『どうする家康』第35話:ネタバレ・あらすじ

どうする家康
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第35話:(2023年9月10日)

概要

家康(演:松本潤)の上洛の決意を聞いた秀吉(演:ムロツヨシ)は、母の大政所(演:高畑淳子)を岡崎城へと人質として送る。城内は大政所の到着で波立ち、侍女たちの中に混じり不機嫌な様子の大政所が目立つ。

大政所の到着数日前、家康は既に上洛へと旅立っていた。彼の目的地は豊臣秀吉のもと。秀吉と家康の緊迫した対面があったが、秀吉は手を握り、宴席が始まる。

宴席では、秀吉は家康の家臣たちを一人一人紹介し、自分の家臣に勧誘する様子を見せる。家康たちは愛想笑いを浮かべつつも、内心は不快に感じていた。

秀吉の酔いつぶれる中、彼の弟・秀長(演:佐藤隆太)が家康に信長の志を受け継ぎ、一緒に進んでほしいと頼む。家康は納得し、秀吉との協力を約束する。

翌日、大坂城では家康が秀吉の前でひれ伏し、天下一統の励みを誓い、陣羽織を頂戴する芝居が行われる。陣羽織は戦に着ていくもので、これにより家康が二度と秀吉と戦わないという意味が込められていた。

一方、岡崎城では、井伊直政(演:板垣李光人)が大政所の相手役となり、彼女に気に入られていた。本来、家康と共に大坂城へ行く予定だった直政だったが、大政所のために留まり、鳥居元忠と交代となる。

大坂城の主殿では、祝いの儀が無事に進んだことが喜ばれ、家康と秀吉の絆が深まる新たな一幕が閉じられた。

秀吉は、会津に向かわなかった大名に不機嫌となり、西へ向かうことを決意します。家康に対しては、東の北条への対応を任せる。

酒井忠次が提起する真田昌幸の問題。
彼は北条に与えられた沼田に居座り、非常にやっかいだった。秀吉は、この問題に頭を悩ませていた。家康は豊臣家の家臣、石田三成と星座についての談義を楽しむ場面もありこのエピソードは家康の人間味を感じさせる。

家康と真田昌幸との対話は、真田の沼田の所領問題に焦点を当て真田昌幸は沼田を手放す意志がなく、家康とのやり取りでは、巧妙に立場を主張。

真田昌幸は沼田の地を手放す代わりに、息子・信幸に徳川家の姫を娶らせることを提案。家康はこの要求に悩み、昌幸は課題を残して帰る。

真田昌幸との対話は未解決のまま終わるが家康と真田親子の運命的な関わりの始まりであることが示唆される。

ネタバレあらすじ

秀吉の母・仲、家康の上洛へ

時は天正14年、10月。徳川家康がついに上洛への決断を下します。この大決断に際し、豊臣秀吉は、高齢の母・大政所「仲」を岡崎へと送ります。出迎えたのは、旭、大久保忠世、そして井伊直政でした。その姿を見た秀吉の母は、強い訛りで愚痴を漏らしますが、不愛想な直政の態度に逆に好感を感じます。

家康一行の大阪入りと突如の対面

家康一行は浜松を発ち、大阪へと向かいます。お供するのは、忠次、本多正信、小平太、そして鳥居元忠。家康が宿泊することになったのは、秀吉の弟・秀長の屋敷で、秀長が丁重に家康一行をもてなします。

ところがそこに、秀吉が突如現れ、宿泊先の秀長も家康も驚きます。翌日に対面するはずだったからでした。美しい侍女たちと妻の寧々を連れた秀吉は、広間で優雅な酒宴を開きますが、家康たちは秀吉の調子に警戒し、不快感を隠せませんでした。

秀吉と家康の本音の交流

秀吉は酔いつぶれ眠りますが、起きているふりをしていました。秀長と家康のやり取りを聞き、家康の忠誠を確信します。家康もまた秀吉への支持を誓い、互いの信頼が深まります。

大阪城での陣羽織のやりとり

翌日、大阪城の広間には諸大名が勢ぞろい。家康と秀吉は、昨晩の打ち合わせ通りに問答を繰り返し、他の大名たちに信頼関係を示します。その後、家康は関東の北条の問題を任されることになります。

曲者・真田昌幸の登場

北条との和睦を結ぶ家康でしたが、先に片付けなければならない問題が。それは真田昌幸でした。昌幸は北条の所領として認めた沼田から動かず、家康に対して重い腰をあげます。息子の信幸と共に、家康のもとへとやってきます。

交渉の行方

昌幸の態度に対し、家康の家臣たちは激昂します。さらに昌幸が、息子の信幸の妻に家康の姫君を求める条件を提示します。家康には適当な娘が思いつかず、一同は窮地に立たされます。昌幸は重臣の姫を家康の養女とする提案もし、状況はさらに複雑化します。

この時、平八郎の娘・稲がお愛に生け花の指導を受けていたのでした。この娘が昌幸の条件を解決する鍵となるのか、それとも新たな問題を引き起こすのか。家康の上洛に始まるこの物語は、これからさらに展開していきます……


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