真面目に働くことを決心した八が、八百屋の元手を、お願いしに行った因業な大店 徳力屋が1文しか出さないので、銭をたたきつけて喧嘩に。
八が訴えたので、大岡越前守がお裁き。八五郎に罰金の判決。しかし、1文づつ払うことをゆるし、被告のお店が受け取って奉行所へ持っていくことに。
これは奉行が八を思いやってのこと。八は毎日、早朝、一門ずつ徳力屋へ持っていくが、奉行所へは町役そろっていかねばならない。
さらに八は夜のうちに持っていくようになる。銭はかかるわ、睡眠不足になるわ、徳力屋は根負けして、一括して罰金を納めてくれるよう頼みに行く。
八は礼に八百屋の元手を手に入れ、徳力屋は困っている人を助ける喜びを知る…
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