今更聞けないオネエの本音
オネエな男たちに禁断の質問!オネエの裏の顔に迫る!
5人のオネエが本音をさらけ出す!
[出典:asahi.com]
集まっていただいたオネエの皆さんは、2009年ニューハーフ世界一の「はるな愛」(44歳)
大ブレーク中のニュータイプオネエ「GENKING」
GENKING STYLE/GENKING
人気ヘアメイクアーティストで、かつてGENKINGと恋人同士だった「おぐねぇー」(47歳)
ブラッド・ピットなど、ハリウッドスターのメーキャップを担当、化粧品ビジネスで大成功を収めた超セレブオネエ「ピカ子」(44歳)
イケメン過ぎるオネエ、オネメンとして話題ミュージシャン「HIDEKISM」(28歳)
GENKINGから、元「きゃまたん」と紹介されたおぐねぇーは、10年前に一緒に住んでいました。
いつ周囲にオネエと打ち明けた? その時の反応は?
ドン釜ワールドの栗林もえさん(37歳)は、18歳の時に、父親に面と向かって、「ちょっとオカマになるけん」とか言ったそうです。
父親は、「オカマバーでは働くな」と、手術は絶対にしちゃだめと言われたのですが、2ヶ月後くらいに手術したそうです。
CLUBMEMORYの瞳条美帆さん(年齢不詳)は、こうなのよって言ったら、もうお父さんは、出て行ってくれって、もう勘当だ!ってなって、認めてくれるまで7年かかったそうです。
CLUBMEMORYの若菜さん(24歳)は、ちょうど1年くらい前にカミングアウトして、最初は受け入れてくれましたが、徐々に拒絶反応が出て、コート着て体を隠さないと、女性の格好はしちゃいけないと言われて、どんどん居づらくなって喧嘩別れしたそうです。
KUKUA MAHAROの日出郎さん(51歳)は、高一の16歳の時、家に帰ると部屋が整理整頓されていて、ベッドの下に隠してあったゲイ雑誌が見つかり、バーンと積んでありました。
はるな愛は、高一の時、ファミレスで父親に、女として生きて行きたいと告白。
HIDEKISMは、テレビでカミングアウト、それまでは彼女がいたそうです。
ピカ子は、26歳の時に自分がゲイだと気づきました。
きっかけは、ゲイの子に熱烈にアプローチされて、「あっ、いいかも」と思ったそうです。
両親はブエノスアイレスに住んでいて、「アイアム ゲイ」とFAXを送りました。
10日後に父親からFAXで、同性愛も一つの形なので身体に気を付けて頑張れと、数日後に母親から、あなた、精神的な疾患だから、カウンセラーを紹介するから病院に行きなさいと。
その後、母親も理解してくれたそうです。
GENKINGは、2015年3月1日に、テレビの初登場時に、カミングアウトしました。友人たちは、やっと白状したなと言う感じで、親はいまだにやらせでやっていると思っているそうです。
母親はうすうす感づいているみたいです。
ピカ子は、妻帯者に目が行くそうで、好きな人とデートするだけで幸せを感じ、その先は求めないそうです。
はるな愛は、女として見てほしいし、女として付き合いたいのですが、テレビに出ていてみんな知っているので、女性を好きな男性が好き(ノンケ)なので、最初は面白半分でつきあっても、結局は普通の女性が良いとなるそうです。
イジメや差別を受けたことは?
Oh!BooBee BaaBee!のいなりさん(31歳)は、カードで買い物する時に、本名が男の名前なので、盗んだと思われるそうです。「本当にご本人様ですか?」みたいな。
ドン釜ワールドの友森詞音さん(年齢不詳)は、先輩の方が、飛行場でパスポートは偽造だと言われ、入管に連れて行かれて裸にさせられたそうです。
ひげガールの米山ババ子さん(65歳)は、昔は「オネエ」って言ったら、石をぶつけられたりしたそうです。
ドン釜ワールドの来夢さん(30歳)は、差別があっていいと思います。差別化されないと、この仕事やっていけないので。
変わってるから見に来るので、変わってることが儲かるのだそうです。珍しいものでありたいのだとか。
はるな愛は、小学校のときに、女の腐った天ぷらと言われて泣いたのが最初。
中学では、母親に男らしくしないといじめられると言われ、男っぽくしたつもりが、やっぱりいじめられました。
トイレは、始業のベルが鳴ってから行って、遅れて教室に入りました。
プールの授業は、海パンになりたくなくて、いつも休んでいました。
大人になって、マンションの契約も本名で書いて職業を書いたら入居を断られてしまいました。
ピカ子さんは、26歳でゲイだと気づきましたが、振り返ってみると、子どものころから周囲になじめず、楽しい記憶がないそうです。
今は、開けたので楽しいそうです。
GNKINGは、トイレに入るときは、男子トイレも行けず、女子トイレも行けないので、多目的トイレに入ります。
どうしても行けないときは、男友達に囲んでもらって入るそうです。
老後のことはどう考えている?
CLUBMEMORYの星鶴心渚さん(27歳)は、老後が本当に不安です。老人ホームでひっそりできるのが一番だけど、どうなるか先は見えない。
ドン釜ワールドのサキさん(37歳)は、老後は怖くて考えたくないです。独り身の仲の良いオネエの人たちと一つ部屋を借りて住みたいです。
黒鳥の湖のYUKIさん(28歳)は、ホルモン摂取をするので、痴呆がすごくあると思います。ニューハーフ専門の老人ホームを作ってほしいです。
CLUBMEMORYの瞳条美帆さん(秘密)は、ボケたらどうしよう。女としてボケればいいけど、「自分男なのに、なにこのおっぱい」とかなると怖い。
60、70歳になって、髪短く切っておっぱい抜いて、普通に男性として老後を過ごしてる人はたくさんいるんです。生きづらいからじゃないでしょうか。
IVANのオネエ仕分け
IVANによると、ざっくり3種類に分けられるそうです。
①女性的なゲイ
②女装家
③ニューハーフ
女性的なゲイ
心は女性。
見た目は男性。
体は男性。
タレントでは、クリス松村、おすぎ、ピーコ、仮屋崎省吾、真島茂樹、小椋ケンイチ、ピカ子、HIDEKISM
特徴は、几帳面、綺麗好き、気を遣う、また、嫉妬や妬みなどネチネチしたオネエが多い。
好きになる対象は、ゴツゴツの短髪の田舎少年。タイプが被るので、男を争うことが多い。
女装家
心は女性。
見た目は女性。
体は男性。
元々ドラッグクイーンと言われ、ショー的な要素を含む派手な衣装や化粧をした男性。
タレントでは、マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ、ナジャ・グランディーバ、日出郎、GENKING
ストレートな男性を好きになる傾向がある。俗にいうノンケ(女性を好きな男性)。恋を成就させるのは難しい。
ニューハーフ
心は女性。
見た目は女性。
体は女性。
タレントでは、カルーセル麻紀、はるな愛、佐藤かよ、KABA.ちゃん
ニューハーフの方は性同一性なので、生まれてきた時の体と自分の心が一致しない。
手術で体を変える。
付き合う男性も、ゲイの人と付き合うことはなく、好みのタイプもバラバラ。
はるな愛は、年下の可愛いやんちゃな子が好き。
KABA.ちゃんは、韓国系のマッチョなアイドル。
GENKINGは女装家ではなく、中性系だそうです。
スカートは履かない、おっぱいはいれたくない、起きたときの気分で、今日は男、今日は女になるんだとか。
男も女もない象徴になりたいそうです。
実際は、もっとたくさん分類されるそうですが、興味がある方は調べてみてください。(S.A.)
[出典:2015年7月31日(金)放送「ダウンタウンなう」]
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