中心にある問い
映画館を出た後、まだ感情が身体に残っている。その感覚から、本書は「経験とは何か」を考えます。
小説を読んでも、自分の過去が変わるわけではない。映画を観ても、明日の生活が別物になるわけではない。怪談を聞いても、日々の不安が消えるわけではない。
それでも、読んだもの、観たもの、聞いたものが、その後のものの見え方を少し変えることがあります。物語は現実そのものではありません。けれど、何も残さないわけでもありません。
本書では、読むこと、観ること、聞くこと、書くことを、人生の外側にある逃避としてではなく、人生を味わい直す働きとして考えていきます。
映画館を出た後、まだ感情が身体に残っている。その感覚から、本書は「経験とは何か」を考えます。
小説、映画、怪談、短い物語。現実ではない場面が、現実を見る角度に静かに残ることがあります。
「人生は娯楽である」は、人生を軽く扱う言葉ではありません。思い返し、語り直し、感じ直すための言葉です。
本書の入口になるnote記事を公開しています。映画を観終えた後の帰り道から、物語体験について考えます。
小説、映画、怪談、ショートショート。読むこと、観ること、聞くこと、書くことを、人生を味わい直す働きとして考える思想エッセイです。
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