★柳家小さん(五代目)藪医者

柳家小さん(五代目)

はやらない藪医者先生。
あまりにも患者が来ないので考えたあげくに、奉公人の権助をサクラに使うことを思いつきます。
権助に玄関前で患者の使いのふりをさせて「こちらの先生はご名医という評判で……」と大声を張り上げれば、評判が立つだろうという計画。

正直な田舎者の権助は、この策略のせいで間違って患者が来たら可哀そうだと気乗りしませんが、芝居をすることになりました。
「お~頼み申しますでのう~」
玄関先で大声をはりあげる権助に医者は
「これはこれは、いずれから」と応対しますが……

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