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感動!友情のウェディングドレス!34年後に受け継がれる愛

   

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友情のウェディングドレス!34年後に受け継がれる愛(アンビリバボー)

あなたの行動が、もしかしたら数十年先の未来に、見ず知らずの人の運命を左右するかも知れないというお話です。

今から40年以上前のこと

熊本県の病院で看護師として働く保子さんは、休日に教会で行われている障がい者の支援活動に参加していました。
ある日、保子さんはそこで、竹原律子さんという女性と知り合いました。

律子さんは、難病のため背中が変形していました。
そのため幼い頃から、周りの子と同じように遊ぶ事ができず、特別扱いされる事も多かったのです。
しかし、教会で出会った保子さんは、彼女に笑顔で接してくれ、年齢が近くて話もあった2人はすぐに意気投合し、いつしか親友になっていました。

律子さんの夢は、自分で縫ったドレスを着て、バージンロードを歩くことでしたが、その話を聞いた保子さんは、恐る恐る、自分が結婚することになったと告げました。
律子さんは、親友の結婚を聞いて、彼女のため、腰の痛みに耐えながら、心を込めて手縫いのウェディングドレスを仕立てました。

そして保子さんは、幸せな結婚式を挙げました。
ところが、親友が贈ってくれたこのドレスが、のちに思いもよらない出来事を引き起こす事になるのです。
 

保子さんの結婚式から4年が経ったある日

障がいを抱えた野尻高記さんと千穂子さんが、結婚式の打ち合わせため教会に来ました。
千穂子さんは元々、走るのが大好きな女の子でした。

しかし、幼い頃に脊髄の病気にかかり、歩けない身体になりました。
そして彼女の両親は、高額な医療費を払うため、田畑を売って知人から多額の借金をしたのです。

そのことを知った彼女は、何日も眠れぬほどにショックを受けました。
彼女は死のうとしましたが、すんでのところで父に止められたのです。

父は彼女にこう言いました。
「障がいは、悪いことでも恥かしいことでもなんでもない。千穂子、胸を張って生きろ!」

それ以来彼女は、裁縫の技術を学んで職を得るなど様々なことに挑戦。
持ち前の明るさを取り戻していきました。

そして、31歳になるころ、運命の人と出会って、教会で結婚式を挙げることになったのです。
しかし、相手の男性も足に障がいを抱えていました。
そのため生活する上でギリギリの収入しかなく、ドレスを用意するお金がありませんでした。

そんな2人を見ていた牧師夫人が…

「教会に寄付されたドレスがある」
そう言って、一着のドレスを持ってきたのです。

それは 4年前に律子さんが、親友・保子さんの為に縫ったドレスでした
実は保子さんは、自らの結婚式を挙げた後、そのドレスを教会に寄付していたのです。
ドレスはまるで、千穂子さんの為に作られたかのように、彼女の体にピッタリでした。

千穂子さんの結婚式から7年後…

彼女はお母さんになっていました。
娘の紗織さんは元気な女の子で、両親の手伝いを当たり前のようにしてくれる優しい子になっていました。

しかし紗織さんは、障がいのある両親を気遣って、自分から遊びに行きたいとは言いませんでした。
授業参観があっても、母が車いすで学校に来るのは大変だろうと思い、千穂子さんに知らせようとはしませんでした。

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千穂子さんは、紗織さんが、障がいを持つ両親のもとで幸せなのか分かりませんでした。
でもその時、父が言った言葉を思い出したのです。

「障がいは、悪いことでも恥かしいことでもなんでもない。千穂子、胸を張って生きろ!」

”自分には出来ない事がたくさんあるけれど、してあげられる事もあるはず…”

千穂子さんは、下半身マヒでも運転できる車を使って学校まで行くと、周りの人たちに手伝ってもらいながら、学校の行事には欠かさず参加しました。
また、娘と遊園地へ行ったときは、一緒に乗る事は出来ませんでしたが、見ず知らずの人にお願いして一緒に乗り物に乗ってもらいました。
決してお金がある訳ではありませんでしたが、娘の幸せだけを願って子育てに奮闘しました。
 

子育ても一段落した2007年

千穂子さんは古くからの知人に誘われて、約30年ぶりに教会を訪れました。
するとそこに、一人の女性がいました。

彼女はなんと、最初にドレスを着た保子さんでした
保子さんも、この日偶然、教会を訪れていたのです。

かつて、同じウェディングドレスを着た2人が、この日初めて、対面を果たしました。
そして、2人ともに独身の子供がおり、会わせてみようということになりました。
初めて会ったその時、紗織さんも、後に夫になる啓一郎さんも、まるで昔に会ったことがあるような不思議な感覚がしたと言います。

2008年8月16日

バージンロードを歩く紗織さんは、運命の出会いから8ヶ月後、あの教会で結婚式をあげました。
彼女が身にまとったウェディングドレスは、夫の母、そして実の母が着たドレスと同じものでした

30年もの間、牧師夫人が大切に保管していたウェディングドレス。
30年以上前、1人の女性が親友の幸せを願いながら縫いあげたウェディングドレス。
彼女が込めた想いは、4年後に再び、花開くことになりました。

そして、同じドレスを着た2人の女性がやがて母になり、その2人の母が偶然出会って、紗織さんは運命の相手と巡り合えたのです。
もしあの時、律子さんがドレスを縫ってくれていなければ……
沙織さんの今の幸せは、別の形になっていたのかも知れません。

結婚式の後に牧師夫人が教会を離れたため、現在そのウェディングドレスは、紗織さんが家で大切に保管しています。
紗織さんには娘はいませんが、息子2人のお嫁さんが将来、そのウェディングドレスを着てくれることを願っています。
[出典:2017年8月10日放送「奇跡体験!アンビリバボー」]

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