プロフィール
9代目春風亭 小柳枝(1936年〈昭和11年〉1月18日 – )は、落語芸術協会所属の落語家、同協会理事。
東京都新宿区出身。本名、臼井 正春(うすい まさはる)。出囃子は『梅は咲いたか』。主に古典落語を演じる。
5代目春風亭柳昇門下では総領弟子の位置にいるが、元は4代目春風亭柳好門下である。
略歴
大学入試失敗後、航空写真測量の会社で営業のサラリーマンとして10年余り勤務。
この頃、趣味として落語を聴いたり新劇を観たりした。新劇の役者としてNHKのラジオドラマに出演したこともある。
1965年5月 – 29歳で4代目春風亭柳好に入門し、「笑好」を名乗る(柳好も29歳で入門した)。
1968年9月 – 笑好のまま二つ目昇進。
1976年 – 5代目春風亭柳昇門下に移籍し、「鶏昇」に改名。NHK新人落語コンクール優秀賞を受賞。
1978年10月 – 真打昇進し、9代目「小柳枝」を襲名。
1991年 – 第46回文化庁芸術祭賞受賞。
2013年 – 第68回文化庁芸術祭賞大賞受賞。
人物
実際にはそのような事実はないにもかかわらず、団地上階の住人から「妻と浮気をしている」と勘違いをされて、包丁で襲われたことがある。
9代目小柳枝自身が犯人を取り押さえて警察に引き渡したが、相当の傷を負った。
しかし、財団法人大宅壮一文庫のデータベースと雑誌目録では、この事件も8代目がやったことになっている(もちろん濡れ衣である)。
テレビドラマ
家族の裏事情 第4・8話(2013年、フジテレビ) – 秋月亭唐楽 役
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