に対する印象は良くないが、むしろ自分には出来ないことをやってのけた信子には嫉妬心を覚えている。その腐るほどのプライドから法廷では信子と激しく対立する。[出典:kanbei.tenkomori.tv]

篠崎昭 ＝ 小野武彦
東京地検検事正。緒方信子の元上司。ツンデレ信子に自分の判断を否定され、プライドをへし折られた恨みは筆舌に尽くしがたいものがある。
自分に反発し検察を辞めていった信子のことは一生忘れないいつか報復してやるという陰湿な側面を持ち合わせている。[出典:ro69.jp]

仲春一（なかしゅんいち） ＝ 森本レオ
中原誠司に猟銃のぶっ放しかたを教えた知人。いつも穏やかで人のことを慮る中原のことをリスペクトしている。[出典:talent.yahoo.co.jp]

小田豪一（おだひでかず） ＝ 平泉成（ひらいずみせい）
憎き犯人岩崎健二に無罪判決を言い渡した裁判官のひとり。判決を下したものの、人とし納得できていないものがあり、良心の呵責に苛まれ判事の職を辞す。以後弁護士にマイナーバージョンアップ。[出典:tv-asahi.co.jp]

吉岡勇 ＝ 岸部一徳（きしべいっとく）
東京地方裁判所判事。中原誠司が起こした仇討ち殺人事件の裁判官。
緒方信子の父の親友であり、信子に中原の弁護人を引き受けオファーしたキーパースン。[出典:girlschannel.net]

原作

『復讐法廷』　原題：Outrage
著者：ヘンリー・デンカー（Henry Denker）
1912年11月25日～2012年5月15日。享年99歳。