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映画『64-ロクヨン-』前編・後編 DVD完全鑑賞ガイド|あらすじ・キャスト相関図・見どころまとめ

映画

更新履歴
2016年5月:初投稿
2026年4月11日:受賞歴・興行収入・脚本クレジット・改名情報を最新版に更新

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映画『64-ロクヨン-前編・後編』

前編公開:2016年5月7日(土)/後編公開:2016年6月11日(土)
DVDレンタル開始:前編2016年11月25日/後編2016年12月9日

64-ロクヨンー前編 通常版DVD [ 佐藤浩市 ]

64-ロクヨンー後編 通常版DVD [ 佐藤浩市 ]

原作:横山秀夫「64(ロクヨン)」2012年10月26日 文藝春秋刊

2012年 週刊文春ミステリーベスト10 第1位
2013年 このミステリーがすごい! 第1位
2013年 第10回本屋大賞 第2位
2015年2月 文庫発売
2015年4〜5月 NHK総合でドラマ放送(全5話)
2016年3月 累計発行部数130万部突破

原作者の横山秀夫は1957年生まれ、東京都出身。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。1991年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作。1998年「陰の季節」で第5回松本清張賞、2000年「動機」で第53回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。「半落ち」「顔 FACE」「クライマーズ・ハイ」「臨場」など多くの作品が映像化されている。

作品基本情報

監督:瀬々敬久/脚本:久松真一・瀬々敬久/配給:東宝
主題歌:小田和正「風は止んだ」

瀬々敬久監督は2010年の『ヘヴンズ ストーリー』で第61回ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞を受賞した実力派。本作では前後編を通じてメガホンをとった。

前編は全国319スクリーンで公開され初登場3位。後編は全国321スクリーンで公開され初登場1位を記録。前後編合計の国内興行収入は10億円以上。第40回日本アカデミー賞では佐藤浩市が最優秀主演男優賞を受賞した。

みどころ

かつて刑事部に在籍し、現在は広報官として職務に当たる主人公・三上義信を演じるのは佐藤浩市。広報室係長の諏訪に綾野剛、諏訪とともに三上を支える広報室の美雲に榮倉奈々。広報室と対立する記者クラブのキャップ・秋川に永山瑛太(旧名:瑛太)。「ロクヨン」事件被害者の父・雨宮芳男に永瀬正敏。三上の刑事時代の上司でロクヨン追尾班長も務めた捜査一課長・松岡に三浦友和。そのほか夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆ら、ベテランと若手が一堂に揃う。

三上義信は警察組織の中で個人としての葛藤を抱えながら、広報官としてマスコミからの外圧にも晒され続ける。さらに娘の家出失踪という家族の問題も重なる。そんな三上が「ロクヨン」事件の真相にたどり着いたとき、目にするものとは何か。

ミステリーとしての事件の核心はもちろん、三上を取り巻くすべての登場人物の心情が複雑に絡み合う重厚な人間ドラマとして構成されている。また、原作とは異なる映画オリジナルのエンディングが用意されており、原作既読者にとっても別の視点で楽しめる。

原作のあらすじ

わずか7日間で幕を閉じた昭和64年(1989年)、D県警管内で7歳の少女・雨宮翔子が誘拐され、殺害される事件が起こった。当時、捜査一課特殊犯捜査係に所属していた三上義信も追尾班として初動捜査に加わり、犯人から要求された2000万円の身代金を運ぶ父親の車を追った。だが犯人の方が上手で、身代金はまんまと奪われ、5日後に翔子の遺体が無惨な状態で発見される。

昭和天皇の崩御で悲しみに暮れると共に、新元号「平成」の制定で新しい時代の幕開けに色めき立つ世間とは裏腹に、幼い少女の死と遺族の慟哭を目の当たりにしたD県警は、平成の世に紛れた犯人を逃がすまいとこの事件をロクヨンという符丁で呼び解決を誓うが、遺族に吉報がもたらされないまま時は過ぎ、捜査本部は専従班に縮小され、名ばかりの継続捜査状態となっていた。

平成14年(2002年)、捜査二課次席まで出世していた三上は、突然警務部への異動を命じられ、広報官に任じられる。2年で刑事に戻るつもりで仕事に邁進し広報室の改革を目指すが、赤間警務部長からは上が決めたことを伝える窓口になり、自分が考える必要はないと忠告され、三上もある理由からそれに従わざるを得なかった。

三上には元ミス県警の美しい妻・美那子と高校生の娘・あゆみがいる。だが、あゆみは父とよく似た醜い自分の顔と美しい母の顔を憎むようになり、高校を不登校がちになり、ついには部屋に引きこもるようになってしまっていた。カウンセリングを受けさせるなどして状態は徐々に良い方向へ向かっているかに思えたが、整形を反対されたあゆみが家出してしまう。あゆみの捜索を全国の警察に口利きしてくれたのが他ならぬ赤間で、事あるごとにあゆみの件を持ち出し自分の意に従わせようとする赤間の言動に、三上は苛立ちを禁じえない。

そんな中、自宅にかかってきた無言電話があゆみからのものではないかと美那子が気に病み、再びかかってくることを期待し、美那子までもが引きこもり同然になってしまう。

時効間近のロクヨンについて警察庁長官が視察に訪れることが決まり、被害者遺族宅への長官の慰問許可を取り付けて来るよう赤間から命じられた三上が雨宮宅を訪ねると、雨宮は長官の慰問を拒否する。14年の長きに渡って事件を解決できない警察への失望と怒りが雨宮をそうさせたのかと三上は考えるが、雨宮と密に連絡を取り続けていなければならないはずの刑事部と雨宮の関係が断絶していることが判明する。

同じ頃、主婦による重傷交通事故が発生し、加害者が妊娠8か月であったため、母胎への影響を考慮し匿名で記者クラブに発表したところ、猛抗議を受ける。記者たちは本部長に直接抗議文を提出すると息巻き、広報室と記者クラブの間には深い溝ができ、記者らは来たる長官視察のぶら下がり会見のボイコットを通達する。

そんな中、三上の同期で人事を扱う警務部調査官の二渡が、ロクヨンについて聞き回っていることが分かる。二渡はかつてのロクヨン関係者に「幸田メモ」という言葉を出していた。幸田とは、ロクヨン事件で自宅班を担当し、事件の半年後に退職した元刑事の名だった。なぜ刑事ではない二渡がロクヨンを調べているのか、幸田メモとは何なのか、雨宮と刑事部の関係悪化の原因がそこにあるのではないか、三上の中に疑問ばかりが積み重なっていく。

やがて、長官は慰問の場でロクヨンを解決できないD県警の刑事部長の座を警察庁人事にすると宣言する予定であることが判明し、刑事部はそれを阻止すべく長官視察を中止に追い込もうとしていることが分かる。視察を成功裏に収めるため幸田メモの中身を知ろうとする警務部と、ロクヨンについて箝口令を敷く刑事部の軋轢は深さを増し、警務部の不祥事がマスコミにスクープされる。

再び雨宮を訪ねると、今度は一転して慰問を受け入れると伝えてきた。広報室が不祥事の対応に追われる中、ロクヨンを模倣したと思われる誘拐事件が発生し、記者クラブと報道協定を結ぶべく会合が持たれる。刑事部が被害者一家の情報を一切漏らさないため記者の不満は高まるが、三上の必死の説得で協定は正式に締結された。やがて、14年の時を経て2つの誘拐事件が1つに収斂していく。

[出典:64(ロクヨン) Wikipedia > https://ja.wikipedia.org/wiki/64%EF%BC%88%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%A8%E3%83%B3%EF%BC%89#.E6.98.A0.E7.94.BB]

出演配役キャスト・登場人物相関図

64-rokuyon-soukanzu

[出典:http://pr.movies.yahoo.co.jp/rokuyon/]

三上家

三上義信 …… 佐藤浩市
県警本部警務部秘書課広報室広報官。26年間の刑事部時代にロクヨン捜査(追尾班)にも関わった。広報官として任務に当たりながら、娘の家出失踪という家族の問題も抱える。第40回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞受賞。

三上美那子 …… 夏川結衣
三上の妻。ロクヨン事件では身代金受け渡し場所に張り込んでいた元婦警。

三上あゆみ …… 芳根京子
三上の娘で高校生。容姿に悩み、整形を三上に反対されて家出し、行方不明のまま。

広報室

諏訪 …… 綾野剛
県警本部警務部秘書課広報室係長。機転の利く広報マンで、記者クラブの懐柔に奔走する。

蔵前 …… 金井勇太
広報室主任。真面目さが取り柄。

美雲 …… 榮倉奈々
広報室唯一の女性。職務熱心で真っ直ぐな性格。

ロクヨン捜査班

松岡勝俊 …… 三浦友和
県警本部刑事部捜査一課長。三上の刑事部時代の上司で、ロクヨン捜査では追尾班長を務めた。

望月 …… 赤井英和
元ロクヨン追尾班。早期退職後、家業の農家を継いでいる。

漆原 …… 菅田俊
高田署長。元ロクヨン自宅班長。

柿沼 …… 筒井道隆
ロクヨン専従班。元自宅班。現在も捜査一課専従班として捜査を続けている。

幸田一樹 …… 吉岡秀隆
元ロクヨン自宅班。事件半年後に辞職し、現在はスーパーの警備員。

日吉浩一郎 …… 窪田正孝
元ロクヨン自宅班。科捜研から事件に召集されたが、事件後に退職し14年間引きこもっている。

村串みずき(旧姓:鈴本) …… 鶴田真由
元ロクヨン自宅班。三上と同僚だった元婦警。現在は結婚して退職。

県警本部警務部

辻内欣司 …… 椎名桔平
将来の警察庁長官と目されるキャリア組。現在は県警本部長。

赤間 …… 滝藤賢一
県警本部警務部長。県警ナンバー2。出世欲の強いキャリア組。

石井 …… 菅原大吉
警務部秘書課長。三上の直属の上司。

二渡真治 …… 仲村トオル
警務部警務課調査官。三上の同期で、県警の陰の人事権者。

県警本部刑事部

荒木田 …… 奥田瑛二
県警本部刑事部長。自身のポストを守るために動く。

落合 …… 柄本佑
刑事部捜査二課長。現場経験のないキャリア組の若手。

御倉 …… 小澤征悦
刑事部捜査一課次席。三上の二期下。広報官となった三上を敵視する。

芦田 …… 三浦誠己
刑事部暴力団対策室係長。

誘拐事件の被害者家族・雨宮家

雨宮芳男 …… 永瀬正敏
雨宮漬物経営者。娘がロクヨン事件で誘拐・殺害された被害者家族。14年間解決できない警察への不信感を抱く。

雨宮敏子 …… 小橋めぐみ 雨宮の妻。

雨宮翔子 …… 平田風果 雨宮の娘。ロクヨン事件の被害者。

誘拐事件の被害者家族・目崎家

目崎正人 …… 緒形直人
目崎スポーツ経営者。ロクヨン模倣誘拐事件で娘が誘拐された。

目崎睦子 …… 渡辺真起子 目崎の妻。

目崎歌澄 …… 萩原みのり 目崎の長女・高校生。

目崎早紀 …… 渡邉空美 目崎の次女・小学生。

ロクヨン捜査員の家族

幸田麻美 …… 黒川芽以 幸田の妻。

幸田カイト …… 佐藤優太郎 幸田の息子。

日吉雅恵 …… 烏丸せつこ
日吉の母。息子が引きこもりになった原因を警察に帰している。

記者クラブ

秋川 …… 永山瑛太(旧名:瑛太)
東洋新聞キャップ。県警記者クラブを仕切るボス格。

手嶋 …… 坂口健太郎
東洋新聞サブキャップ。秋川の部下。生真面目な性格で広報室の対応に憤っている。

コメント

  1. 匿名 より:

    登場人物紹介で、ロクヨンが何ヶ所か「クロヨン」になっています?

    • writerzlabo より:

      コメントありがとうございます!修正しました。
      ご指摘感謝いたします。

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