『愛おしくて』　ドラマ あらすじ・キャスト 人物相関図

NHK総合 ドラマ10『愛おしくて』主演：田中麗奈

2016年1月12日（火）スタート
毎週火曜　夜10時00分～10時48分（全8回）

作

黒土三男（脚本家・映画監督）

1988年「とんぼ」「うさぎの休日」で、第7回向田邦子賞受賞、NHK金曜時代劇「蝉しぐれ」ほか。

TVドラマ「とんぼ」のその後を描いたドラマ　監督黒土三男出演者長渕剛／イ・ナヨン／哀川翔／若林しほ／石倉三郎／高橋長英

ドラマの見どころ

「“愛をなくした”絞り染め作家の女」30歳。

「美しい獣医師の男」43歳。

「愛、お金、地位……すべてを手に入れた野心家の女」60歳。

一人の美しい男を巡って、年齢の差を超えた女の戦い！

岐阜県の山あいの小さな町で、愛に傷つき、愛をなくした一人の女が、もう一度、“人を愛おしく思う気持ち”に目覚め、本気で人を愛し、幸せをつかんでいく物語。

今回のドラマ10は、NHK名古屋制作の「大人のラブ・ストーリー」です。

女と男の揺れ動く人間模様、壊れてしまった親子の絆とその再生、そして本当の愛に辿りつく……

今を生きる女性たちに、勇気と感動を贈る「愛と許しの物語です！

あらすじ

愛人を作った父に捨てられ、母を病気で亡くし、そして恋人にも裏切られて、「愛をなくした」女、小夏（田中麗奈）。

そんな小夏にとって、伝統工芸の「有松絞り」は唯一の生きがいでした。

小夏は、有松絞りの師匠に弟子入りするため、岐阜県の山あいにある工房にやってきます。

師匠の怜子（秋吉久美子）は、絞り染め作家として成功しているだけでなく、幅広くビジネスを展開して、地域の財界にも顔が利く野心家でした。

怜子は、弟子入りの条件として、持て余していた犬の世話を、小夏に押し付けます。

この犬は、かつて人間に捨てられ、保護された犬でした。

小夏は、犬の世話を通じて、獣医師の光太郎（吉田栄作）と知り合います。

ぶっきらぼうだが、動物への深い愛情を持つ光太郎は、実は、怜子と深い男女関係にありました。

小夏の弟子入りは、怜子と光太郎の関係に、少しずつ影響を及ぼし始めます。

怜子は、小夏に脅威を感じ、厳しい試練を与える一方、その光る才能を、自分の名声に利用しようとします。

一方、この町で小夏は、家族を捨てて出て行った父、辰造（小林稔侍）と、思いがけず再会することになります。

辰造は、美容院を営む愛人の紙音（南果歩）と、暮らしていたのでした。

小夏は動揺し、激しく拒絶するのですが、辰造は、娘との絆を取り戻そうと、小夏につきまといます。

こうした中、犬との関わりを通じ、小夏と光太郎は少しずつ惹かれあいます。

やがて小夏は絞り染め作家として、女として、師匠の怜子と激しく争うようになっていきます。

男女の揺れ動く人間模様と親子の葛藤の中で、小夏は一人の大人として成長し、人を”愛おしく思う気持ち”に目覚めていくのです。

キャスト・人物相関図

小夏……田中麗奈

“愛をなくした”絞り染め作家。30歳。
愛人を作った父に捨てられた。
母を病気で亡くした。
恋人にも裏切られた。

光太郎……吉田栄作

獣医師。43歳。
怜子と深い男女関係にある。

怜子……秋吉久美子

高名な絞り染め作家。60歳。
幅広くビジネスを展開。
地域の財界にも顔が利く野心家

紙音……南果歩

美容院を営む辰造の愛人。

辰造……小林稔侍

小夏の父。
愛人を作って家を出た。

水橋研二

緒形幹太

丘みつ子

石倉三郎

平田満

ほか