★古今亭志ん朝/茶金(はてなの茶碗)

古今亭志ん朝

あらすじ

江戸出身の油屋が、清水の茶店で、有名な道具屋の茶金さんが店の湯飲をまじまじと見てため息をついたことから、その湯飲みを持ち金をはたいて譲ってもらう。

それを、茶金さんの店に持って行って高く買ってもらおうとするが、無価値の数茶碗だといわれる。
茶金さんが店で頭をかしげたのは水が漏るからで、いいものだからではなかった。

その話を公家の方にお話をすると、興味を持ち、茶碗を見て歌を詠んだので、価値が出て千両で売れる。
そこで茶金さんは油屋に三百両を渡す。
後日、再び油屋がやってきて十万両の儲け話だという。
何を持ってきたのかというと、水瓶の漏るやつだった……

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