男はつらいよ 第30作 花も嵐も寅次郎 あらすじ・キャスト・登場人物相関図

男はつらいよ

第30作 1982年(昭和57年)12月28日公開


キャスト・登場人物

  • 車寅次郎:渥美清(54)
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子(41)
  • 諏訪博:前田吟(38)
  • 諏訪満男:吉岡秀隆(12)
  • 車竜造:下條正巳(67)
  • 車つね:三崎千恵子(62)
  • タコ社長:太宰久雄(59)
  • 御前様:笠智衆(78)
  • 源公:佐藤蛾次郎(38)

  • 和尚:殿山泰司(67)
  • テキ屋の仲間:関敬六(54)
  • 観覧車の係員:桜井センリ(56)
  • 友男(桃枝の亭主):人見明(60)
  • 測量技師:中本賢(旧芸名:アパッチけん)(26)
  • 測量技師の助手:光石研(21)
  • 桃枝(江戸家の娘):朝丘雪路(47)とらやの向かいにある江戸家の娘。寅さんの幼なじみで、ハワイ土産を持ってきたところ寅さんとバッタリ再会。また寅さんの一目惚れか? となったところで、御徒町でゴルフショップを経営する夫(人見明)が登場……
  • 三郎:沢田研二(34)母ひとり子ひとりで育って来た三郎青年。かつて母がつとめていた湯平館を訪れ、寅さんの計らいで法事をすることに。同宿していた螢子たちとも知り合い、楽しい旅をするうち、螢子に惚れてしまう。仕事は、千葉県船橋市の谷津遊園のチンパンジーの飼育係。寅さんの指南をうけて、螢子にアタックするが……

マドンナ:小川螢子/田中裕子(当時27歳)

東京のデパートに勤めるOL。同僚のゆかり(児島美ゆき)と、九州旅行で湯平温泉に泊まった際に、寅さんと知り合う。三郎の運転する車で、旅行を楽しんだ螢子だったが、別れ際に三郎に告白されて戸惑う。理由は、三郎が「あんまり二枚目」だったから……


明治大学在学中、1975年に文学座に入団。テレビ、映画で活躍。今村昌平監督『ええじゃないか』(81年)、新藤兼人監督『北斎漫画』(81年)、東陽一監督『ザ・レイプ』(82年)といった話題作に出演、その確かな演技力は、1983年、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」でお茶の間にも浸透。朝間義隆監督『二十四の瞳』(87年)、山田洋次監督『虹をつかむ男』(96年)などで活躍。私生活では第30作『花も嵐も寅次郎』で出会った沢田研二と結婚。幻の第49作『寅次郎花へんろ』のマドンナ役も予定されていた。

あらすじ

柴又に帰ってきた寅さんが、幼馴染の桃枝(朝丘雪路)とバッタリ出くわす。
人妻の桃枝に「おめえのことが忘れられなくてよう……」とかなんとか、寅さん一流のトークをかますも、おいちゃん・おばちゃんにはジョークと受け止めることができず、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをした!と涙目。

ギクシャクした雰囲気のなか、御前様からいただいた『松茸』で松茸ご飯の夕餉のディナータイム。
満男から松茸をちょろまかす寅さんの子供じみた松茸争奪戦に、とうとうおいちゃんの堪忍袋の緒が切れた!
おいちゃんから、「出て行け!」と言われた寅さんは、いたたまれずとらやを飛び出す。

大分は湯平温泉にやってきた寅さん。そこで東京は大丸デパートに勤める螢子(田中裕子)と母の遺骨を納めに故郷を訪れた三郎(沢田研二)と知り合う。螢子が東京へ帰る日、三郎は彼女に向って突然「ぼくとつきおうて下さい!」と無骨な求愛をする。

余りにも不細工な求愛にあきれた寅さんは、三郎相手に模範的な口説き方を伝授することになるのだが……

ロケ地

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