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原話は、1690年(元禄3年)に江戸で出版された小咄本『鹿の子ばなし』の「花見の薬」。
これが同時期に上方で改作され、『軽口はなし』の「煎じやう常の如く」になり、冬の夜回りの話となった。
はじめは上方落語の演目として成立した。東京へは大正時代に5代目三遊亭圓生が移したといわれる。
上方では初代桂春團治、2代目桂春團治、2代目露の五郎兵衛らが、東京では、6代目春風亭柳橋、8代目三笑亭可楽、3代目三遊亭小圓朝が得意とした。
桂宗助の高座名はこの演目の登場人物の名に由来する。
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