Writerzlab

ライターズラボ ★ 知的快感!ポータルサイト

*

発達障害の子は「僕、死ねば分かってもらえたのかな」とつぶやいた

      2020/02/27

Sponsored link

本人の努力では如何ともし難いことを要求するのは酷なことです。
障害とはそういうものではないでしょうか?
「僕、死ねば分かってもらえたのかな」は、心の叫びに他なりません。
発達障害の子「死ねば分かった?」

発達障害の子「死ねば分かった?」第5景・教育(6)2018年2月3日 午前7時20分

「家庭訪問で登校刺激を行う→お願いしていない」
「就寝時間がなぜそうなったのか本人に確認させる→プレッシャーになります」…。
 
「学習障害(LD)」がある佐藤駿さん(16)=仮名、福井県内在住=のために、保護者と教師らで作成する「個別の支援計画」には、母・美穂さん(45)=同=の意見が随所に記されている。
 
中学最後の計画にもかかわらず、特性が理解されていないと感じた。
誤字やコピペ(文章の切り貼り)も散見され「真剣に考えてくれていない」と美穂さんの不信感は消えなかった。
 
駿さんは字を書くことが苦手。
一方で、駿さんが友だちとSNSでするやりとりは普通の若者と何ら変わりない。

「書こうとすると『書くことだけ』に意識がいってしまう」(美穂さん)。
解決策として学校側に授業中のタブレット使用を求めてきたが実現しなかった。
 
「視力の弱い子が眼鏡をかけるみたいに、その子に応じてデジタル機器を使うのがどうしてダメなの」。
母親として納得できない。
文部科学省による発達障害の子どもに対する合理的配慮の例に「デジタル教材、ICT機器等の利用」が明記されているだけになおさらだ。
  
■  ■  ■
 
同県鯖江市の吉崎莉菜さん(13)は5年生になってすぐ、担任に「なんでそんなのが分からないの」と言われ、算数が嫌になった。
唯一できた国語で漢字の止めやはねを細かく指摘されたことがこたえた。
「(学校に)行きたくない」「嫌や、嫌や」と言うことが増え、全身にじんましんが出るようになった。
 
半年以上、市内外の皮膚科を回ったが治らなかった。
一晩中、母・幸子さん(43)が体をかいてあげないといけなくなり、睡眠薬が必要になった。
知人が「もしかしたら心に何かあるのかも」と心療内科を勧められ受診。
「自閉スペクトラム症(ASD)」だった。

Sponsored Link

悩んだ末に…

体の発したSOS。
「悩んだけど義務教育にこだわるよりも命のほうが大事」(幸子さん)。
6年生になって学校に行かなくなると、じんましんの発症は劇的に減った。
 
莉菜さんは勉強の代わりに、動物の絵を描くことに没頭した。
描き始めて3カ月後の公募展で大賞受賞。

審査した画家から「すごく才能がある」と手紙をもらった。
作品をネットで公開すると外国人から「天才だね」とコメントが来た。

スマートフォンケースとTシャツの商品化も決まった。
幸子さんは「楽しくなってきたんでしょうね。学校で褒められることがなかったから」。
莉菜さんは今、犬猫の殺処分ゼロを訴える絵本を描こうと、保健所の見学に行くほど行動的だ。
  
■  ■  ■
 
県教育委員会によると、発達障害などで通常学級に在籍しながら、必要に応じて個別指導を受ける「通級指導」対象の小中生は6万3497人のうち519人(2017年度)。
ほかにも小学校を中心に「気がかりな子」がいる。
 
ある教師は「苦手なことを頑張ってやり遂げたとき、褒めてあげるとすごく伸びる」こともあって発達障害の可能性を指摘できないことがあると打ち明ける。
別の教師は保護者に診断を促すと「自分の子どもに障害の可能性があると言われた気持ちは分かるのか」と責められたという。
 
理解が不足したり、対応が遅れたりして苦しむ子ども。
駿さんは卒業から半年以上たってぽつりと漏らしたという。
「僕、死ねば分かってもらえたのかな」

[出典:発達障害の子「死ねば分かった?」 第5景・教育(6)(福井新聞ONLINE > http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/289676 ]

学校という場においては、限られた時間内に教育しないといけないという制約があります。
先生も煩雑な業務に追われて余裕がありません。
特殊な環境である学校という世界が、先生や子どもたちを苦しめているのでしょう。
新しい教育の在り方が議論されてほしいものです。

Sponsored Link

 - 社会

スポンサーリンク

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

ヒモと暮らす女 by ねほりんぱほりん

ヒモ、それは「女を働かせて金を貢がせている男」 男)「おい、金出せ!」 女)「え …

漫画家で「エホバの証人」の元信者女性が自分の体験を漫画にした、その理由とは?

憲法において信教の自由が保障されている日本において、信仰を持つことは自由です。 …

【永田町劇場】「総理になれない家系」河野太郎氏は総理になれるのか?

「POST安倍」……次の総理は誰なのか? 数人の総理・総裁候補がいる中、麻生副総 …

夫が北朝鮮の工作員と知らなかった日本人妻と子供たちが辿った残酷すぎる運命

ロシア人スパイの日本人妻は、北朝鮮「スパイ術」で日本の警察をかく乱したに続く第6 …

眞子様の結婚に小室家の「贅沢」「たかり体質」が心配される

眞子様と小室圭さんとの結婚が延期になった背景には、小室家の借金問題がありました。 …

独裁国家のどこが悪い! 国民みーんな幸せ♥な君主制国家

北朝鮮・シリアだけじゃない!!いま注目すべき独裁国家 今 注目すべき独裁体制の国 …

あなたの職場にも!?身近に潜む「マイルド・サイコパス」

「マイルド・サイコパス」という言葉はあまり聞いた事がありませんでしたが、実は身近 …

現代の日本で梅毒患者が急増する原因は「出会い系アプリ」!?

現代の日本で梅毒患者が増えています。 原因はSNSの「出会い系アプリ」が考えられ …

成功者が「性暴力」で人生を棒に振る、その理由

成功者が「性暴力」で人生を棒に振る、その根本的理由とは何でしょうか? 成功者が「 …

告るとLINEで晒されるから恋愛できない20代男性

今やコミュニケーション手段として欠かせないLINEですが、恋愛の告白手段としても …