三本締め!掛け声・挨拶・口上/一本締めと一丁締めの意味と違い#1874-1229

雑学・豆知識
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日本の美しき伝統 ザ・手締め!

手締め(手打ち)とは、物事が無事に終わったことを祝し、参集者一同が指名された者の音頭にあわせ一定の律動で打ち鳴らす手拍子のこと。

手締めが行われるシーンは様々だが、主に結婚披露宴やお祭りイベントなどの式典の最後に執り行われる。(お開き、終了の合図の意味も含む)

手締めの意味とその成り立ち

語源は『手打ちによりて締める』に由来する。関西地方では、『手締め』を『手打ち』というのが一般的である。

『手締め』とは、本来イベントを主催した(取り仕切った)した胴元(元締め)が、協力者(スタッフ)に対して、つつがなく滞り無く無事に終了したことを、感謝することである。

つまり手締めをするのは頭(かしら)の勤めであるはずなのだが、現代では(一般的には)来賓者に音頭をとることを依頼することが通例となっているようだ。

もし、あなたが『手締め』の音頭をとることを指名されても断るべきなのだが、現実は本来の意味からズレてしまっているので、無下に断らないでここはひとつオトナの対応で、受けるべきであろう。

当然、前口上はこうであらねばならない。

「ええ~、まことに僭越ではございますが、ご指名にあずかりましたので手締めの音頭を取らせていただきます」

この口上があるからこそ、胴元(元締め)でない来賓が手締めの音頭をとることが出来るのである。

手締めの種類/江戸締め・大阪締め

単に『手締め』といっても、地方によって形態が異なる。
大きく分類すると、江戸締めと大阪締めに分かれる。日本で広く流布されているのは江戸締めであり、手締めといえば江戸締めのことを指す。

また、江戸締めは『一本締め』と『三本締め』の種類がある。

拍数の「3回・3回・3回・1回」は3回の拍が3回で九になり、もう1回手を打つと九に点が打たれて「丸」になり「丸く納まる」の意味になるからとも言われている。

[出典:Wikipedia]

一本締め&三本締め

一丁締め

一つ目上がり(上り締め・五本締め)

大阪締め(大阪打ち)

博多手一本(博多一本締め)


よぉお!  パン パン
ぃまひとつ!  パン パン
ぃよぉてさんど! パパン パン

伊達の一本締め



いよぉお! パパパン
いよぉお! パン!

【亜流】三連締め【邪道】


声優田村ゆかり考案の、もはや手締めの意義すら無視している単なるクラップ遊び。
これを手締めとするのはご先祖様に申し訳ない……
いよぉ!  パパパ パパパ パパパ パン

これを三連締めと名付けるのはおかしいと思わない人は手締めの意味を知らないからである。
若し、どうしても三連締めを創りたいのなら、拍子は下記の通りになるはずじゃ!

いよぉ!  パパパ パパパ パパパパ パパパ パパパ パパパパ パパパ パパパ パパパパ  パパン!

わかるかな?
わかんねだろなぁ(千歳)

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