この映像は、昭和43(1968)年7月3日に東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放映された「人に歴史あり」と云う番組です。
当時はまだカラー放送が一般的ではなかった時代で、白黒放送と混在している時代でした。この番組で志ん生は終始無言であり、不機嫌そうに椅子に座ったまんまです。
既に78歳になっていて自力では歩けない状態になり、高座も降りていました。
志ん生が笑ったのは、11歳年下の金語楼(1901~1972)が登場した時です。二歳年下の文楽(1892~1971)もライバルと云われながらも、志ん生の大親友でした。
この映像を見る限り、金語楼さんや文楽は元気で、志ん生の方が先に逝きそうですが・・・志ん生はこの放送から五年生き続け、文楽や金語楼よりも長生きしました。
ちなみにこの放送での志ん朝は30歳で馬生は40歳です。
一門弟子の最初に古今亭志ん五(1949~2010)が登場しますが、この時にはまだ19歳で古今亭高助と云う前座名を名乗ってました。
[出典:http://blogs.yahoo.co.jp/yacup/63145370.html]
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