★三遊亭圓生(六代目)能狂言

三遊亭圓生(六代目)


江戸で能狂言を見て気に入った田舎大名が、国元へ帰って家臣に演じて見せるように命じるが、田舎者の家臣達は能狂言を知らないので困惑する。たまたま江戸から旅回りで来ていた二人の噺家に率いられて、出鱈目な能狂言を繰り広げる家臣達の騒動を描いた滑稽話である。
3代目三遊亭圓馬が上方落語から東京の6代目三遊亭圓生へ伝えた。近年では6代目三遊亭圓生しか演じた者はいない。
『疝気の虫』と同様に、「演者が実際に舞台から歩き去る」動作で終わるという珍しい型のサゲとなっている。

コメント

  1. 田中 ヒロ子 より:

    落語、大好きです

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