永瀬匡 新世代毒舌キャラでブレイク！直球勝負元ジャーニーズ

永瀬匡主演　映画「ズタボロ」2015年5月9日公開！

永瀬匡の毒舌キャラが冴えわたる！

永瀬匡。読み方は『ながせたすく』平成5年（1993年）1月22日生まれの22歳。
2015年5月6日放送の「ヒルナンデス！」に出演した永瀬は、食レポートに初挑戦。
辛党の永瀬を、あろうことか巷で人気のスイーツを食べるというコーナーに起用した。

元ジャニーズで筋肉ムキムキのイケメン俳優永瀬の人気ぶりにあやかって番組の視聴率を底上げしようとしたのだが……

まあ、こういう食レボではお決まりの美味しそうなリアクションや、好感度のコメントが暗黙のお約束なのである。
ところが辛党の永瀬は、女子がおちょぼ口で首を横に振りながら食べそうな、その人気のカップケーキをパクつくと、みるみる眉間に縦じわをよせあまりの甘さに悶絶「アッまー。クチのなかが痛い」と、正直な批評をしはじめたのである。

好きな食べ物が「エイヒレ」と「ホタルイカの沖漬け」という、酒飲みのオヤジのような嗜好性からして、スイーツなど好んで食べるわけがないのだ。

永瀬のハーフっぽいイケメンからして、女子力が高いスイーツなども好物だろうと判断したのかもしれないが、永瀬はバリバリの肉食系、硬派でならした過去がある。
映画「ズタボロ」でもその片鱗を覗かせている。

こんな永瀬にとって甘い食べ物を「チョッとしたテロルじゃないッスか」と売れっ子コピーライターばりのナイスな表現をしたりする。

最後に感想を求められて、食べ物をまずいと感じたのは久しぶりだった。と直球ストレートどまんなかの感想。
食レポでは「まずい」「おしいくない」は暗黙のうちの禁句とされているが、そんな「世間の常識」のような薄っぺらなルールは永瀬には通用しない。

ネット上では、常識をふりかざす世間様代表みたような人たちからは、「禁句」「失言」などという批判が相次いでいるけれども、これ失言ではなく正直な感想である。

テレビの食レポにかぎらず、『食べログ』でもこういう風潮があり、正直に『まずい』と感想を書くと削除されたりすることがある。
「まずい」とか「うまい」は、主観的な表現だから、第三者の参考にはならないというわけだ。

確かに、好き嫌いは個人の主観によるものだから、皆が絶賛する料理もある人にとっては激マズだったりする。
気取ったラーメン屋なんかがその例だ。皆がうまいというから食べてみたら、なんだこれとがっかりすることがよくある。
そういうと、「おまえは味がわからんのだ」と責められることになる。

これと同じ理屈で、いくら人気のスーツだろうが、辛党の永瀬にあっては、『ただ甘いだけの口のなかが痛くなるほどマズい食べ物』なのだ。

この正直な主観的感想を、誰も責めることはできない。

自分の気持ちに嘘をついてまで世間に媚びたかねえ！

番組のなかでは、さらに
自分の言いたいことを言って好感度を下げていこうと思います とキッパリと宣言。

「このラメーンの味がわからない奴は舌がおかしいんだ」
「こんなにおいしいスイーツの良さがわからない人は下衆よ」

なんていう人からは、好かれないだろうが、芯がブレない永瀬の正直さに好感を持つ人は多い。

永瀬のこの真っ直ぐなキャラは、毒舌タレントというにはチョッと抵抗がある。
毒舌タレントの代表は、マツコ・デラックスのような毒は持っていないからだ。

この、頭抜けたキャラがブレイクするのは時間の問題だろう。

これからも、食レポで楽しませてほしい。