★柳家小さん(五代目)へっつい幽霊

柳家小さん(五代目)
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あらすじ

売ったへっついから幽霊が出ると言う噂に困った道具屋が、1両付けて熊五郎と若旦那に引き取ってもらった。
二人で家に持ち帰る途中、どこかにぶつけて、へっついが欠けて300両が出て来た。
二人で山分けして、若旦那は吉原で、熊公は賭場で一晩で使いきってしまった。
翌晩若旦那の方に幽霊が出て「金返せ~」と。
これを聞いた熊公は若旦那の実家に訳を話して300両を預かって来て、幽霊を待つ。
夜半に出て来た幽霊の話によれば、生前は左官の長五郎と名乗り、賭場では丁しか張らず、ある時大儲けをしたので地獄の通行料のつもりで300両をへっついに塗り込んで隠しておいたものだから、金返せ!交渉の結果、150両ずつの折半となった。
しかし根っからの好き者同士、サイコロ勝負となり、一回で幽霊は空っ欠。
もう一回勝負させろと頼むが駒が無い奴はダメと断る。
そこで「あっしも幽霊だから足は出さねえ」

※『落語400文字ストーリー』より引用
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