ハッピー・リタイアメント あらすじ・キャスト人物相関図

ドラマ
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テレビ朝日「ハッピー・リタイアメント」主演:佐藤浩市

テレビ朝日系 ドラマ特別企画

2015年10月18日(日)よる9時放送。

「ハッピー・リタイアメント」

佐藤浩市が、人生をやり直すべく
一世一代の賭けに出る!?

ドラマの見どころ

原作は、浅田次郎の小説、
「ハッピー・リタイアメント」(幻冬舎文庫)。

『年収1000万円もらえるけど、
明日から一切、仕事しなくていいよ』と
言われたら、あなたはどうしますか?

私だったら喜んで引き受けますが・・・

でも、この物語の登場人物たちには、
お金がどうのこうのではない、
もっと人間の尊厳の部分を陥れられ
屈辱を感じて生きているという
悲哀がありました。

また、仕事をしなくていいって、
毎日仕事に追われている私には
とても魅力的なのですが、
根っから真面目の主人公にとっては
耐えられないことなのかも知れません。

“自分たちを陥れた、汚い権力者へのリベンジ”

黙っていれば男前の佐藤浩市が、
不器用な男をコミカルに演じます。

個性的な出演者たちが繰り広げる芝居合戦と、
痛快エンターテインメントのあっと驚く結末に、
期待しましょう!

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あらすじ

金融庁銀行課の課長補佐、
樋口慎太郎(佐藤浩市)は、33年もの間、
身を粉にして働いてきたのだが、
定年退職を5年後に控えたある日、
局長の矢島純彦(八嶋智人)から
収賄容疑を擦り付けられた挙句、
退職を余儀なくされ、
天下り先を用意された! 

それを機に、家族は完全に崩壊。
妻・佳子(浅野温子)から三行半を
突きつけられ、2人の子どもも家を出た。
それまで愚直に積み上げてきた人生が、
無残にも崩れていくが、慎太郎には
為す術もなかった・・・

矢島が用意した再就職先は、
JAMS(=全国中小企業支援機構)。
中小企業や個人事業主が、銀行から
融資を受ける際の保証人となって、
最悪の場合には、国庫から捻出した金で
返済を肩代わりする組織である。

年収は1千万円と、申し分ない。
しかし、配属となった神田分室で、
慎太郎は、理事秘書兼庶務の
立花葵(石田ゆり子)の言葉に耳を疑う。

神田分室での仕事は、JAMSへの返済期限
5年を過ぎて時効となった不良債権の
書類を管理するのみ、つまり、
仕事がない! 

どうにも釈然としない慎太郎だが、
同じ日に天下りしてきた元自衛官、
大友勉(石黒賢)とともに、この
「一見天国のような職場」で
日々を過ごしていった。

そんなある日、慎太郎が大好きな作家、
筑波卓也の本名が、
金尾為太郎(竹中直人)だと知り、
あることに気づいた。
金尾は昔、JAMSに500万円の借金を
肩代わりしてもらっていて、その書類が
神田分室に残っていたのだ。
慎太郎は、著書にサインをもらうため、
返済不要の旨を記した書類に判を
押してもらうという口実を作り、
金尾の自宅へ向かった。

ところが、金尾からなんと、
利子も含めて3000万円もの現金を
手渡されてしまう!

しかも、その事実を知った葵が、
とんでもない計画を思いついた。
過去に、JAMSからの借金を踏み倒した
高額納税者たちを洗い出して
金を回収し、慎太郎と大友と3人で、
山分けするというのだ!

上司が起こした不祥事を隠ぺい
するために自衛隊から切り捨てられ、
嫁もいない人生に鬱屈していた大友は、
この話に乗り気だが、根が真面目な
慎太郎は、横領に値する計画に難色を。
しかしその矢先、慎太郎は、
葵の過去について知ることに。実は、
かつて銀行員だった葵もまた、
矢島に陥れられてJAMSに天下りし、
彼の愛人になることを強要されていた。

大友も葵も、自分と同じように不遇を
強いられ、仕事もない日々の中で、
人生をやり直したがっている・・・

胸にこみ上げるものを感じた慎太郎は、
意を決して、この一か八かの計画に
乗ることにしたのだ。

キャスト・人物相関図

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樋口慎太郎(ひぐち・しんたろう)・・・佐藤浩市

55歳。
金融庁に33年勤務した元ノンキャリア官僚。
課長補佐として、表舞台には立たず、
地味な仕事を淡々とこなしてきたが、
年下のキャリア上司・矢島純彦から、
収賄の罪をなすりつけられ、JAMS
(=全国中小企業支援機構)の神田分室に
天下りしてきた。
妻や子どもにも逃げられてしまう、
要領が悪くて鈍臭く、人の言うこと
ばかり聞いてしまう男で、今までに
一度も、自分で決断して行動したことがない。

大友勉(おおとも・つとむ)・・・石黒賢

慎太郎と同じ日に、JAMS神田分室に
再就職した元ノンキャリア自衛官、54歳。
叩き上げで、陸上自衛隊の二等陸佐
まで昇格したが、二等陸佐の定年は55歳
なので、まもなく転職しなければ
ならないという矢先、背広組上官・永田が
起こした訓練中の“事故”を隠ぺいするため、
JAMSに天下りさせられる。
常に軍隊方式で行動する、常在戦場が
モットーの暑苦しい男で、趣味はギャンブル。
目下、いちばん欲しいのは嫁。
慎太郎と心を通わせ、仲間になっていく。

立花葵(たちばな・あおい)・・・石田ゆり子

JAMS神田分室の理事秘書兼庶務、40歳。
5年前までは銀行員だったが、
経営破たんの危機の銀行を救うため、
内部告発を決意したが、その際、
金融庁の担当だった矢島に陥れられ、
逆に犯罪者として告発されそうになる。
“その事実をもみ消すこと”、および
“JAMSへの就職を斡旋する代わりに、
矢島の愛人になること”を強要される。
頭がよく、容姿端麗だが、
物言いは冷たい「クールビューティー」。

矢島純彦(やじま・すみひこ)・・・八嶋智人

慎太郎の元上司の金融庁のキャリア官僚。
45歳。自らの収賄容疑の尻拭いを慎太郎に
押し付けて、JAMSに天下りさせた。
JAMSを管轄する立場にあるので、
元自衛隊の永田に、天下り後の慎太郎を
監視させている。金の亡者で、愚民思想で
他者を見下す男、葵を自分の愛人にしている。

樋口タイキ(ひぐち・たいき)・・・大東駿介

慎太郎の息子で30歳。
まともに就職もせず、家に引きこもり、
ネットで日銭を稼ぐ。家族と顔を
合わせても、めったに口を利かない。
慎太郎が天下った後、家を出て、
一人暮らしを始める。

樋口マナミ(ひぐち・まなみ)・・・真野恵里菜

慎太郎の娘で大学生の22歳。
中年の彼氏を取っ替え引っ替えし、
母・佳子とは仲が良いが、
慎太郎とは距離を置いている。
慎太郎が天下った後、家を出て、
一人暮らしを始める。

筑波卓也(つくば・たくや)・・・竹中直人

慎太郎がかねてより大ファンだった
売れっ子作家、60歳。
30年前に銀行から借りた金をJAMSが
肩代わりするも、自身はJAMSへの
借金を踏み倒した。

ニック・オノ・・・梅沢富美男

本名は「小野寺光一」、55歳。
焼肉チェーン『ニクニクニック』の創業者。
今でこそ、事業に成功して大富豪と
なっているが、かつてはJAMSへの
借金を踏み倒した。

永田(ながた)・・・神保悟志

陸上自衛隊の陸将、キャリア組の59歳。
訓練中に発砲事故を起こし、
その責任を大友に擦り付けたが、
自らも大友の監視のため、JAMS
神田分室に天下った矢島の手先。

安井清子(やすい・きよこ)・・・菊池桃子

両親を亡くして、質素な生活の中、
孤独な日々を送っている45歳。
約30年前に父親の借金をJAMSが
肩代わり、まもなく父親が他界し、
結果的にJAMSへの返済が滞ったまま
時効を迎えた。彼女の清楚でいじらしい
姿に心を動かされ、大友は恋に落ちる・・・

樋口佳子(ひぐち・よしこ)・・・浅野温子

慎太郎の妻で55歳。家族の気持ちが
バラバラになってしまったのは、
家庭を顧みない夫のせいだと考える。
慎太郎に収賄の嫌疑がかけられ、
離婚を決意し、スポーツジムの若い
インストラクターと、プラトニック不倫中。
しかし、心の底では、
夫を信じる気持ちを失っていない。

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