NHK『花燃ゆ』視聴率低迷ミステリー！不評の真相とその原因とは

NKH大河ドラマ史上初の不人気ぶり

鳴り物入りではじまった『花燃ゆ』
初回放送の視聴率は16.7％で、大河ドラマ歴代ワースト3位に入ってしまいました。
過去15年では、最も低い数字となっています。

２回目以降の視聴率

２回　13.4％
３回　15.8％
４回　14.4％
５回　12.8％
６回　13.3％

ところで、気になるワースト１と２は？

ワースト２＝　『花神』（1977年）16.5％　（平均19.0％）
ワースト１＝『春日局』（1989年）14.3％　（平均32.4％）

ただし、『春日局』は初回こそコケたものの、
平均視聴率では歴代3位に輝く、32.4％を叩きだしています。

ちなみに、『軍師官兵衛』の初回は18.9％
最終回は17.6％、平均視聴率は15.8％。

参考：歴代平均視聴率（クリックすると拡大出来ます)

[出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3967.html]

政治がらみのいわくつきドラマ？

まことしやかに噂されているのは、NHKが自民党におもねるかたちで、
企画の段階から、自民党総裁安倍晋三首相の地元山口県を選んだというもの。

現在、自民党にはNHK民営化を求める動きが活発です。
NHKが民営化になればどうなるのか？
誰が得して誰が困るのか？
いろいろな憶測が飛び交っています。

ドラマの内容も、さほど知名度のない吉田松陰先生の妹御にするなど、
地味なテーマで、時代劇や歴史好きの人でさえ今回のドラマにはさほど興味を示さず、
録画してまでも見たいという人は筆者の周りにはいません。
また、『花燃ゆ』の話題で話が盛り上がることはありませんでした。

もともと、このドラマには高視聴率を期待していなかったといいます。
NHK職員の内部告白によると、
局内では、『花燃ゆ』の視聴率に関しての話はアンタッチャブルだとのこと。

井上真央じゃなく杏だったらどうなったの？

今まで提灯記事を書いていた、あるドラマ評論家がいいました。
「『花燃ゆ』人気ないのはミスキャストだよね、杏だったら、もっとイッたよね」*ママ

視聴率が低いのは人気のバロメーターには違いありませんが、まだ始まったばかりなので最後までいかないとわかりませんよね。

人気女優が主役だったらもっと人気があったかも？
それって、井上真央が悪いと言ってるのとおんなじですよね。

井上真央の演技は杏を超えていると言われています。
第六回で、獄中の兄に涙を流しながら云ったシーンは鬼気迫るものがありました。
あのシーンが、強烈に残っている人も多いはず。

実際、撮影現場の空気が変わるくらいのアクティングだったといいます。
松陰役の伊勢谷友介も震えたほど。

女優によって、視聴率が変わることもあるかもしれません。
でも、井上真央以外だったら視聴率があがるのか？
そんなこと誰にもわかりません。

『結構な脚本で結構な女優』のパターンは誰が推理しても結果がわかりますよね。
なので、
・残念な脚本で残念な女優
・残念な脚本で結構な女優
・結構な脚本で残念な女優

以上の３パターンを
脚本家と女優を変え検証するしかないのです。

いかに、某ドラマ評論家のコメントが残念過ぎるかわかるでしょう。

今後、ドラマの人気（視聴率）がどうなっていくのか？
これからも目が話せませんね。