映画「逆転のトライアングル」 キャスト・あらすじ・人物相関図/主演・ハリス・ディキンソン×チャールビ・ディーン

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映画「逆転のトライアングル」 主演・ハリス・ディキンソン×チャールビ・ディーン キャスト・あらすじ・人物相関図

2023年2月23日公開

リューベン・オストルンド監督は、前作に続いて2作連続でカンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞しました。
第95回アカデミー賞でも作品、監督、脚本の3部門にノミネートされました。
すごいですね。

豪華客船に乗るなんて一般庶民には想像もできませんが、お金持ちの人たちにとっては「ちょっとランチに」くらいのものなのでしょう。
ところが船が難破、そして海賊に襲われ、乗客たちは無人島に流れ着きます。
いくらお金があっても無人島ではなんの役にも立ちません。
すると、船ではトイレ清掃人だった女性が「ここでは私がキャプテン」と宣言します。
彼女はサバイバル能力抜群だったんですね。

どんなコメディーになっているのか気になります。

監督・脚本:リューベン・オストルンド

1974年4月13日、スウェーデン生まれ。
長編デビュー作『The Guitar Mongoloid』(05)でモスクワ国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞。その後に手掛けた長編映画は、すべてカンヌ国際映画祭でプレミア上映されており、同映画祭において2作連続でパルムドールを受賞した、史上3人目の監督。
短編映画『Incident by a Bank』(10)はベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。
『プレイ』(11)ではスカンジナビア半島において最も重要な賞である北欧理事会映画賞を受賞している。

Filmography
『The Guitar Mongoloid』(05)、『インボランタリー』(08)※カンヌ国際映画祭ある視点部門、『プレイ』(11)※カンヌ国際映画祭監督週間、『フレンチアルプスで起きたこと』(14)※カンヌ国際映画祭ある視点部門 審査員賞受賞、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)※カンヌ国際映画祭コンペティション部門 パルムドール受賞、『逆転のトライアングル』(22)※カンヌ国際映画祭コンペティション部門 パルムドール受賞

(出典:ABOUT THE MOVIE 映画『逆転のトライアングル』公式サイト https://gaga.ne.jp/triangle/about/)

PR動画

みどころ

第75回カンヌ国際映画祭では会場爆笑!&まさかの最高賞パルムドール受賞‼

第80回ゴールデングローブ賞2部門ノミネート‼
作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、助演女優賞(ドリー・デ・レオン)

この転覆劇、あなたは笑えるか?
ブラックユーモア満載で贈る
世紀の大逆転エンタメ!

モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。
リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。
しかしある夜、船が難破。
そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。
食べ物も水もSNSもない極限状態に追い込まれる中、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。

驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、毎度私たちを絶妙にいたたまれない気持ちにさせてくれるスウェーデンの鬼才リューベン・オストルンド監督。
2014年、フレンチアルプスのリゾートホテルで繰り広げられる、とある一家の気まずすぎるバカンスを描いた『フレンチアルプスで起きたこと』でカンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を、続く2017年の『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で、同映画祭最高賞であるパルムドールを受賞。
その手腕は、今回も絶好調で、本作『逆転のトライアングル』で再びカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞という快挙を成し遂げた。
パルムドールを2回連続受賞をした監督としては史上3人目(ビレ・アウグスト、ミヒャエル・ハネケに次ぐ)の快挙となる。

出演は、人気に陰りが見え始めたイケメンモデルのカールに『マレフィセント2』のハリス・ディキンソン、人気インフルエンサーでありカールの恋人でもあるヤヤに、2022年惜しくも急逝したチャールビ・ディーン、無人島で予想外のサバイバル能力を見せるトイレ清掃婦のアビゲイルには、本作でゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされているドリー・デ・レオン、そしてアル中の船長として圧倒的な個性をみせつけていたのは『スリー・ビルボード』などでアカデミー賞®に3度ノミネートされている名優ウディ・ハレルソン。
ファッション業界やルッキズム、現代階級社会などを痛烈に皮肉りながらも、私たちの価値観を見事にひっくり返す、世紀の大逆転エンタメがここに誕生した!

(出典:ABOUT THE MOVIE 映画『逆転のトライアングル』公式サイト https://gaga.ne.jp/triangle/about/)

レビュー

フェミニズムとかルッキズムとか権力とかいろんなものをシニカルにシュールに描いててめっちゃ面白い!

トレーラー見て見たいなーと思ってたけど、やはりとても面白かった笑笑
あっという間!どの瞬間も退屈しないくらいに面白い 音楽も良い

H&M ! バレンシアガ !
初手からこれで絶対面白いって確信しました(笑)
世の中の違和感ある部分を悉く突いていくこの作品は痛快すぎて面白かったけれど、一方でその違和感ごとそういうものって自分が受け入れてしまってた場面もあってうってなることもあって、全部が他人事では済まない作品でもあった
そういうの全部ひっくるめてめちゃくちゃにしてくれたのが最高すぎて自分のちょっとした悩みとかも全部吹き飛ばす勢いがたまらない
社会人としてまだ若造だからまだ生きてる反骨心に共鳴できたから楽しめたかもしれないけど年を経ても笑っていられるような生き方をしたいとも思った^ ^
試写会ありがとうございました!

華やかな世界のブラックユーモアをゲロで表現するの流行りなの!?
ヒエラルキーの逆転をブラックユーモアを交えて描いていて、とても面白かったけど嘔吐シーンが想像以上に多いので、苦手な人は気をつけた方がいいよ。
オープニングのお金のやり取りは監督と奥さんの結婚前のエピソードと聞いてめっちゃ笑ったんだけど、あそこまで言い合って結婚しちゃうのなんか凄い。
豪華客船でのアレコレも面白かったけど、島にたどり着いてから起こる事も全部面白い。
エピソード全部が皮肉たっぷりで、豪華客船に乗ってそうな人が集まっているカンヌで上映されたという事実が最高に皮肉。

カールおバカすぎるね???顔かっこいいけどスマートじゃない人ほんとにヤダ

格差社会の構造で遊ぶエンタメ。
後戻りできないぐらい手遅れで笑うしかない現状、こういうのテーマもエンタメに内面化される時代なのかもしれないなぁ〜。と思わずにはいられない作品ではあった。

(出典:逆転のトライアングルのYasukoの映画レビュー・感想・評価 Filmarks映画 https://filmarks.com/movies/102732/reviews/148742226)

ストーリー

場所は高級レストラン。
「ありがとう。ごちそうさま」と、恋人のヤヤ(チャールビ・ディーン) に言われ、憮然とするカール(ハリス・ディキンソン)。
2人ともファッションモデルだが、ヤヤは超売れっ子でカールの何倍も稼いでいる。
毎度男が払うのが当然という態度のヤヤにカールが疑問を呈すると、激しい言い争いになってしまう。
「男女の役割にとらわれるべきじゃない」とカールは必死で彼女に気持ちを伝えようとするが、難しい。
インフルエンサーとしても人気者のヤヤは、豪華客船クルーズの旅に招待され、カールがお供することに。

乗客は桁外れの金持ちばかりで、最初に2人に話しかけてきたのは、ロシアの新興財閥“オリガルヒ”の男とその妻だ。
有機肥料でひと財産築いたと語る男は、「私はクソの帝王」と笑う。
船には、ヤヤに写真を撮ってもらっただけで、「お礼にロレックスを買ってやる」という「会社を売却して腐るほど金がある」男もいる。
上品で優しそうな英国人老夫婦は、武器製造会社を家族経営していた。
国連に地雷を禁止されて売り上げが落ちた時も、「夫婦愛で乗り切った」と胸を張る。

そんな現代の超絶セレブをもてなすのは、客室乗務員の白人スタッフたち。
旅の終わりに振舞われる高額チップを夢見ながら、乗客のどんな希望でも必ず叶えるプロフェッショナルだ。
そして、船の下層階では、料理や清掃を担当する有色人種の裏方スタッフたちが働いている。

ある夜、船長がお客様をおもてなしするキャプテンズ・ディナーが開催される。
アルコール依存症の船長(ウディ・ハレルソン) が、朝から晩まで船長室で飲んだくれていたために、延び延びになっていたイベントだ。
キャビアにウニにトリュフと、高級食材をこれでもかとぶち込んだ料理がサーブされる中、船は嵐へと突入。
船酔いに苦しむ客が続出し、船内は地獄絵図へ。
泥酔した船長は指揮を放棄し、通りかかった海賊に手榴弾を投げられ、遂に船は難破してしまう。

数時間後、ヤヤとカール、客室乗務員のポーラ、そして数人の大富豪たちは無人島に流れ着く。
海岸には救命ボートも漂着、中には清掃係のアビゲイル(ドリー・デ・レオン) が乗っていた。
彼らはボート内の水とスナック菓子で空腹をしのぐが、すぐになくなってしまうのは目に見えている。
すると、アビゲイルが海に潜りタコを捕獲!
サバイバルのスキルなど一切ない大富豪とインフルエンサーが見守る中、アビゲイルは火をおこし、タコをさばいて調理する。

革命が起きたのは、アビゲイルが料理を分配する時だった。
「ここでは私がキャプテン」という彼女の宣言を認めなければお代わりはもらえない。
全員を支配下に置いたアビゲイルは、“女王”として君臨していくが―。

(出典:ABOUT THE MOVIE 映画『逆転のトライアングル』公式サイト https://gaga.ne.jp/triangle/about/)

キャスト・登場人物相関図

 

ハリス・ディキンソン/カール
男性ファッションモデル。

チャールビ・ディーン/ヤヤ
女性ファッションモデル。
人気インフルエンサー。

ウディ・ハレルソン/船長
アルコール依存症の船長。

1961年7月23日、アメリカ生まれ。
『ラリー・フリント』(96)でアカデミー賞主演男優賞、ゴールデン・グローブ男優賞(ドラマ)などにノミネート。
『メッセンジャー』(09)でもアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、インディペンデント・スピリット・アワードの助演男優賞を受賞。
最近ではマーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』(17)でアカデミー賞や英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされている。

Filmography
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)、『ラリー・フリント』(96・アカデミー賞®主演男優賞ノミネート)、『ノーカントリー』(07)、『ゾンビランド』(09)、『メッセンジャー』(09・アカデミー賞®助演男優賞ノミネート)、『ハンガー・ゲーム』シリーズ(12、13、14、15)、『セブン・サイコパス』(12)、『グランド・イリュージョン』シリーズ(13、16)、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(17)、『スリー・ビルボード』(17・アカデミー賞®助演男優賞ノミネート)『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)、『ヴェノム』(18)、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(21)

ドリー・デ・レオン/アビゲイル
サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦。

フィリピン生まれ。
フィリピンでシェイクスピアからハロルド・ピンター、サミュエル・ベケットまで30本を越える舞台に主演してきたベテラン女優。
映画『Historya ni Ha』ではラヴ・ディアス監督、TVではHBOアンソロジー・シリーズ『Folklore』でエリック・マッティ監督など、注目のフィリピン人監督と仕事をしている。
またレイムンド・リバイ・グティエレス監督、ブリランテ・メンドーサ製作総指揮の『評決』(19)でフィリピンアカデミー賞助演女優賞を受賞。
本作が初めての国際的映画への出演となる。

Filmography
『評決』(19・フィリピンアカデミー賞助演女優賞受賞)

ヴィッキ・ベルリン/ポーラ

ヘンリク・ドルシン/ヤルモ

ズラッコ・ブリッチ/ディミトリ

ジャン=クリストフ・フォリー/ネルソン

イリス・ベルベン/テレサ

ズニー・メレス/ベラ

アマンダ・ウォーカー/クレメンティン

オリヴァー・フォード・デイヴィス/ウィンストン

アルヴィン・カナニアン/ダリウス

キャロライナ・ギリング/ルドミラ

ラルフ・シーチア/ウリ

(出典:ABOUT THE MOVIE 映画『逆転のトライアングル』公式サイト https://gaga.ne.jp/triangle/about/)

映画「逆転のトライアングル」概要

公開日 2023年2月23日公開予定
監督:リューベン・オストルンド
出演:ハリス・ディキンソン チャールビ・ディーン ドリー・デ・レオン ウディ・ハレルソン
配給 ギャガ
制作国 スウェーデン=ドイツ=フランス=イギリス(2022)
上映時間 147分
公式サイト https://gaga.ne.jp/triangle/

(出典:逆転のトライアングルの上映スケジュール・映画情報 映画の時間 https://movie.jorudan.co.jp/film/97900/)

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