死後の世界はあるのか!?その真相を科学的に検証する#1423

雑学・豆知識

現代の科学的な視点では、死後の世界の存在を論理的に証明するのはなかなか難しいとされています。しかし、それにはいくつかの興味深い視点が存在します。

宗教や哲学の世界では、死後の世界が存在すると信じられています。宗教によっては、人の魂や意識が死後も存続し、新たな形で存在し続けると考えられています。そんな死後の世界には、さまざまな面白い概念が含まれているんです。

科学的にはまだその存在を裏付ける証拠は見つかっていません。現代の科学は、生物学的な死後のプロセスや脳の活動停止に関する理解を進めてきましたが、死後の意識の継続や霊的な存在についてはまだ謎に包まれているんです。

それでも、個人の信念や経験に基づいて、人々は死後の世界を信じたりすることがあります。科学的な証拠がないからといって、それを否定することはできないですよね。各自の信念や価値観に基づいて、考えることが大切なのかもしれません。

まあ、この問いに対して明確な答えを見つけるのは難しいかもしれませんが、死後の世界の謎を考えること自体が面白い冒険ですよね。さあ、想像力を膨らませて、さまざまな可能性を探求してみましょう!

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「死後の世界はない」ということをあなたは証明できますか?

死後の世界は本当にあるのか?
人はいつしか必ず死を迎え、この世を去っていくと考えられていますが、多くの人はその後の「死後の世界」について、科学的によく理解していません。

人は心臓が止まっても、3分間意識がある!?

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生物学・池田先生>>>

イギリスの大学で、2064人の「心臓が止まった人」を約4年間調査しました。
普通、心臓が止まると20~30秒で血流が止まり、脳機能も停止します。
その後、心臓が動き出すと意識が戻るというのが一般的な学説でした。

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ところが、約3分後に生き返った101人に詳しく調査した結果、39%の人が「3分間の間、意識があった」と回答しました。
その間、臨死体験や幽体離脱を経験したという人もいました。

3さらにすごいのは、「看護師や医者が何をしていたかを覚えていた」ということです。

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心臓が停止しても、3分間は脳が低レベルで活動しているということが言えます。

心停止後の30秒間に、脳は異常な活動をする!?

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脳科学・澤口先生>>>

「心停止後、脳がどんな活動をするか」を、ネズミを使って実験しました。
心停止後、一旦、脳の活動が下がるのですが、死にかけたときに30秒くらい脳活動が活発になります。

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その異常なほどの活発な脳活動のときに、意識が生まれてくる可能性があるといいます。

「死後の世界がある」と証明した脳神経外科医がいる!?

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統合医療・亀井先生>>>

アメリカのハーバード大学で長く准教授を務めた脳神経外科医が、髄膜炎によって大脳の活動が7日間停止しました。

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その間、まず、深い闇の中に落ちて行き、門のようなものをくぐり、暗闇なのに光があふれていて、たとえようもない音楽と光に包まれて、再び生き返りました。
意識が戻ったあと、リハビリを重ねて、脳神経外科医として復帰しました。
その間、自分の体験と臨死体験の研究論文とを引き合わせながら、どれも脳の活動では説明がつかないと論証。
彼は、一度も会った事も見た事もない「亡くなった妹」とあの世で会っていて、後に写真を見て驚いたという経験をしています。

現代医学では、心停止後48時間を超えると脳細胞がほぼ壊死しますが、そのことと、人の意識がなくなることにどういう連携があるかは一切わかっていません。

臨死体験で「死んだ人に出会う」のは、脳科学的に説明できる!?

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脳科学・澤口先生>>>

記憶に関係する側頭葉を刺激することで、過去の人が思い出される場合があるといいます。
心停止後に側頭葉が異常活動することにより、経験が甦る「走馬灯」のような現象が起きるのです。

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今まで、脳科学的に証明できていない臨死体験はないと澤口先生は言います。
澤口先生は、胃穿孔で血を吐いて死にかけ、臨死体験で小川やお花畑を見たり、幽体離脱をして自分の体を上から見下ろしました。

「死と再生」をどの位感じたかで、死への恐怖が変わる!?

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心理学・植木先生>>>

私たちは、生きているけれども「死と再生」を繰り返しています。
たとえば、父親・母親になるということは、ある一つの「死」です。息子・娘時代が終わり、父・母として「再生」するのです。

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「結婚するとか、出産するとか、離婚するなど」を経験するということは、すべて「死と再生」を繰り返していると言えます。
このような「死と再生」の経験を、いかにたくさん意識的に積んだかということが、死ぬことを恐れるかどうかに関わってきます。

フランスで、「死と再生」の経験が多い70代に、「死は怖いか」を調査しました。
戦争などを経験した人は、死を恐れるという回答は少なかったです。
「死と再生」を多く経験すると、死後に対する興味は少なくなる傾向があります。

人は心臓が止まっても、3分間意識がある!?

生物学・池田先生>>>

「死後の世界はあるか?」の問いは、きわめて日本的。
宗教は死後の世界を保障しているから、宗教を信じている人にとっては、死後の世界はあたり前。
キリスト教を信じている人の割合は、フィリピンが約93%、韓国が約29%に対し、日本では約0.8%です。

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こんなに少ない国は滅多にないと池田先生は言います。
外国人にとって、死後の世界があるのは当然の事なのです。
海外では、科学者が「死後の世界」を科学的にしか議論しないという傾向があります。

死後の世界があると考えた方が、心理学的には死を受け入れやすい!?

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心理学・植木先生>>>

心理学的には、死後の世界はあると信じている人のほうが、死を受け入れやすいです。
オックスフォード大学で、がん患者400人と心理カウンセラーが対話し、死ぬまでの気持ちの変化を調査しました。
その結果、どの人も同じような段階を踏みました。

一番最初、「あなたは半年の命ですよ」と宣告されたとき、人は「そんなことはない」「認めたくない」と【否認をする】のが第1段階です。
次に、「なんで俺が!?」「なんで今なんだ!?」と【怒りだす】のが第2段階です。
次は、「延命するためにはどうすればいいのか」と、新興宗教や怪しい健康食品に頼る【取引をする】のが第3段階です。

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最後には、「このまま死んでいこう」と諦め、死を【受け入れる】気持ちになります。
この4段階をみんな踏んでいることがわかっています。
この4段階をスムーズに進むことができる人は、宗教的・神秘的な事に信心深い人でした。

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あの世を信じていない人は、心理的な苦しみが長くなります。

昔の日本人は、死そのものを恐れていない!?

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伝統文化評論家・岩下先生>>>

民俗学の方面から言うと、昔の日本人は、死そのものを恐れていませんでした。
死んだばかりの人の魂を恐れました。
荒魂【あらみたま】(死んだばかりの魂)が祟るのを恐れて鎮めようとしました。

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その魂は、きちんと供養することによって、自分たちを守ってくれる存在になります。
功徳を積むことによって、自分の魂も死んだ後に年2回(盆・正月)戻ってこられると考えられています。

この世と同じ世界が同時並行で動いている!?

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分子技術評論家・山本先生>>>

来世を心で信じている科学者は結構多いです。
頭で理解しているわけではありません。
頭で理解するとしたら、「パラレルワールド」という考え方があります。
ノーベル賞受賞のカリフォルニア工科大学のファインマン先生が、量子力学の計算からそういう可能性を提唱しました。
この世と同じ複数の世界が存在し、我々の世界と重なって、同時並行で動いているという考え方です。

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我々の宇宙と同じものが何個か積層しているといいます。
いま問題なのは、「別の世界に行く扉」だけがみつからないということ。

自分が死ぬ時を知り、心静かに死ぬ人がいる!?

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統合医療・亀井先生>>>

自分が死ぬ時を正確に知っていて、心静かに亡くなる人たちがいます。
有名なのは、空海(弘法大師)が自分の亡くなる日を告げ、弟子に囲まれゆったりとこの世を卒業しました。
実際、亀井先生の患者さんで、そういう人がいたそうです。

その人は大変な苦労をして、一代で事業を起こされた方でした。
脳梗塞を何度か繰り返され、全身の機能が落ちて腸も動かなくなりました。
そのことで、生きるか死ぬかの状態を潜り抜けてようやく全部良くなり、主治医の亀井先生は、来週退院ですと告げようとしていました。

日曜にその人の病室に行くと、全国から集まったたくさんの人がいました。
亀井先生が看護師に聞くと、「お別れの会をしている」とのことでした。

「あれ、来週退院なんだけど」と亀井先生が見ていると、一人一人と握手しながら、「君はこういうところがあるから、こういうところを直していくと、上手くいくと思うよ」とか、「ありがとう、今まで世話になったね」とか、挨拶をしていました。

それで亀井先生が最後に、「来週退院なんですけど」と言うと、握手して、「先生には本当にお世話になった。こうやって思い残すことなく一人一人に声をかけることが出来たのも先生のおかげだ、ありがとう」とおっしゃいました。

そして、突然夜明けにデータが崩れて、退院の日に亡くなりました。

100年後に分かる事を、科学者が霊界に行って聞いていた!?

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脳科学・澤口先生>>>

脳科学の先駆者として有名で、「霊界日記」を書いたスウェーデンボルグは、1720年で既に、神経細胞や大脳皮質など、100年後に分かることを言及していました。

彼は、自分が研究をしていたのではなく、「霊界に行って聞いた」と言っていました。
預言者はみんなそうだといわれます。
預言者の「預」は予測の「予」ではなく、預かる「預」です。
つまり、「神から言われたことをそのまま言う」ということです。

「非存在の証明」は「悪魔の証明」と言われ、「死後の世界がない」という証明はほぼ不可能に近い。

「そこに幽霊がいない」ということを証明できないのです。(S.A.)

[出典:2016年5月18日(水)「ホンマでっか!?TV 」]

 

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