★古今亭志ん朝/お見立て

古今亭志ん朝


かつて三人の男を手玉に取り、大騒ぎになりかけたという『前科』を持つ喜瀬川のところへ、若い衆の喜助が飛び込んできた。 「お客ですよ」 「ハイハイ。で、誰?」 「杢兵衛(もくべえ)お大尽です」 「…、え?」 杢兵衛は流山の大金持ち。喜瀬川にばかな惚れようで、自分が嫌われているのをまったく気づかないから始末に負えない。 「そこは商売、なんとか顔だけは…」と喜助に言われても、嫌なものはやはり嫌。 仕方がないので、『花魁が危篤です』と告げ、追い返すように喜助に頼んだが…

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