男はつらいよ 第20作 寅次郎頑張れ! あらすじ・キャスト・登場人物相関図

男はつらいよ

第20作 1977年(昭和52年)12月29日公開


キャスト・登場人物

  • 車寅次郎:渥美清(49)
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子(36)
  • 諏訪博:前田吟(33)
  • 諏訪満男:中村はやと(8)
  • 車竜造:下條正巳(62)
  • 車つね:三崎千恵子(57)
  • タコ社長:太宰久雄(54)
  • 御前様:笠智衆(73)
  • 源公:佐藤蛾次郎(33)

  • 巡査:米倉斉加年(43)
  • 神父:桜井センリ(51)
  • 連絡船船長:石井均(50)
  • 座長:吉田義夫(66)
  • 一座の花形:岡本茉利(23)
  • パチンコ店の客:杉山とく子(51)
  • 島田良介:中村雅俊(26)
    さくらのアパートの近くに住んでいて、博たちと仲良くなり、とらやの二階で下宿することに。仕事は電気工事の作業員で、近所の食堂・ふるさと亭の幸子(大竹しのぶ)に恋をしている。失恋したと勘違いして巻き起こした「とらや爆発騒動」は、第40作『寅次郎サラダ記念日』で、寅さんによって語り草となった。
  • 福村幸子:大竹しのぶ(20)
    柴又にある食堂・ふるさと亭の看板娘。秋田県出身で伯父さん(築地文夫)が経営する店を手伝っている。毎日食事に来る良介の飾らなさに魅力を感じているが……
  • 食堂店主(幸子の叔父):築地文夫(つきじふみお)
    秋田県出身。東京芸術大学卒業。畑中良輔氏に師事。第31回音楽コンクール第2位入賞。「リゴレット」のスパラフチーレでオペラデビュー。

マドンナ:島田藤子/藤村志保(当時38歳)

島田良介(中村雅俊)の姉。長崎県平戸でお土産物屋(とレンタサイクル)を営んでいる。かつて結婚したこともあるが、すぐに離婚。今は一人で店を切り盛りしているが、ファンも多く、教会の神父さん(桜井センリ)も「惚れとる」ようだ。


1961年大映演技研究所に入り、翌年『破戒』(62年)に出演し、各種新人賞に輝く。市川雷蔵の「眠狂四郎」シリーズや、勝新太郎の「座頭市」シリーズなどのヒロインとして時代劇を中心に活躍。1965年の大河ドラマ「太閤記」でねねを演じてお茶の間に親しまれ、映画、テレビ、舞台などで活躍。

あらすじ

寅さんが柴又に帰ると、とらやには「押し売りお断り」の札が。
とらやに下宿中のワット君こと島田良介(中村雅俊)が、初対面の寅さんを押し売りときめつけて警察に通報したことから、てんやわんやの大騒ぎ。

とらやを出ることになった良介はパチンコをしながらアパート雑誌を見ていた。偶然寅さんもパチンコをしていたが、なかなかあたりが出ないことに愚痴をこぼしていたところへ、良介が玉をくれたことで 一緒にお酒を飲み仲直りした。その後酒を酌み交わした後二人はとらやに戻った。

寅さんは、良介がいつも通っている食堂「ふるさと亭」の幸子(大竹しのぶ)に片思いをしていることを見破り、デートのコーチをすることに。

ところがデートはうまくいかず。帰りの電車賃まで幸子に借りてしまう始末。

ある夜、幸子が母の具合が悪いという電話を受けた後、良介と食堂で会うと、思いつめた良介は「俺と結婚してくれ」と言う。幸子は母のことで気が動転ところに配慮のない突然のプロポーズに激怒する。振られたと勘違いした良介はガス自殺を計ろうとして、とらやの二階は大爆発!

警察の取り調べの後すぐ、良介は長崎の平戸に帰郷した。寅さんも後追いで平戸へ向かうことになった。その惨めな姿を見るに見兼ねた寅さんが大活躍するのだが、寅さんは良介の姉・藤子(藤村志保)に出あったとたんに一目惚れをして、平戸島にある藤子の土産店と貸自転車屋を手伝うまでになる。

数日後、柴又に戻った幸子はとらやを訪れ、良介に会いたいと来たが、二人の間に何かがあったのではとさくらは涙を流していた幸子に理由を聞いたところ、良介は失恋していなかったことが判明。

良介は幸子と柴又で再会、結婚話は急転したが、寅さんの藤子への想いはそうはいかなかった……

ロケ地

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