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女性警察官の〇〇な裏話 #1,597-0711

雑学・豆知識

更新履歴:2026年07月11日(土)

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女性警察官の仕事と私生活――元警察官が語った知られざる現場

警察組織は、長く男性中心の職場と見られてきました。しかし、女性警察官の数は着実に増えています。

警察庁の「令和7年警察白書」によると、2024年度に採用された女性警察官は1,852人。新規採用者全体の24.8%を占めました。2025年4月1日現在、都道府県警察で警部以上の階級にある女性警察官も912人に達しています。

女性警察官の仕事は、交通、地域、安全相談だけではありません。現在では、刑事捜査、暴力団対策、警衛・警護など、ほぼすべての分野に広がっています。

この記事では、2015年4月24日放送の「ダウンタウンなう」に出演した元女性警察官たちの証言を振り返ります。

以下は、出演者個人の在職当時の体験談です。警察庁が公表している全国統一の制度とは限らず、現在の運用と異なる可能性があります。

恋愛事情――交際相手を上司に報告することがあった

鴫原智美さん(当時42歳) 元警視庁・交通課勤務

番組では、警察官に交際相手ができた場合、名前、生年月日、職業、家族構成などを上司へ報告することがあったと語られました。

警察官が反社会的勢力などから情報収集の標的にされるのを防ぐことが理由だと説明されています。男性警察官についても、同様に交際相手を報告することがあったそうです。

ただし、交際相手や結婚相手をどこまで調査するかについて、全国一律の基準を示した公開資料は確認できません。「結婚時に6親等まで調べる」「交際を認められなければ別れなければならない」という話は、番組出演者の体験談として扱う必要があります。

また、車の購入時にも報告を求められる場合があり、収入に見合わない高額な買い物ではないか確認されたとの証言もありました。

性犯罪捜査――女性警察官が被害者対応を担う

萩原昌代さん(当時32歳) 元千葉県警・生活安全課勤務

性犯罪事件では、女性警察官が被害者から事情を聴いたり、捜査に立ち会ったりすることがあります。

番組では、女性警察官が被疑者に逮捕状の内容を読み上げる場合や、人形を使って事件当時の状況を確認する場合があると紹介されました。

なお、「女性警察官に逮捕状を読ませて被疑者に屈辱を与える」という説明は、公的な捜査方針として確認できません。現在の警察庁資料では、女性警察官の役割として、性犯罪やDV事件の捜査、被害者支援などが挙げられています。

そのほか、番組では次の仕事も紹介されました。

  • 男性警察官とカップルを装って尾行する
  • 捜索の際、台所や生活用品などを細かく確認する
  • 女性被疑者の身体検査や監視を担当する

ドラマでは手錠を勢いよくかける場面がありますが、実際には相手を不必要に傷つけないよう慎重に扱うという証言もありました。

表彰の副賞――現金より文房具だったことも

林ひかるさん(当時59歳) 元愛知県警・交通課勤務

番組では、交通違反の摘発などで成果を上げた際、少額の報奨金や記念品が支給されることがあったと語られました。

出演者によると、金一封が300円だった例や、大学ノート、ボールペンなどを受け取った例もあったそうです。金額そのものより、表彰歴が昇任や人事評価の材料になる点に意味があったといいます。

一方、殉職した警察官の遺族に対しては、公務災害補償や賞じゅつ金など、複数の制度に基づいて給付が行われます。番組では「県警から1億円」という体験談が紹介されましたが、給付額は事案や適用制度によって異なるため、一律に1億円が支払われるわけではありません。

捜査の本音――勤務終了間際に証拠が見つかると大変

レイネン英子さん(当時44歳) 元警視庁築地署・地域課勤務

番組では、捜索や所持品検査をするとき、「何も見つからないでほしい」という気持ちが頭をよぎることがあると語られました。

これは犯罪を見逃したいという意味ではありません。盗品などを発見すれば、発見時の状況、場所、保管方法などを記録し、その後の手続きを進める必要があります。勤務終了間際に事件処理が始まれば、帰宅時間が大幅に遅れることもあるという、現場の率直な本音です。

結婚事情――警察官同士の結婚が多かった

橘真理さん(当時40歳) 元千葉県警・生活安全課勤務

出演者によると、女性警察官の結婚相手は警察官であることが多く、本人も警察官と結婚したといいます。

夫婦が同じ職場で勤務しないよう、結婚後に勤務先を分けられる場合があるとも語られました。番組では、これを「結婚転勤」と呼んでいました。

一方、「不倫が発覚すれば必ず退職になる」という証言については、全国一律の規則としては確認できません。実際の処分は、信用失墜行為、職務への影響、相手との関係など、個別の事情によって判断されると考えるべきです。

服装――華美にならないことを求められた

番組では、制服の下から透けないよう、白やベージュの肌着を着用するよう指導されたという話も出ました。

ただし、「男性警察官を刺激しないため」という説明は出演者の表現です。現在の職場規定として確認できる説明ではなく、制服の品位や身だしなみを保つための指導と分けて考える必要があります。

採用試験――身体検査はどう行われるのか

皇宮警察の採用試験では、身体測定や健康診断が実施されます。番組では、出演者の受験当時、予告なく下着姿で検査を受けたという体験が紹介されました。

ただし、これは過去の個人証言です。現在の採用試験でも同じ方法が採られていると断定することはできません。

暴力団捜査――現場に溶け込む服装を選ぶことも

番組では、暴力団捜査を担当する捜査員が、捜査対象に警戒されないよう、あえて強面の服装を選ぶ場合があると紹介されました。

かつての典型的なイメージとして挙げられたのが、パンチパーマ、ダブルスーツ、セカンドバッグ、数珠、薄い色のサングラスなどです。

女性警察官が暴力団捜査に加わり、状況に応じて関係者を装う場合があるとの証言もありました。現在、女性警察官の職域は暴力団対策を含むすべての警察分野に広がっています。

警察の競技会――職務質問や広報技術を磨く

警察には、職務質問の技能を競う大会や、実際の場面を想定した訓練があります。

相手が非協力的な場合に、どのように声をかけ、会話を続け、不審点を確認するのか。強引に問い詰めるのではなく、相手の反応を見ながら協力を得る技術が求められます。

雑踏警備で話題になった「DJポリス」の広報や、子ども向け防犯教室で使われる腹話術なども、警察官が磨いている伝達技術の一つです。

私生活――警察官は勤務時間外も警察官なのか

番組では、結婚式でも二次会へ行かないよう指導されたという証言がありました。酒席で問題を起こし、警察官としての信用を損なうことを避けるためだったと説明されています。

ただし、これもすべての警察官に適用される全国一律の禁止規定とは確認できません。所属先、時代、上司の指導によって運用が異なった可能性があります。

女性警察官を取り巻く環境は10年で変わった

この番組が放送された2015年から、警察組織の女性登用は進みました。

警察庁によると、女性警察官は捜査、暴力団対策、警衛・警護を含む全分野で勤務しています。2025年4月1日現在、警部以上の女性警察官は912人に達しました。

一方、この記事で紹介した話の多くは、出演者が在職していた時代の体験です。興味深い内部証言ではありますが、それだけで現在の警察組織全体を語ることはできません。

「元警察官がテレビで語った話」と「現在確認できる公式制度」を分けて読むことが必要です。

番組出典:2015年4月24日放送「ダウンタウンなう:かつて警察官だったオンナたち」
統計・制度確認:警察庁「令和7年警察白書」

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