★桂文楽(八代目)夢の酒
夢の酒(ゆめのさけ)は古典落語の演目の一つ。別題は『夢の悋気』。 原話は、安永3年に出版された笑話本・「仕方咄」の一遍である『夢』。 主な演者には、8代目桂文楽などがいる。 元々は『夢の瀬川』(橋場の雪)と言う話の一部だったものが、独立して...
★林家彦六(八代目 林家正蔵)ぞろぞろ
演目:『ぞろぞろ』について
★三遊亭圓生(六代目)中村仲蔵
あらすじ 出し物「仮名手本忠臣蔵」という狂言が決まり、座頭と立作者が当時は役を決めたようで、立作者の金井三笑は芸の上でのけんかから仲蔵に五段目の斧定九郎一役だけといういじわるをふった。 当時の、この役は相中の役で、名題になった者がやるような...
★古今亭志ん生(五代目)岸柳島(巌流島)
岸柳島(がんりゅうじま)は古典落語の演目の一つ。 「巌流島」とされる事もある(理由は後述)。原話は、安永2年(1773年)に出版された笑話本「坐笑産」の一遍である「むだ」。 元々は『桑名舟』という上方落語で、主な演者に5代目古今亭志ん生や8...
★古今亭志ん生(五代目)昭和43年(1968)7月3日~78歳の映像
この映像は、昭和43(1968)年7月3日に東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放映された「人に歴史あり」と云う番組です。 当時はまだカラー放送が一般的ではなかった時代で、白黒放送と混在している時代でした。この番組で志ん生は終始無言であり...
★桂三木助(三代目)近日息子
概要 初代桂春團治や2代目桂春團治が得意とした。東京でも、2代目春團治から教わった3代目桂三木助が好んで演じて以来、広く演じられている。 登場人物のやりとりに多くのくすぐりが挿入され、全編通じて爆笑が意図されている。 あらすじ 父親が息子・...
★入船亭扇橋(九代目)ねずみ
落語 ねずみ 九代目入船亭扇橋 ねずみは、落語の演目の一つ。左甚五郎が登場する落語の一つである。 元々は浪曲の演目。2代目広沢菊春の得意ネタだった「左甚五郎」を3代目桂三木助が「加賀の千代」と交換して演じたのが始まりとされる。 あらすじ 奥...
★立川談志/金玉医者(きんたまいしゃ)
金玉医者は、古典落語の演目のひとつ。 「顔の医者」「すが目」「頓知の医者」「皺め」「藪医者」とも。 甘井ようかんという医者。飯炊き兼助手の権助と二人暮らしだが、腕の方はまるっきりヤブだということが知れ渡ってしまっているので、近所ではかかりに...
★三遊亭圓歌(三代目)電報違い
日本橋石町(こくちょう)の生薬屋(きぐすりや)の旦那と出入りの職人の新太が、一生に一度は行っておかねばならないと言われているお伊勢参りをした。 伊勢神宮の内宮、外宮を参拝して熱田神宮にもお参りをした。 宿をとっていた名古屋の旅館を引き払い夜...
★桂文楽(八代目)心眼
横浜から顔色を変えて梅喜(ばいき)が歩いて帰ってきた。聞くと弟に「穀潰しの、ど盲」と何回も言われたという。 それが悔しくて翌日自宅の馬道から茅場町の薬師様へ「どうか、目が明きます様に」と、願掛けに通った。 女房お竹の優しい取りなしもあって、...
★桂文楽(八代目)素人鰻(うなぎ屋)
素人鰻(しろうとうなぎ)は、落語の演目名。 八代目桂文楽の至芸が知られる。 原話は噺本『軽口大矢数』(安永2年:1773年)の『かば焼』、または『大きにお世話』(安永9年:1780年)の『蒲焼』。 あらすじ 明治維新後、武士であった階級は士...
★立川談志/紺屋高尾
あらすじ 神田紺屋町、染物屋の吉兵衛さんの職人で久蔵さんが寝付いてしまった。 話を聞くと、国元に帰るため初めて吉原に連れて行かれ、当世飛ぶ鳥を落とす勢いの三浦屋の高尾太夫の道中を見て恋患い。 錦絵を買い求めたが、全て高尾太夫に見える。 10...
★柳家小さん(五代目)禁酒番屋
禁酒番屋(きんしゅばんや)は古典落語の演目の一つ。 元々は『禁酒関所』という上方落語の演目で、3代目柳家小さんが東京に持ち込んだ。 主な演者には、5代目柳家小さんや8代目三笑亭可楽、5代目鈴々舎馬風、10代目柳家小三治、上方では4代目林家小...
★橘家圓蔵(八代目)堀の内
あらすじ とにかく、そそっかしい主人公。 帰って来るなり「医者を打つから、注射を呼んでくれ」という。 歩くと体がかしぐという。下駄と草履を片方づつ履いていたのだ。 女房に片方を脱げと言われ草履を脱いでもっとかしいでしまう。 そそっかしいのが...
★桂文楽(八代目)よかちょろ
●あらすじ 若だんなの道楽がひどく、一昨日使いに行ったきり戻らないので、だんなはカンカン。 番頭に、おまえが信用しないと余計自棄になって遊ぶからと、与田さんの掛け取りにやるように言ったのがいけないと、八つ当たり。 今日こそみっちり小言を言う...
★【漫才】松鶴家千代若・千代菊
松鶴家千代若・千代菊(しょかくや ちよわか・ちよきく)は昭和初期〜平成期に活躍した夫婦漫才コンビ。生前は落語芸術協会所属。出囃子は「菖蒲浴衣」。 『松鶴家』(しょかくや)は上方歌舞伎の『松鶴屋』(しょうかくや)に由来する屋号で、千代若の師匠...
★古今亭志ん生(五代目)小間物屋小四郎(大岡政談より)
落語 「小間物屋小四郎」 古今亭志ん生 京橋五郎兵衛町の長屋に住む、背負い(行商)の小間物屋・相生屋小四郎。 今度上方へ行って一もうけしてきたいというので、その間、留守に残る女房のお時のことを家主の源兵衛にくれぐれも頼んで旅立つ。 東海道を...
★古今亭志ん生(五代目)義眼
あらすじ 片目を患った男、医者に診てもらうと 「これ、もう駄目だからくり抜きましょう」 「先生、あとどうするんです?」 「今いい義眼が出来てますから、それをはめましょう」 で、義眼を入れてみたところ、まことに具合がいい。 「夜寝るときとか、...
★古今亭志ん生(五代目)富久
富久(とみきゅう)は古典落語の演目の一つ。 初代三遊亭圓朝の創作落語で、主な演者には8代目桂文楽や5代目古今亭志ん生、8代目三笑亭可楽などがいる。 あらすじ(文楽と志ん生の口演をミックス) 年末ともなると、いろいろと入用になって人も物も忙し...