あなたはすでに、
探し求めているものそのものである。
古代インドの至宝である『アシュターヴァクラ・ギーター』が、現代の探求者に向けて鮮烈によみがえる。外側に平安を求め続ける探索を終え、内なる不動の静けさへ帰るための一冊だ。
著者:青樹諒慈。単なる逐語訳ではなく、「エゴのメカニズム」を現代語で読み解く構成にした。
ギーター
非二元・ノンデュアリティの教えを、現代の読者が迷わず読めるように再構成した解説書。恐れ、不足感、分離、罪悪感。その根を見抜くための読書体験をめざした。
なぜ、私たちはこれほどまでに「外側」に平安を求めてしまうのか。
苦しみの根源は、情報不足でも教義不足でもない。問題は「誤った自己認識」と、それを前提に組み立てられた生の見方にある。
私たちが抱える苦悩の根源は、複雑な教義の欠如ではない。
「誤った自己認識(エゴ)」という幻想の物語を生きていることにある。だから、外側をいくら整えても、根の部分は残る。
この本は、その構造を曖昧な慰めではなく、切れ味のある言葉で見せる。
苦悩を根底から打ち砕く、力強い霊的覚醒の書
師アシュターヴァクラと弟子ジャナカ王の対話は、私たちのアイデンティティに関する最も根深い誤解を揺るがす。そこで示されるのは、観念の上塗りではなく、存在の中心を見直す視点だ。
あなたは意識そのものである。
視点のパラダイムシフト:二元性から「非二元」へ
本書が促すのは、考え方の小修正ではない。自分をどう認識し、世界をどう受け取っているかという土台そのものの更新だ。
なぜ「今」、この解説書が必要なのか。
本書の強みは、古代の聖典をそのまま置くことではない。現代の読者がつまずく箇所を補い、実践的な理解に接続している点にある。
古代の聖典
J・リチャーズ氏の英訳を基に、全20章を平易な日本語で通読できる形に整えた。難解さをありがたがるのではなく、読めることを優先した。
深層心理学
ユング、マズロー、トランスパーソナル心理学の視点を参照しながら、心の深層構造とエゴの働きを説明する。抽象語だけで終わらせない。
現代スピリチュアリティ
神智学、神秘学、『奇跡のコース(ACIM)』などの知見を通して、現代の探求者が自分の文脈で理解できる橋をかけた。
このような探求を続けている方へ
一時的な気休めではなく、存在の根底からの変容を求めているなら、この本はかなり刺さる。逆に、表面的な励ましだけが欲しい人には重い。
長らく探し求めてきた「内なる家」への帰還
この書との出会いが、あなた自身の内なる師との対話の始まりになる。エゴの幻想を見抜き、ジャナカ王が体験したような「揺るぎない平安と歓喜の境地」へ歩みを進めてほしい。
ページをめくるごとに、あなたの魂は真理の響きに共鳴していくはずだ。
さあ、究極の自由と
目覚めの扉を開こう。
聖典の翻訳だけで終わらない。現代の読者が自分の問題として読み、自分の認識を問い直せる形にまで落とし込んだ。