おくりびとの真実「遺体にキスすると死ぬ!?」#4108

雑学・豆知識
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映画では分からない「おくりびとの真実」

遺体にキスして亡くなる恐れがある

2008年公開の映画「おくりびと」を覚えていますか?

『おくりびと』(Departures)は、2008年の日本映画。
滝田洋二郎が監督を務め、第81回アカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した。

[出典:おくりびと(Wikipedia > https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%B3%E3%81%A8 ]

遺体を棺に納める“納棺師”という職業を通して、様々な死と向き合い人生をみつめるヒューマンドラマ。
監督は「壬生義士伝」の滝田洋二郎、音楽を久石譲が担当。
ひょんなことから納棺師の見習いとなった元チェリストの大悟は、妻の美香には冠婚葬祭の仕事とごまかして働いていた。
日々とまどいながらも様々な死と出会い成長していく大悟と、それを見守る美香を本木雅弘と広末涼子が好演。
第81回アカデミー賞で、日本映画史上初の外国語映画賞を受賞した。

[出典:おくりびと 作品情報(映画.com > http://eiga.com/movie/53337/ ]

納棺師「おくりびと」とは、亡くなった方にお化粧をしたり、衣服の着せ替え、または傷などがあれば傷の手当をしてから、キレイになった状態で柩の中に入っていただく、お葬式の仕事です。
恋愛ドラマでは、亡くなった方にキスをするシーンがありますよね。
感動的なシーンではあるのですが、実は危険な行為なのです。

人間は亡くなると、体の機能が停止しますが、その後、内臓から菌が発生してしまいます。
亡くなった人の唾液や血液、体液などに触れてしまうと、感染症を起こす恐れがあります。
実際に、キスをすることで、B型肝炎にかかってしまって亡くなったご遺族の方がいらっしゃいます。

怖いのはキスだけではありません、
亡くなった人に「触れる」という行為にも注意が必要です。

遺体に触れた際には、必ず手を洗わなければなりません。
納棺師も、手袋をして感染予防のために注射をしています。

時代によって、遺体のメイクも変わる

亡くなった人にメイクをしますが、ご遺族の要望にもいろいろあります。
若いギャルの方が亡くなったときのことです。

立ち会った際はスッピンの状態でしたが、ご遺族から「生前のようなギャルのようにしてほしい」という要望がありました。
プリクラを見せてもらいましたが、思いっきりギャルの方で、納棺師はメイクの心得はありますが、ギャルメイクは専門外です。
悩んだ末、故人のギャルの友人に来てもらってメイクの手伝いをしてもらいました。

最初は悲しみながらファンデーションやチークを塗っていましたが、途中でスイッチが入ってしまいました。
普通は1時間もあれば終わるものですが、完成まで4時間もかかってしまいました。
時代が変わることで、ご遺体の様相も変わってきているのかも知れません。

強面の方が柩に入れたもの

いわゆる「強面」系の方々のお葬式が大変です。
玄関の奥から、スキンヘッドとパンチパーマの方が来られ、珍しく思ったのか握手を求められました。
そして握手をしたのですが、どうも握手の感じがおかしいので、手を見ると、何本か指がありませんでした。

儀式的なものが終了後、最後に「柩の中に何か入れて差し上げたいものはございますか?」と聞くと、「じゃあ、これ入れてやってくれや」と。
そう言って出されたのは、刃渡り30センチのドスでした。

「燃え残ってしまう恐れがあるので、お入れすることはできないんですよ」とお断りすると、「じゃあ、これならええやろ?」と。
そう言って出されたのは、拳銃でした。

本物かどうかはわかりませんが、「こちらも燃え残ってしまう恐れがあるので、お入れすることはできないんですよ」とお断りすると、「じゃあ、これなら、これならええやろ?」と。
そう言ってそこに置かれたのは、白いアタッシュケースでした。

中を開けると、現金300万円ほどが入っていて、「こちらをどうされますか?」と尋ねると、「これでこいつを葬ってやってくれ」と言われました。
それで、1万円札を綺麗に、顔の周りにお飾りのように並べました。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
[出典:2016年12月23日放送、「やりすぎ都市伝説 2016冬 4時間SP」]

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