新・男はつらいよ 第4作 ネタバレあらすじ結末・キャスト・登場人物相関図(小林俊一監督作品)

男はつらいよ

第4作 1970年(昭和45年)2月27日公開

キャスト・登場人物

  • 車寅次郎:渥美清(42)
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子(29)
  • 諏訪博:前田吟(26)
  • 車竜造:森川信(58)
  • 車つね:三崎千恵子(50)
  • タコ社長:太宰久雄(47)
  • 御前様:笠智衆(66)
  • 源公:佐藤蛾次郎(26)

  • 川又登:津坂匡章(秋野太作)(27)
  • 泥棒:財津一郎(37)
  • 蓬莱屋:佐山俊二(52)
  • 弁天屋:二見忠男(39)
  • 会沢隆夫(春子の恋人):横内正(29)
  • 吉田医師(春子の父の親友):三島雅夫(64)

マドンナ:宇佐美春子/栗原小巻(ルンビニー幼稚園の先生)(当時25歳)

俳優座のトップ女優。彼女のファンをコマキストと呼んだ。渥美清とはTBS「泣いてたまるか」で共演、シリーズ第4作のほか、第36作『柴又より愛をこめて』でもマドンナを演じている。映画『忍ぶ川』(72年)、『サンダカン八番娼館 望郷』(74年)などに出演。

あらすじ(ネタバレ注意)

名古屋の競馬場
祈りを込めた無印の「ワゴンタイガー」(ワゴンは車、タイガーは寅)がなんと1着でゴールイン!競馬で大穴を当てた寅さんは名古屋からタクシーで柴又へ帰ってきた。競馬で100万円もの大金を手に入れた寅さんは近所中の評判に。

旅行代理店に勤めていた舎弟:登が「とらや」へハワイ旅行のポスターを貼りに来たことから、ハワイ旅行に決定。いつも苦労をかけているおいちゃんとおばちゃんへの寅さんからの心からのプレゼント。
……のはずだった。

旅行当日
血相変えた舎弟:登が駆け込んできて寅さんに耳打ちする。なんと!旅行会社の社長が旅行代金を持ち逃げしてしまったという。
事情を知らないご近所の皆さん方は万歳三唱で見送る。体裁上旅行が中止になたとはいえない面々はとりあえず羽田空港へ向かい、ご近所さんが寝静まった深夜にこっそりとらやへ帰ってきた。このまま数日間息をひそめ居留守と決め込んだ「とらや」面々だったが、二日目に泥棒(財津一郎)に侵入され、格闘の末取り押さえたまでは良かったのだが……
110番通報すれば居留守がバレてしまう。そこで寅さんの機転をきかし一万円を泥棒にあげて帰ってもらうことに。
ところが泥棒は巡回中の警察に職務質問にあい、結局居留守がばれてしまう。メンツを保てない寅さんはそのままプイッと旅に出てしまった……

一ヶ月後
寅さんが柴又に帰ってくると、二階の自分の部屋が他人に貸し出されているという。憤慨して出てこうとする寅さん……
と、そこに二階の下宿人の春子(栗原小巻)が雨の中帰ってきた。ひと目会ったその刹那、ひとめぼれ!恋に落ちた寅さんは、それからというもの、春子の勤めるルンビニー幼稚園で園児たちと一緒になってお遊戯する姿があった。

春子の父親の死
悲しみに暮れる春子を見て、寅さんは春子を慰めようと奮闘努力する。その甲斐もあってやがて春子に笑顔が戻る。
安心した寅さんは商売の旅に出る。

春子の恋人
ある日、春子が恋人(横内正)を連れて来た。来るべき時が来たと観念する「とらや」の面々は、寅さんが帰ってこないことをひたすら願う……その時、めだかの学校を歌いながらご機嫌な様子で寅さんが帰って来た。皆が二階に上がろうとする寅さんを止めようとするが、制止をふり払って二階に上がった寅さんは春子の恋人と鉢合わせすることに。

その夜、傷心の寅さんは再び旅に出る……

ロケ地

  • 愛知県名古屋市・大分県由布岳(ゆふだけ)

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