★映画『らくごえいが』

その他

『らくごえいが』は、2013年の日本のオムニバス映画である。
2013年4月6日から同年12月13日まで劇場公開された。
古典落語『ねずみ』『死神』『猿後家』を原作・原案とした3つの短編映画からなっており、落語家たちへのインタビュー映像も本編に含まれているほか、案内人は落語家の桂三四郎が務めている。
東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻所属のスタッフによって制作された。
2013年10月22日にオリコンDVD映画デイリーランキングで売り上げ第一位となり、10月24日にAmazon.co.jpの日本映画コメディ部門でベストセラー第一位を記録した。

ストーリー:ビフォーアフター

大ヒットしたゾンビ漫画『セカゾン』の映画化にあたって、ロケ地探しに苦労する映画製作会社の社員・林田かるほ(田島ゆみか)。
追いつめられた彼女は苦肉の策で、上司・左甚六(音尾琢真)を自分の実家に連れて行く。

原作『ねずみ』
虎屋という大きな旅籠を乗っ取られ、鼠屋という小さな宿屋を営んでいる亭主に、左甚五郎が彫ってやった鼠が動き、評判になる。

ストーリー:ライフ・レート

死神(安田顕)に、命を救ってもらった上、特殊能力まで授かった男(山田孝之)。
彼らの間には、一つの約束があった。 しかしある日、気の迷いで約束を破ってしまう男。
狂いはじめた男の運命と、そんな彼と出会ってしまった作家志望の女の子(本田翼)の運命を描く。

原作『死神
借金の目途が立たず死のうと思った男が死神に遇い、 寿命の有る病人に付いている死神を引き離す呪文を教わって医者になる。

ストーリー:猿後家はつらいよ

映画版「古典落語「猿後家」」の撮影現場にて。
“猿”に似ていることがコンプレックスで、”猿”という言葉に過剰反応する後家さんと、そこに出入りする商人との軽妙なやり取りが見所の演目。
撮影はラストシーンを残すのみとなったが、主役がなかなか現場に姿を現さない。
困り果てたプロデューサー(加藤貴子)は監督(戸次重幸)に、無理を承知であるお願いをする。

原案『猿後家
容貌が猿に似ている大店の後家は「綺麗だ」とほめられると有頂天になる。 また、お店では「猿」という言葉が禁句になっている。

キャスト

山田孝之
加藤貴子
田島ゆみか
桂三四郎
安田顕
戸次重幸
音尾琢真
本田翼
西方凌
村上健志(フルーツポンチ)
斉木しげる
田中要次
亘健太郎(フルーツポンチ)
近藤春菜(ハリセンボン)
箕輪はるか(ハリセンボン)
三遊亭小遊三
春風亭一之輔
春風亭ぴっかり
笑福亭鶴光
立川志らく
林家三平
柳家わさび

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