男女で見え方が違う?またもや視覚ネタが話題になってる件
はじまりは、いつもここから…
【話題の画像】男性は「左が白・右が黒」、女性は「左が黒・右が白」と認識するらしい http://t.co/MRPuJy5GKW
— ツイナビ (@twinavi) 2015, 5月 9
疑惑の画像がコレ!
↑こにこ2つのコースターがあります。あなたは左右それぞれ何色に見えますか?
さて、あなたはそれぞれ何色にみえましたか?
男性は左が白で右が黒、女性は左が黒で右が白と認識するらしい?
これに対して、ネット上では様々な意見が飛び交いました。
そして、もっともらしい解説までもが飛び出す始末。
男は視野が狭く、女は視野が広いetc…
そもそも、これ色彩認識や男女脳の違いの問題ではなくって、
デザインとして、マークを中心に見るか、背景を中心に見るかの違いなんです。
もともとこれは【黒と白】ではなく、【濃いグレーと薄いグレー】でデザインされたコースターです。
白だ!いや、黒よ、ちゃうちゃう白でんねん…
と、何を基準にしてモノをみているかハッキリしないのに、あーだこーだといっても埒が明きませんね。
どうしても、白だ黒だと議論したい方のために、モノクロ画像をご用意いたしました。
これだと、思う存分白黒ゲームができそうですね。
おそらく、こんなシチュエーションです。
それは、2つコースターデザインを手がけているときのこと。
左をA案、右をB案と区別していましたが、
それより、色で区別したほうが分かりやすいんではないか、
ということでそれぞれ色で区別したことから始まりました。
デザイナーは男性で、左を黒、右を白としました。
Cのマークが黒か白かで区別したわけです。
ところが、女性マネジャーが、(マークと模様以外)の下地の色で認識したため、左を白、右を黒としたことにより、
デザイナーとマネジャーと間の認識の違いから、コミニュケーションのスレ違いが起きてしまい、
とっても気まずい雰囲気になりました。
マネジャーが「じゃボブ、クライアントは白がお気に入りだから、それで完成させて!」と、背景が白のA案に対してゴーサインを出しました。
ボブは「オッケー!メアリー、じゃ白で完成させるよ」と、右のデザイン、つまりマークが白の、B案で完成に取り組んだのです……
納品の日、メアリーは完成品を見て仰天!
「ボブ!なによコレ!違うじゃない!なにやってるのよ、これ黒じゃない!」
「はあ?あんたが白っていうから徹夜してやったのに、違うっていったいなんなんだよッ!なんて日だ!」
「これは黒よ!」
「いや、白だ!」
こうして、これまで費やした時間とお金が無駄になりました……
マアこれは、妄想ですが。
この白黒論争にシロクロつけます!
つまりこの白黒論争は、男だの女だの、ひところ話題になった『白金✕青黒ドレス論争』のとはまた違った論争で、男女の見え方の違いではなく、単なるコミニュケーション不足の問題なのです。
マーク(と模様)の色が白なのか黒なのか(または下地が白か黒か)の問題で、男女の見え方の違いでもなんでもないのです。
これから、学べることはたくさんありますよね。
学校でも会社でも、自分と他人の認識は違うということを意識すれば、スレ違いがなくなります。
男女の認識の違いだから仕方がないという理由で、ボブとメアリーのコミニュケーション問題として片付ける方が、問題がありますよね。
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面積で見れば一目瞭然