禁演落語

コラム

★禁演落語五十三種・演目一覧

更新履歴2026年5月30日(土):全演目に通し番号を追加。内部リンク完了。禁演落語五十三種とは戦時中の昭和16年10月30日、時局柄にふさわしくないと見なされて、浅草寿町(現台東区寿)にある長瀧山本法寺境内のはなし塚に葬られて自粛対象とな...
柳家小三治(十代目)

おはらい(厄払い)あらすじ解説|禁演落語・与太郎が東方朔を読めずに逃亡する正月噺

「おはらい」(厄払い)は禁演落語53種の正月噺・与太郎噺。大晦日の厄払いの口上を覚えられない与太郎が「東方朔(とうぼうさく)」で詰まって逃亡。「逃亡(とうぼう)」のサゲが軽快。柳家小三治の十八番を動画付きであらすじ・解説・語注まで詳しく紹介。
三遊亭圓生(六代目)

白木屋(城木屋)あらすじ解説|禁演落語・初代三笑亭可楽の三題噺・東海道尽くしの逃走劇

「白木屋」(城木屋・お駒丈八)は禁演落語53種の人情噺。江戸一番の美女お駒に邪恋した醜男番頭丈八の逃走を「東海道尽くし」の言い立てで描く三題噺。初代三笑亭可楽作・実話が元ネタ。サゲは「府中(不忠)者」。三遊亭圓生の動画付きで解説。
落語

にせ金(贋金)あらすじ解説|禁演落語・酔った士族に無理難題を言いつけられた道具屋の艶笑噺

「にせ金」(贋金・酒の癖)は禁演落語53種の艶笑噺。大酒飲みの士族が道具屋に酔って無理難題を押しつけ、翌朝すっかり忘れて逆に53円を払う羽目になる。廃れた珍品演目の全あらすじ・語注・歴史的背景を詳しく解説。
春風亭一之輔

不動坊(ふどうぼう)あらすじ解説|禁演落語・嫉妬した仲間が偽幽霊で脅しにかかる滑稽噺

「不動坊」(不動坊火焔・幽霊稼ぎ)は禁演落語53種の幽霊噺。講釈師の未亡人と結婚した男を妬んだ仲間が偽の幽霊で脅す大騒動。屋根の上の四人組と宙吊りの幽霊が生む笑いが絶品。桂米朝・小三治・春風亭一之輔が手がける人気演目を動画付きで解説。
三遊亭圓生(六代目)

庖丁(包丁)あらすじ解説|禁演落語・偽装間男が逆転される滑稽な間男噺

「庖丁」(包丁・包丁間男)は禁演落語53種の間男噺。女房を追い出すため弟分を使った偽装間男を企てた男が、弟分の裏切りで逆に追い出される逆転の滑稽噺。「天網恢々疎にして漏らさず」のマクラが定番。圓生・桂文珍の動画付きであらすじ・解説を紹介。
落語

つづら間男(葛籠間男)あらすじ解説|禁演落語・五街道雲助の秘蔵噺・人情と機知が光る間男噺

「つづら間男」(葛籠間男・つづらの間男)は禁演落語53種の間男噺。博打の借金を抱えた亭主が女房の間男を知りながら、つづらごと質屋に担ぎ込む人情と機知の一席。速記なし・五街道雲助の秘蔵噺。あらすじ・サゲ・解説を詳しく紹介。
笑福亭松鶴(六代目)

三人息子(三人兄弟)あらすじ解説|禁演落語・二階謹慎を脱走して廓に行った三兄弟の滑稽噺

「三人息子」(上方では「三人兄弟」)は禁演落語53種の廓噺。揃っての極道者の三兄弟が謹慎中の二階を脱走して廓へ。「正直に遊びに行ったと言った三男が跡継ぎに選ばれる」サゲが効く。笑福亭松鶴の動画付きであらすじ・解説を紹介。
三遊亭圓生(六代目)

一つ穴(ひとつあな)あらすじ解説|禁演落語・妾宅乱入で双方から畜生扱いされる権助の悋気噺

「一つ穴」(ひとつあな)は禁演落語53種の悋気噺・権助噺。妾を尾行した権助が女房を妾宅に案内し、大騒動の果てに旦那から「犬」・女房から「一つ穴の狐」と双方から畜生扱いされるサゲが絶妙。六代目三遊亭圓生の動画付きであらすじ・解説を紹介。
桂文朝

悋気の独楽(りんきのこま)あらすじ解説|禁演落語・本妻の嫉妬と小僧の右往左往が笑いを生む

「悋気の独楽」(りんきのこま)は禁演落語53種の滑稽噺。妾を囲う旦那・嫉妬する本妻(御寮さん)・両方から懐柔される小僧定吉の三者関係が笑いを生む。三ツ紋の独楽・辻占独楽・喜撰の別題も。桂文珍・三遊亭兼好の動画付きであらすじ・解説を紹介。
三遊亭鬼丸

目ぐすり(目薬)あらすじ解説|禁演落語・字の読み違いで起きる艶笑噺の傑作

「目ぐすり」(目薬・め尻に付けべし)は禁演落語53種の艶笑噺。字が読めない夫婦が目薬の効能書きを誤読し「女のしり」に薬を塗る。芋が伏線になるサゲが絶妙。露の五郎・春風亭小朝・三遊亭鬼丸の動画付きであらすじ・解説を紹介。
桂春團治(三代目)

親子茶屋(おやこぢゃや)あらすじ解説|禁演落語・説教する親も極道だった上方の茶屋噺

「親子茶屋」(おやこぢゃや)は禁演落語53種の上方茶屋噺。遊び好きの息子を説教した親旦那が、自分も極道で同じ茶屋で鉢合わせ。「狐釣り」の見せ場と「博打はいかんぞ」のサゲが効く。桂米團治・桂米朝一門の十八番を桂文珍の動画付きで解説。
落語

万歳の遊び(まんざいのあそび)あらすじ解説|禁演落語・三河万歳の才蔵が吉原で正体を現す廓噺

「万歳の遊び」(まんざいのあそび)は禁演落語53種の廓噺・正月噺。三河万歳の太夫と才蔵が吉原に繰り込むが、酔った才蔵が万歳の節を歌い出して芸人とばれる。「太鼓」と「鼓」を掛けたサゲが効く。三河万歳の衰退とともに廃れた稀少演目を解説。
落語

三助の遊び(さんすけのあそび)あらすじ解説|禁演落語・湯屋の釜焚きが遊郭でしくじる廓噺

「三助の遊び」(さんすけのあそび)は禁演落語53種の廓噺。湯屋の釜焚き・三助が遊郭で下手な都々逸を披露して振られ、別の遊里へ乗り込む滑稽噺。初代柳家小せん・五代目古今亭志ん生の演目だが、三助という職業の消滅とともに廃絶。あらすじ・解説を紹介。
落語

とんちき あらすじ解説|禁演落語・嵐の夜の吉原で二人の客が女郎に転がされる廓噺

「とんちき」は禁演落語53種の廓噺。嵐の晩を狙って吉原に上がった二人の客が、同じ女郎に同じ手口で転がされ、互いを「あのばか」と見下すサゲが効く滑稽噺。初代三遊亭円遊の十八番で「五人廻し」の派生。あらすじ・解説を詳しく紹介。
落語

三人片輪(さんにんかたわ)とは|禁演落語・狂言を原話とする廃絶した廓噺

「三人片輪」(さんにんかたわ)は禁演落語53種の廓噺。狂言を原話とし、障害を装った三人が吉原で化けの皮を剥がされる噺。内容上の理由から戦後復活せず現在は廃絶。あらすじ・原話・現代における位置づけを芸能史の記録として解説する。
古今亭志ん生(五代目)

二階ぞめき(にかいぞめき)あらすじ解説|禁演落語・二階に吉原を作った若旦那の廓噺

「二階ぞめき」(にかいぞめき)は禁演落語53種の廓噺。吉原通いが止まない若旦那のために番頭が家の二階を吉原そっくりに改造する奇想天外な設定。志ん生が生涯最多口演した演目で談志・小満んも名演を残す。あらすじ・解説を動画3本付きで紹介。
落語

あわもち(粟餅の女郎買い)あらすじ解説|禁演落語・与太郎が吉原の座敷で引き起こした騒動

「あわもち(粟餅の女郎買い)」は禁演落語53種の廓噺。吉原の座敷に持ち込んだ粟餅を「別のもの」と勘違いさせ、「食べる前にお初に上げた」というサゲで締める。上方の「けんげしゃ茶屋」と同工の一席。あらすじ・解説・成立を詳しく紹介。
五街道雲助

白銅(はくどう)・五銭の遊び~あらすじ解説|禁演落語・五銭で吉原に上がった男の廓噺

「白銅」(白銅の女郎買い・五銭の遊び)は禁演落語53種の廓噺。片手を見せて五十銭と誤解させ、たった五銭で吉原に上がった男の話。「面の皮が厚い」「俺は薄くない」のサゲが絶妙。五代目古今亭志ん生の十八番を動画付きであらすじ・解説を紹介。
落語

廓大学(くるわだいがく)あらすじ解説|禁演落語・儒学パロディーの廃絶廓噺

「廓大学」(くるわだいがく)は禁演落語53種の廓噺。儒学の経典「大学」を吉原ガイドブック「吉原細見」にすり替えて親をケムに巻く知的パロディー。初代柳家小せんの十八番で、現在は廃絶に近い稀少演目。あらすじ・サゲ・解説を詳しく紹介。