柳家小三治(十代目) ★柳家小三治(十代目)もぐら泥 あらすじ大晦日だというのに、女房がむだ遣いしてしまい、やりくりに困っているだんな。ぶつくさ言いながら帳簿をつけていると、縁の下で、なにやらゴソゴソ。いわゆる「もぐら」という泥棒で、昼間のうち、物乞いに化けて偵察しておき、夜になると、雨戸の敷... 2022.05.31 柳家小三治(十代目)
三笑亭可楽(八代目) ★三笑亭可楽(八代目)うどん屋 あらすじ酔っ払いが鼻歌に合わせて、うどん屋の屋台を揺らして倒れそうになった。「うどん屋、悪かった、勘弁してくれ」「いいですよ」「勘弁してくれって頼んでいるのに勘弁出来ねぇってのか」「分かりました、勘弁しますよ」「ありがとうよ、うどん屋、だけ... 2022.05.31 三笑亭可楽(八代目)
古今亭志ん生(五代目) ★古今亭志ん生(五代目)あくび指南(あくびの稽古) 『釣り指南』『小言指南』など指南物の一つ。志ん生は、ホール落語にはかけなかったが、寄席やラジオでよくやっていた。志ん生のこの噺の特徴は、教わるほうの男がやっていると、いつの間にか脱線して吉原へ行ってしまうところだ。志ん生と同じ頃にこの噺を十... 2022.05.31 古今亭志ん生(五代目)
古今亭志ん生(五代目) ★古今亭志ん生(五代目)猫の恩返し 両国回向院に現存する『猫塚』の由来にちなんだ噺。原話は1862年刊の随筆、宮川政運著『宮川舎漫筆(きゅうせんしゃまんぴつ)』に載っている。六代目三遊亭圓生の『猫定』という噺にちょっと似ています。志ん生は晩年に精選落語会で演ったのみ。1966... 2022.05.31 古今亭志ん生(五代目)
柳家小さん(五代目) ★柳家小さん(五代目)長屋の花見(貧乏花見) 「貧乏花見は落語の演目。元々は上方落語の演目の一つである。江戸落語では「長屋の花見」。上方では、初代桂春團治、5代目笑福亭松鶴、6代目笑福亭松鶴、3代目桂米朝、2代目桂枝雀、3代目笑福亭仁鶴。東京では、3代目蝶花楼馬楽、4代目柳家小さん、5... 2022.05.30 柳家小さん(五代目)
柳家三三 ★柳家三三/長屋の花見(貧乏花見) 長屋の花見は元々は上方落語で、貧乏花見という。3代目蝶花楼馬楽、4代目柳家小さん、5代目柳家小さん、林家彦六、10代目柳家小三治の得意な演目である。 2022.05.30 柳家三三
立川志の輔 ★立川志の輔/踊るファックス あらすじ新しくファックスを購入した吉田薬局。クリスマス・セールのチラシを作って至急ファックスで送るように、と言われた店のあるじが唸りながらキャッチフレーズを考えていると1通の間違いファックスが。このファックスがもとでチラシどころではない騒ぎ... 2022.05.30 立川志の輔
桃月庵白酒 ★桃月庵白酒/臆病源兵衛 「臆病源兵衛」とあだ名がつく男、大変なこわがりで、日が暮れては戸を閉ざしてガタガタ一晩中震えているし、自分の家では夜は一人で便所にも行けない、というくらい。退屈をもてあました近所のご隠居、洒落心といじめ心があるので、ひとつこの男をこっぴどく... 2022.05.29 桃月庵白酒
柳亭痴楽(四代目) ★柳亭痴楽(四代目)西行 あらすじもとは佐藤兵衛尉憲清という、禁裏警護の北面の武士だった。染殿の内侍が南禅寺にご参詣あそばされた際、菜の花畑に蝶が舞っているのをご覧あって、「蝶(=丁)なれば二つか四つも舞うべきに一つ舞うとはこれは半なり」と詠まれたのに対し、憲清が「... 2022.05.29 柳亭痴楽(四代目)
柳亭痴楽(四代目) ★柳亭痴楽(四代目)ラブレター(女給の文) 落語 「ラブレター/隅田川」 柳亭痴楽(四代目)あらすじ若い女性の良いところと損なところがあります。男なら、朝、少しぐらいの寝坊をしても、つばき(唾)油で飛んで出られるが、女性はそんな事は出来ない。鏡の前で顔を何回も叩いて、仕上がるまでに時... 2022.05.29 柳亭痴楽(四代目)
鈴々舎馬風(四代目) ★鈴々舎馬風(四代目)権兵衛狸 あらすじ田舎に一人住いをする権兵衛は百姓の傍ら髪結床を営んでいる。当時の床屋は社交場でもあった。当然のことながら、夕暮れになると野良仕事を終えた村の者が集まって四方山話に花を咲かせる。その中に混じって話を聞くのが権兵衛の楽しみでもあった。そ... 2022.05.29 鈴々舎馬風(四代目)
柳家三三 ★柳家三三/情熱大陸より 小三治師匠の弟子への指導思いを身体の中に入れて、表に出さない。噺なんだから。所作はいらないんだよ。そこにねぇ。何人の人が気がつくかねぇ…皆、面白くやろうとしてる。笑いを取ろう取ろうとしてる。そうするたんびに、客がどんどん逃げていくんだよ。 2022.05.28 柳家三三
柳家権太楼(三代目) ★柳家権太楼(三代目)占い八百屋(御神酒徳利) 八百屋が御用聞きに来たが、女中が大掃除で忙しいので存在な口をきいたのに腹を立て、そばにあった徳利を水瓶の中に隠してしまった。それが家宝の徳利だったので大騒ぎになると、八百屋の方でも今更自分が隠したとは言えない。占いが出来ると嘘を言って、「女... 2022.05.28 柳家権太楼(三代目)