映画 天空の蜂(てんくうのはち) 2015年9月12日(土)全国公開!
1995年8月8日。巨大ヘリコプター『ビッグB』が、何者かにハイジャックされた。機内に取り残された一人の子供を乗せたまま、爆発物を搭載した無人のヘリは遠隔操作され、原子力発電所の真上で静止する。
『天空の蜂』と名乗る犯人の要求は、日本全ての原発の破棄。見えない敵との緊迫の攻防戦と、前代未聞の救出作戦の行方は?
そして明かされる、計画の裏に隠された驚愕の犯行の目的とは!?
ヘリ墜落まで、8時間!
大切なものを守り抜くために、
命を懸けたカウントダウンが始まった……
原作・東野圭吾
数々のベストセラーを世に発表し、ドラマ化、映画化がされている東野圭吾さんが、1995年に発表した小説「天空の蜂」が原作です。
テロリストによって奪われた巨大ヘリが、原子力発電所の真上に静止させられるという「原発テロ」事件。
20年に渡って、”絶対に映像化は出来ない”と言われてきた作品を、『TRICK』シリーズ、『20世紀少年』、『SPEC』シリーズなどのヒットメーカー、堤幸彦監督が完全映画化!
映画『天空の蜂』予告編
映画『天空の蜂』8日間限定配信冒頭13分特別映像
ネタバレ・あらすじ
1995年8月8日。
朝早く、湯原一彰(江口洋介)は、妻・篤子と、小学生の息子の高彦を連れて、愛知県小牧市にある、錦重工業小牧工場に来た。
湯原が設計・開発した、最新鋭の超巨大ヘリを海上自衛隊に正式納入を控えた試験飛行に、他の社員同様、家族を呼んだのだ。
(映画では、湯原夫婦の間は冷え切っており、別居を考えているようす)
湯原の同僚、山下も、妻・真知子と息子の恵太を連れて来ていた。
恵太より一つ年上の高彦は、母たちに内緒で試験飛行場の第三格納庫に侵入。
恵太も、高彦と一緒に入っていった。
高彦と恵太が操縦席に座っていると、突然ヘリコプターが動き出した。
遠隔操作によって操縦されたヘリは、格納庫を出て滑走路へ。
異変に気付いた湯原が、あわてて外に飛び出し、ヘリの中に高彦と恵太が乗っていることを知る。
高彦は恵太を湯原に向かって投げ、無事にキャッチ。
高彦に向かって飛び降りろと叫ぶ湯原、しかし、高彦を乗せたまま、ヘリは行ってしまった。
(原作では、山下の息子の恵太が残ってしまう)
最新鋭の超巨大ヘリ、ビッグBは、高彦を乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した!
ヘリを遠隔操作してハイジャックするという驚愕の手口を使った犯人は、「天空の蜂」と名乗り、”日本全土の原発破棄”を要求してきた。
従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言!
機内の高彦の父親であり、ビッグBを開発したヘリ設計士の湯原と、湯原と同期であり、原発の設計士の三島(本木雅弘)は、上空に取り残された高彦の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は、原発破棄を回避しようとする……
その頃、「ビッグB」と原発を開発した、重工業総務課に勤める三島の恋人、赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に家宅捜索の手が伸びる中、密かに恋人の無事を祈っていた……
一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、「ビッグB」を奪った謎の男、雑賀(綾野剛)の行方を追跡。
聞き込みを続けると、衝撃の真相が明らかに……
出演者・キャスト人物相関図
江口洋介:湯原役
原作では、湯原一彰(ゆはらかずあき)
錦重工業航空機事業本部
奪取された新型ヘリコプターの設計士、開発責任者
本木雅弘:三島役
原作では、三島幸一(みしまこういち)
湯原と同期の錦重工業の原子力技術者、原発「新陽」の設計士
仲間由紀恵:赤嶺役
原作では、赤嶺淳子(あかみねじゅんこ)
錦重工業航空機事業第一開発部エンジン開発一課
入社10年目 三島の恋人
綾野剛:雑賀役
原作では、雑賀 勲(さいかいさお)
元自衛隊員 巨大ヘリ(ビッグB)を奪った犯人
光石研:佐久間役
福井県消防本部:特殊災害課長。
佐藤二朗:今枝役
福井県警 警備部長
やべきょうすけ:根上役
航空自衛隊員 ヘリ操縦士
永瀬匡:上条役
航空自衛隊救難員2等空曹
高彦救出に向かう自衛隊員
竹中直人:芦田役
警察庁長官
柄本明:室伏役
ベテラン刑事
落合モトキ:関根役
新米刑事 室伏の部下
手塚とおる:高坂役
愛知県警捜査一課の刑事
松島花:野村役
愛知県警捜査一課の刑事
國村隼:中塚役
高速増殖炉「新陽」発電所所長
石橋蓮司:筒井役
原子炉核燃料開発事業団「炉燃」理事長
石橋けい:篤子役
湯原の妻、高彦の母
向井理:高彦役(成人)
事件から16年後、2011年の日本で救助活動に向かう自衛隊員
カゴシマジロー
前川泰之
松田悟志
森岡豊 他
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