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スキャンダル日本史「有名画家・竹久夢二のゲス浮気」

      2018/02/01

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スキャンダル日本史「有名画家・竹久夢二のゲス浮気…妻の神対応とは?”」林修 初耳

イケメンアーティスト「竹久夢二」のゲス浮気

スキャンダル日本史 第15弾のテーマは「イケメンアーティストのゲス浮気」

現在も後を絶たない、有名人の浮気スキャンダルですが、時に、夫を支える妻の神対応が話題になることもあります。
それは昔も同じで、今回のスクープは、あのイケメン芸術家のゲスな浮気。

そのイケメンとは「天才画家 竹久夢二」で、小学校の教科書にも載る、美人画で一世を風靡した人物です。
そんな夢二の代表作「黒船屋」には、ドロドロのスキャンダルが隠されていました。

時は1906年(明治39年)のこと

駆け出しの挿絵画家だった夢二は、早稲田で絵はがき店を営んでいた女主人・たまきと、運命の出会いをしました。
街で噂になるほどの色白美女だったたまきに、夢二は思わず一目惚れをしてしまったのです。
そして後日、夢二は「君と出会ったのは運命だ。結婚してくれませんか?」と、いきなりプロポーズをしたのですが、たまきは「はい」と受け入れ、なんと出会ってから2か月のスピード結婚でした。

たまきと結婚した夢二は、その後「美人画」を描いて大ブレイクするのですが、大きな瞳にほっそりした姿、実はモデルになったのは、妻となったたまきでした。
しかし、実は夢二は、時代を代表するプレイボーイで、甘いマスクと甘い言葉で、次々と女性と浮気するゲス野郎だったのです。

千葉・銚子を旅行していたときのこと

ふと、たまきが目を離すと、夢二は目の前にいた女性に声をかけていました。
「君!君とこんな所で出会うなんて運命だよ」と言う夢二に、「えっ!?…うそでしょ!?」と驚くたまき。

たまきは「はあー…、しょうがない人ね」と思いながら夢二に詰め寄り、「ちょっと!」と声をかけます。
「違うんだよ、誤解だよ、誤解」と弁明する夢二でした。

夢二の絵の才能に心底惚れこんでいたたまきは、決して見放すことはなかったと言いますが、ここからがスキャンダル!
夢二のある作品をめぐって、これまでの二人の関係がついに崩壊していきます…。

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夢二は常に、その時愛する女性をモデルにして美人画を描いてきました

そんな彼の後世に伝えられる代表作は「黒船屋」で、これまで通り、真っ白い肌の美人を描いた作品です。
しかしこれは、たまきをモデルにしたものではなく、別の女性を描いた美人画でした。

しかもその女性は、たまきの知っている人物で、夢二(当時31歳)と浮気をしていた11歳差の弟子・彦乃だと言われています。
夢二の愛情が自分から離れたと知ったたまきは、立ち直れないほどのショックを受けました。

夢二の浮気を知ったたまき 彼女の驚きの行動とは?

夢二と弟子・彦乃の浮気を知ったたまき。
彼女は、考えられない行動に出ました。

彼女が向かったのは、浮気相手・彦乃の両親の元でした。
そしてたまきは、彦乃の両親に向かって、「夢二のお嫁さんに、娘さんをいただきたい」と言い出します。
「えっ!?」と驚く彦乃の両親に対し、「夢二さんの芸術に、彦乃さんはなくてはならない存在。私は身を引きますので、お願いします」とたまきは言ったのです。

たまきが取った信じられない行動とは、自分は身を引き、夢二と浮気相手・彦乃との仲を取り持つというものでした。
この時すでに、たまきと夢二は離婚しており、このたまきの行動によって、夢二は彦乃と同棲を始めたのです。

そこにあったのは、夢二の芸術家としての才能を思っての行動でした。
たまきは、夢二の前から姿を消したわけですが、再び歴史上に姿を現すことになったのは、別れから18年後の昭和9年、ある意外な場所でした。

たまきがいた場所、それは?

そこは、長野県の富士見高原療養所で、夢二が51歳のときに結核で亡くなった場所でした。
夢二の死後、たまきは療養所を訪ね、夢二がお世話になったお礼にと、無償で3か月もの間働いたという献身ぶりが伝えられています。
[出典:2017年12月3日(日)放送「林先生が驚く初耳学!」]

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